ファイナルファンタジー XIVはサービス開始から、なんどか大型の拡張パッケージをリリースしています。
そして、2024年7月2日(火)から新たな大型拡張パッケージの「黄金のレガシー」がリリースされました。
今回の記事ではベンチマークを実際に実行し、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」の推奨スペックを探るために、グラボことに検証していきます。
最後におすすめのゲーミングPCについても紹介します。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーとは
ファイナルファンタジー XIVは下記のように、過去何度か拡張パッケージをリリースしています。
リリース日 | 拡張パッケージ |
---|---|
2013年 | 新生エオルゼア |
2015年 | 蒼天のイシュガルド |
2017年 | 紅蓮のリベレーター |
2019年 | 漆黒のヴィランズ |
2021年 | 暁月のフィナーレ |
2024年 | 黄金のレガシー |
「黄金のレガシー」は、2024年6月28日(金)にリリースされた最新の拡張パッケージです。
様々な要素の追加や変更点がありますが、一番の注目点は「グラフィックの強化」です。
草の密度や岩のテクスチャなどの質感が過去のバージョンよりアップし、よりリアルなグラフィックに生まれ変わりました。
それに伴い、グラフィックの設定項目が増えました。
特に注目なのが、DLSS 2.0やFSR 1.0といったアップスケーリングへの対応です。
アップスケーリングは、低い解像度で荒れた映像を超解像度技術で補正する技術のことです。この設定を有効にすることで、映像の品質を維持したままフレームレートの向上が期待できます。
FSRは基本的にどのグラボでも使用可能ですが、DLSSはNVIDIAのRTXシリーズのグラボしか使用できません。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのシステム要件について
推奨動作環境 | 必要動作環境 | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-9700 以上 | Intel Core i7-7700 以上 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2060以上 AMD Radeon RX 5600 XT 以上 | NVIDIA GeForce GTX 970 以上 AMD Radeon RX 480 以上 |
メモリ | 16GB | 8GB |
ストレージ | SSD 140GB 以上 | HDD 140GB 以上 |
OS | Windows 10 64 bit, Windows 11 64 bit | Windows 10 64 bit, Windows 11 64 bit |
画面解像度 | 1920 x 1080 | 1280 x 720 |
フルHDの推奨環境を見ると、GPUはRTX 2060などが要求され、当時でもエントリークラスだったグラボでも十分動きそうです。
CPUはCore i7-9700が要求されます。最低でも4コア8スレッドで、そこそこの性能のCPUであれば問題なさそうです。
軽くはないし、決して重すぎないという程々なスペックが要求される印象です。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのグラフィック設定について
グラフィックのプリセット
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのグラフィック設定です。グラフィックのプリセットは、「最高品質」、「高品質(デスクトップPC)」、「高品質(ノートPC)」、「標準品質(デスクトップPC)」、「標準品質(ノートPC)」の5種類があります。
「最高品質」と「標準品質(ノートPC)」を比較します。
「標準品質(ノートPC)」になると、グラフィックスの質が明らかに低下します。草木が生えなくなるなど、全体的に背景は簡素になります。さらにキャラの影がなくなるので、チープな印象があります。
せっかくのPC版なので、「最高品質」でのプレーをおすすめします。
アップスケーリング
アップスケーリングは、DLSS、FSRの2種類が用意されています。
そのほか設定できるのが、「適用するフレームレートのしきい値」です。
これは「一定のfps(30fps or 60fps)を下回った時にのみアップスケーリングを適用する」か、それとも「常にアップスケーリングを適用する」かという設定です。
「一定のfps(30fps or 60fps)を下回った時にのみアップスケーリングを適用する」に設定すると、その目標とするfps(30fps or 60fps)を下回ったときのみ、アップスケーリングが適用されます。
「常に適用する」を選択すると、常にアップスケーリングが適用されます。
ただ、分かりづらいのがFSRを設定したときです。
DLSSを設定したときと違って、FSRの場合、自分で解像度スケールを設定する必要があります。もしここの項目が100で、ダイナミックレゾリューションがオフだと、アップスケーリングが事実上設定されないことを意味します。
自分が調べた限り、FSRでスケールを50にした場合と、DLSSで「常に適用」にした場合で、内部解像度はほぼ同じ値に設定されるそうです。
つまり、DLSSで「常に適用」にした場合と同じ効果を得たい場合、FSRではスケールを50に設定する必要があります。
アップスケーリングを何も設定していない場合と比べると、DLSSやFSRはボケ感やジャギー感が目立ちます。
ただ、DLSSとFSRを比較した場合、明らかにFSRのほうがジャギー感やボケ感が目立ちます。
上記の表はRTX 4070 Ti SUPERを用いて、各アップスケーリングごとに平均fpsをまとめたものです。ちなみにアップスケーリングのしきい値は「常に適用」、FSRの場合、スケールは50に設定しています。
アップスケーリングを設定しない場合、フレームレートはサッパリ伸びません。対照的にDLSS、FSRのフレームレートは伸びています。特にFSRのフレームレートの伸びは素晴らしいものがあります。
結局、おすすめのグラフィック設定は?
おすすめのグラフィック設定は、以下の通りです。
- プリセット:最高品質
- アップスケーリング:DLSS
- しきい値:常に適用
グラフィックのプリセットは最高品質がおすすめです。最高峰のグラフィックを楽しめるのはPC版の特権です。グラフィックの設定を落とすとその特権を失うことを意味するからです。
アップスケーリングは「DLSS」がおすすめです。画質の劣化を最小限にしつつ、フレームレートを大きく伸ばせるからです。
FSRは確かにフレームレートの伸びは凄まじいですが、ジャギー感やボケ感が目立つのでおすすめできません。
しきい値は、常に適用がおすすめです。
一定のfps(30fps or 60fps)を下回った時に適用を設定した場合、その設定したフレームレートが落ち込んだ瞬間、画質の劣化が発生するので、正直気が散ります。
画質を考えたら、そもそもアップスケーリングを適用させないほうがいいのですが、その場合、ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーの負荷はかなり重くなるので、基本的にアップスケーリングは適用させた方がいいです。
テスト方法について
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーにはベンチマークソフトが配布されています。今回の検証ではそのベンチマークソフトを使用し、fpsを計測します。
ベンチマークソフトの計測が終わると、スコアと快適に動作できるかどうかの判定が行われます。
グラフィックのプリセットは「最高品質」、アップスケーリングは「DLSS」、しきい値は「常に適用」に設定しています。
解像度は1920×1080ドット、2560×1440ドット、3840×2160ドットの3種類でテストします。
検証環境
検証環境 | |
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CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D レビュー記事 |
CPUクーラー | サイズ MUGEN6 Black Edtion レビュー記事 |
CPUグリス | EVERCOOL Thermal GS-04 |
マザーボード | ASUS PRIME A620M-K-CSM |
メモリ | FURY Renegade DDR5 RGB メモリ(型番:KF580C38RSAK2-32)(16GB×2) (DDR5-4800に設定) レビュー記事 |
ストレージ | Western Digital WD_BLACK SN770 NVMe 1TB レビュー記事 |
電源ユニット | Corsair RM750e |
PCケース | 長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX レビュー記事 |
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
グラボごとのフレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
フルHD(1920×1080ドット)のベンチマーク結果です。
快適にプレーできるのは、RTX 4060以上です。
RTX 3050(6GB)でも平均60fpsを超えていますが、最低fpsが低いこともあって、とても快適判定となっています。
非常に快適判定はRTX 4060以上からとなっています。
WQHD(2560×1440ドット)
WQHD(2560×1440ドット)のベンチマーク結果です。
快適にプレーできるのは、RTX 4060以上です。
RTX 3050(6GB)でも平均60fpsを超えていますが、最低fpsが低いこともあって、とても快適判定となっています。
非常に快適判定はRTX 4060以上からとなっています。
フルHDのときと結果は似通っています。
4K(3840×2160ドット)
4K(3840×2160ドット)のベンチマーク結果です。
快適にプレーできるのは、RTX 4070以上です。
RTX4060でも平均60fpsを超えていますが、最低fpsが低いこともあって、とても快適判定となっています。
非常に快適判定はRTX 4070以上からとなっています。
フルHD、WQHDまでは、RTX 4060で十分です。4Kからは流石に負荷は重くなり、RTX 4070以上が必要になってきます。
上記の表はRTX 4070 Ti SUPERを用いて、各CPUでフレームレートがどれくらい変わるか検証したものです。FF14はGPU性能だけでなく、CPU性能も重要な要素となります。
CPUだけでもフレームレートはかなり変わってきます。少しでもフレームレートを伸ばしたい方は、Ryzen 7 7800X3DやCore i7-14700など、上位グレードのCPUを搭載することをおすすめします。
フルHD・WQHD向けおすすめゲーミングPC
iiyama PC LEVEL-M1A6-R75F-RLX-BLACK
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 7500F |
GPU | RTX 4060 |
CPUクーラー | トップフロー空冷クーラー |
メモリ | 16GB (8GB x2) DDR5-4800 |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | A620チップセット |
ネットワーク | 有線:1Gbps LAN |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ケース寸法 | 幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mm |
価格 | 139,800円+送料0円 |
パソコン工房の「iiyama PC LEVEL-M1A6-R75F-RLX-BLACK
Ryzen 5 7500Fは6コア12スレッドのCPUです。Ryzen 5 7600から内蔵GPUをなくしたCPUといえます。
最新のZEN4アーキテクチャーを採用していることもあって、ゲーム性能は競合のCore i5-14400やRyzen 7 5700Xより優れています。
RTX 4060の性能をしっかり引き出してくれます。
Ryzen 5 7500Fのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。
ストレージは500GBモデルを搭載。複数のゲームをインストールするとストレージ容量不足に陥るので、出来れば1TBへのカスタマイズをおすすめします。
マザーボードはM-ATXサイズのA620チップセットのものを採用。M.2スロットは1基しかないので、M.2 NVMe SSDの増設は不可能です。
メモリはDDR5-4800の16GB(8GB×2)を搭載しています。
ネットワークは有線の1Gbps LANを搭載。
このモデルはコスパに優れたLEVELθ(レベル シータ)に属しています。PCケースにはThermaltake製のミニタワーケース「S100 TG」をベースとしたオリジナル筐体を採用。スイングドア方式を採用した強化ガラス製サイドパネルが特徴のPCケースです。
標準でLEDケースファンが搭載されているので、ガラスパネル越しにライティングを楽しむことができます。
なおこのモデルはスペック、価格は同じで、以下の4種類のカラーで展開されています。それぞれPCケース、LEDファンの色が異なります。
ケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mmです。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 M.2 NVMe SSDの増設が可能 PCケースの色を4種類から選ぶことが可能 観音開きで内部に簡単にアクセス可能 | ストレージの容量が500GB M.2 NVMe SSDの増設は不可能 |
MD4655
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 5500 |
GPU | RTX 4060 |
CPUクーラー | 標準空冷クーラー |
メモリ | 16GB (8GB x2) DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | A520チップセット |
ネットワーク | 有線 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ケース寸法 | 幅(W):約210mm x 高さ(H):約422mm x 奥行(D):約365mm |
価格 | 117,800円+送料0円 |
MDL.makeの「MD4655
「Ryzen 5500」は6コア12スレッドのZEN3世代のCPUです。APUのRyzen 5 5600Gから内蔵GPUをなくしたバージョンと言える存在です。
そのため、L3キャッシュの量が少ないというデメリットはありますが、RTX 4060あたりのビデオカードと組み合わせであれば、性能不足を感じることはほとんどありません。
ストレージは1TBのM.2 NVMe SSDを搭載。ゲームを複数インストールしても余裕があります。
マザーボードは特に記載されていませんが、A520チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。M.2スロットの空きスロットは0なので増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースは、特に記載されていませんが、1面のみのガラスパネルを採用しています。色はブラックとホワイトのどちらかを選ぶことができます。
ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約422mm x 奥行(D):約365mm
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 PCケースを選べる ストレージ容量は1TB | M.2 NVMe SSDの増設はできない L3キャッシュの量が少ないのでゲーム性能が若干低い |
MDL_T5746
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4060 |
CPUクーラー | 標準空冷クーラー |
メモリ | 16GB (8GB x2) DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | A520チップセット |
ネットワーク | 有線 |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ケース寸法 | 幅(W):約210mm x 高さ(H):約422mm x 奥行(D):約365mm |
価格 | 128,800円+送料0円 |
MDL.makeの「MDL_T5746
「Ryzen 5 5700X」は8コア16スレッドのZEN3世代のCPUで、性能は十分高く、RTX 4060あたりのビデオカードとの組み合わせであれば、極端な性能不足を感じることはほとんどないです。
Ryzen 5 5700Xのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。
ストレージは1TBのM.2 NVMe SSDを搭載。ゲームを複数インストールしても余裕があります。
マザーボードは特に記載されていませんが、A520チップセット搭載のMicro ATXサイズのマザーボードを採用。M.2スロットは1基のみです。空きスロットは0なので増設は不可能です。
メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しています。
PCケースは、特に記載されていませんが、1面のみのガラスパネルを採用しています。色はブラックとホワイトのどちらかを選ぶことができます。
ケースの寸法は幅(W):約210mm x 高さ(H):約422mm x 奥行(D):約365mm
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 PCケースを選べる ストレージ容量は1TB | M.2 NVMe SSDの増設はできない |
iiyama PC LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK
スペック | |
---|---|
CPU | Core i5-12400F |
GPU | RTX 4060 |
CPUクーラー | トップフロー空冷クーラー |
メモリ | 16GB (8GB x2) DDR5-4800 |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1) |
マザーボード | B760チップセット |
ネットワーク | 有線:1Gbps LAN |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ケース寸法 | 幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mm |
価格 | 129,800円+送料0円 |
パソコン工房の「iiyama PC LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK
Core i5-12400Fは6コア12スレッドのインテル第12世代のCPUで、Eコアはありません。Eコアはないといっても性能は決して低くなく、ゲーミング性能はEコアがついているCore i5-14400と大差ありません。
RTX 4060の性能をしっかり引き出してくれます。
Core i5-12400Fのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。
ストレージは500GBモデルを搭載。複数のゲームをインストールするとストレージ容量不足に陥るので、出来れば1TBへのカスタマイズをおすすめします。
マザーボードはM-ATXサイズのB760チップセットのものを採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基あるのでM.2 NVMe SSDの増設が可能です。
メモリはDDR5-4800の16GB(8GB×2)を搭載しています。
ネットワークは有線の1Gbps LANを搭載。
このモデルはコスパに優れたLEVELθ(レベル シータ)に属しています。PCケースにはThermaltake製のミニタワーケース「S100 TG」をベースとしたオリジナル筐体を採用。スイングドア方式を採用した強化ガラス製サイドパネルが特徴のPCケースです。
標準でLEDケースファンが搭載されているので、ガラスパネル越しにライティングを楽しむことができます。
なおこのモデルはスペック、価格は同じで、以下の4種類のカラーで展開されています。それぞれPCケース、LEDファンの色が異なります。
ケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mmです。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 M.2 NVMe SSDの増設が可能 PCケースの色を4種類から選ぶことが可能 観音開きで内部に簡単にアクセス可能 | ストレージの容量が500GB |
4K向けおすすめゲーミングPC
iiyama PC LEVEL-M17M-124F-TLX-BLACK
スペック | |
---|---|
CPU | Core i5-12400F |
GPU | RTX 4070 |
CPUクーラー | トップフロー空冷クーラー |
メモリ | 16GB (8GB x2) DDR5-4800 |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 2基(空きスロット1) |
マザーボード | B760チップセット |
ネットワーク | 有線:1Gbps LAN |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ケース寸法 | 幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mm |
保証 | 1年 |
納期 | 5~10日 |
価格 | 179,800円+送料0円 |
パソコン工房の「iiyama PC LEVEL-M17M-124F-TLX-BLACK
Core i5-12400Fは6コア12スレッドのインテル第12世代のCPUで、Eコアはありません。Eコアはないといっても性能は決して低くなく、ゲーミング性能はEコアがついているCore i5-14400と大差ありません。
ただ、RTX 4070との組み合わせにおいては若干の性能不足を感じるかもしれません。
Core i5-12400Fのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。
ストレージは500GBモデルを搭載。複数のゲームをインストールするとストレージ容量不足に陥るので、出来れば1TBへのカスタマイズをおすすめします。
マザーボードはM-ATXサイズのB760チップセットのものを採用。M.2スロットは2基あり、空きスロットは1基あるのでM.2 NVMe SSDの増設が可能です。
メモリはDDR5-4800の16GB(8GB×2)を搭載しています。
ネットワークは有線の1Gbps LANを搭載。
このモデルはコスパに優れたLEVELθ(レベル シータ)に属しています。PCケースにはThermaltake製のミニタワーケース「S100 TG」をベースとしたオリジナル筐体を採用。スイングドア方式を採用した強化ガラス製サイドパネルが特徴のPCケースです。
標準でLEDケースファンが搭載されているので、ガラスパネル越しにライティングを楽しむことができます。
なおこのモデルはスペック、価格は同じで、以下の4種類のカラーで展開されています。それぞれPCケース、LEDファンの色が異なります。
ケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mmです。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 M.2 NVMe SSDの増設が可能 PCケースの色を4種類から選ぶことが可能 観音開きで内部に簡単にアクセス可能 | ストレージの容量が500GB |
価格は17万円代!RTX4070搭載モデルとしては破格の安さです。
iiyama PC LEVEL-M1A6-R75F-TLX-BLACK
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 7500F |
GPU | RTX 4070 |
CPUクーラー | トップフロー空冷クーラー |
メモリ | 16GB (8GB x2) DDR5-4800 |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
M.2スロット | 1基(空きスロット0) |
マザーボード | A620チップセット |
ネットワーク | 有線:1Gbps LAN |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ケース寸法 | 幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mm |
保証 | 1年 |
納期 | 5~10日 |
価格 | 189,800円+送料0円 |
パソコン工房の「iiyama PC LEVEL-M1A6-R75F-TLX-BLACK
Ryzen 5 7500Fは6コア12スレッドのCPUです。Ryzen 5 7600から内蔵GPUをなくしたCPUといえます。
最新のZEN4アーキテクチャーを採用していることもあって、ゲーム性能は競合のCore i5-14400やRyzen 7 5700Xより優れています。
RTX 4070の性能をしっかり引き出してくれます。
Ryzen 5 7500Fのゲーム性能は以下のページにて検証しています↓。
ストレージは500GBモデルを搭載。複数のゲームをインストールするとストレージ容量不足に陥るので、出来れば1TBへのカスタマイズをおすすめします。
マザーボードはM-ATXサイズのA620チップセットのものを採用。M.2スロットは1基しかないので、M.2 NVMe SSDの増設は不可能です。
メモリはDDR5-4800の16GB(8GB×2)を搭載しています。
ネットワークは有線の1Gbps LANを搭載。
このモデルはコスパに優れたLEVELθ(レベル シータ)に属しています。PCケースにはThermaltake製のミニタワーケース「S100 TG」をベースとしたオリジナル筐体を採用。スイングドア方式を採用した強化ガラス製サイドパネルが特徴のPCケースです。
標準でLEDケースファンが搭載されているので、ガラスパネル越しにライティングを楽しむことができます。
なおこのモデルはスペック、価格は同じで、以下の4種類のカラーで展開されています。それぞれPCケース、LEDファンの色が異なります。
ケースの寸法は幅(W):約220mm x 高さ(H):約441mm x 奥行(D):約411mmです。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパは優秀 M.2 NVMe SSDの増設が可能 PCケースの色を4種類から選ぶことが可能 観音開きで内部に簡単にアクセス可能 | ストレージの容量が500GB M.2 NVMe SSDの増設は不可能 |
安さと性能を両立!Ryzen 5 7500Fはポテンシャルが高く、よりRTX 4070の性能を活かせます。
PC版FF14についてのよくある質問まとめ
- PC版FF14は低スペックのゲーミングPCでもプレーできる?
-
プレー可能です。アップスケーリングを活用すれば、RTX3050みたいなエントリークラスのGPUでも問題なくプレー可能です。
- CPU性能は関係ある?
-
かなり関係ありません。FF14はCPU性能を計測するベンチマークにも選ばれるくらい、CPU性能は重要です。少しでもフレームレートを上げたい方は上位グレードのCPUを搭載することをおすすめします。
- アップスケーリングは活用すべき?
-
PC版FF14において、アップスケーリングの設定は必須と言えます。アップスケーリングなしだと非常に負荷は重いので、積極的に活用すべきです。
- PC版FF14をプレーできるゲーミングPCは最低でもいくら位かかる?
-
PC版FF14が最低限プレーできるRTX 3050搭載モデルであれば、10万円前後から購入できます。
- PC版とCS版、どっちがおすすめ?
-
普通にプレーする分にはCS版でも問題ありません。ただし、PlayStation 5、Xbox Series X/SのGPUはRADEONなので、DLSSは使えません。NVIDIA製のGPUであればDLSSが使用可能なので、PC版のほうがグラフィックを維持しつつ、フレームレートを大きく伸ばせます。
- クロスプレイに対応してる?
-
PC版FF14はクロスプレイに対応しています。異なるプラットフォーム同士でも、オンライン上で対戦が可能です。
- 自分のPCで快適にプレーできるのか不安
-
PC版FF14にはベンチマークソフトが用意されています。ベンチマークソフトで実際にゲームを動かせるので、購入前に快適にプレーできるのかどうか確かめることができます。
まとめ
「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」は今までの拡張パックに比べると明らかに負荷は重くなっています。
ただし、アップスケーリングに対応しているので、それを活用するとそこまで負荷の重さを感じません。フルHD解像度であればRTX4060などのミドルクラスのグラボでも十分快適にプレー可能です。