Forza Horizon 6の推奨スペックとおすすめゲーミングPC【実機ベンチマーク検証】

オープンワールドレースゲームのForza Horizonシリーズの最新作、Forza Horizon 6は日本を舞台にしていることもあり、過去作よりも盛り上がっている印象があります。
そのため、実際にPCでプレーしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?
今回の記事では実機でベンチマークをして、Forza Horizon 6の推奨スペックを探るために検証したいと思います。最後におすすめのゲーミングPCを紹介したいと思います。
Forza Horizon 6の推奨スペック・最低スペックについて
| 最低動作環境 | 推奨動作環境 | エクストリーム | エクストリーム RT | |
|---|---|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5-8400 AMD Ryzen 5 1600 | Intel Core i5-12400F AMD Ryzen 5 5600X | Intel Core i7-12700K AMD Ryzen 7 7700X | Intel Core i7-12700K AMD Ryzen 7 7700X |
| GPU | NVIDIA Geforce GTX 1650 AMD Radeon RX 6500 XT Intel Arc A380 | NVIDIA Geforce RTX 3060 Ti AMD Radeon RX 6700 XT Intel Arc A580 | NVIDIA Geforce RTX 4070 Ti AMD Radeon RX 7900 XT | NVIDIA Geforce RTX 5070 Ti AMD Radeon RX 9070 XT |
| メモリ | 16GB | 16GB | 24GB | 32GB |
| ストレージ | SSD | SSD | NVMe SSD | NVMe SSD |
| OS | Windows 10/11 ビルド 22H2以降 | Windows 10/11 ビルド 22H2以降 | Windows 10/11 ビルド 22H2以降 | Windows 10/11 ビルド 22H2以降 |
| 追記事項 | グラフィック設定:低 解像度:フルHD 目標FPS:60 | グラフィック設定:高 解像度:WQHD 目標FPS:60+ | グラフィック設定:エクストリーム 解像度:4K 目標FPS:60+ | グラフィック設定:エクストリーム+RT 解像度:4Kアップスケーリング 目標FPS:60+ |
推奨動作環境を見ると、GPUはRTX 3060 Tiを要求されます。RTX 50シリーズだと、RTX 5060~RTX 5060 Tiあたりが要求されると言い換えることができます。
ただ、エクストリーム以上だと途端に要求スペックは高くなります。特にレイトレーシングが有効になる、エクストリーム+RTだと、RTX 5070 Ti、RX 9070 XTが要求され、ハイスペックなPCじゃないと快適なプレーは厳しそうです。
ただ、その分、CPUに関しては、GPUと比べると重要度は低そうです。ゲームに特化したRyzen 7 9800X3DなどのX3Dシリーズが要求されないので、GPU依存度の高いゲームだと予想できます。
Forza Horizon 6の設定について

グラフィック設定は以下の9種類が用意されています。
- エクストリーム+RT
- ウルトラ+RT
- 高+RT
- エクストリーム
- ウルトラ
- 高
- 中
- 低
- 最低
RTが付くと、レイトレーシングが有効になり、負荷が重くなります。

上記の画像は、レイトレーシングの有効時、非有効時の比較です。
レイトレーシングを有効にすると、ガラスの反射や影の描写がリアルになります。
レイトレーシングを有効にした方がより没入感が増すので、多少負荷が重くなっても、レイトレーシングを有効にすることをおすすめします。
また、せっかくのPC版、最高峰のグラフィックでゲームを楽しみたい方も多いのではないでしょうか?

また、グラフィックの設定を下げると、木や畑などのオブジェクトが簡略化されます。やはりグラフィックの設定を上げたほうが没入感が高まります。
つまり、おすすめのグラフィック設定は、「エクストリーム+RT」ということになります。

アップスケーリングはDLSS、FSR、XeSSの3種類が用意されています。またフレーム生成も設定可能ですが、DLSS FGに対応したGPU、つまり、RTX 40、RTX 50シリーズのGPUに限られます。
フレーム生成は×2、×3、×4まで設定可能です。
RADEONやIntel Arcではゲーム上からフレーム生成を設定できないので注意が必要です。
検証について

| AM5環境 | |
|---|---|
| GPU | RTX 3050、RTX 5050、RTX 5060、RTX 5060 Ti(8GB、16GB)、RTX 5070、RTX 5070 Ti、RX 7600、RX 9060 XT(16GB)、RX 9070 XT |
| CPU | Ryzen 7 9700X |
| マザーボード | GIGABYTE B850 AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| CPUクーラー | CPS RZ400V2 レビュー記事 |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
| システム用SSD | WD Black SN770 1TB |
| アプリケーション用SSD | Kingston NV2 PCIe 4.0 NVMe 2TB |
| 電源 | MSI MAG A850GL PCIE5 |
| PCケース | 長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX |
| OS | Windows 11 HOME |
検証環境は一般的なBTOパソコンと同じような構成です。特に高価なパーツは使用していません。

GPUは以下のものを使用します。
- RX 9070 XT
- RX 9060 XT 16GB
- RX 7600
- RTX 5070 Ti
- RTX 5070
- RTX 5060 Ti 16GB
- RTX 5060 Ti 8GB
- RTX 5060
- RTX 5050
- RTX 3050

CPUはRyzen 7 9700Xを使用します。ZEN 5アーキテクチャーを採用した8コア16スレッドのCPUです。ゲーム性能はRyzen 7 9800X3DなどのX3Dシリーズには及ばないものの、十分高いです。
なおグラフィック設定はエクストリーム+RTに設定しています。アップスケーリングはクオリティ(DLSSクオリティ、FSRクオリティ)に設定し、RTX 50シリーズに関してはフレーム生成を有効にした状態でも検証します。

検証はゲーム内のベンチマークを使用します。ベンチマークでは雨の中、スカイライン R35で東京中心部を走る内容となっています。建物が多く、さらに雨が降っているため、負荷はかなり重いです。
フレームレートを比較しましたが、このベンチマークでは実プレーと遜色ない負荷があります。したがって、このベンチマーク結果がゲームを快適にプレーできるかどうかの指標となります。
Forza Horizon 6の検証結果
フルHD

フルHDです。
フルHDですらVRAMを大量に消費するので、VRAM8GB未満のGPUは軒並み平均fpsが60を下回っています。
VRAM8GB未満のGPUでもMFGを使うことで、平均フレームレートを大きく伸ばすことはできますが、1%Lowを見るとfps30代と全く伸びていません。たとえ、MFGを使ったとしても快適なプレーは不可能といっていいです。
1%Low、平均fpsともに60fpを超えて快適にプレーできる最低限のラインはRTX 5060 Ti 16GB、RX 9060 XT 16GBからになります。
特にRTX 5060 Ti 16GBであれば、MFG×4を使うことで平均246fpsまで大きく伸ばすことができるので、ハイリフレッシュのモニターを使っている場合、一番のおすすめのGPUといえます。
RTX 5060 Tiには8GB版もありますが今回の検証で明らかになった通り、まったくフレームレートが伸びません。同じRTX 5060 Tiですが別物といっていいので注意が必要です。RTX 5060 Tiの8GB版と16GB版の細かな違いは下記記事を参考にしてください。
RTX 5060 Tiの8GB版と16GB版のゲーム性能を比較!実機ベンチマークで検証
WQHD


WQHDです。
1%Low、平均fpsともに60fpを超えて快適にプレーできる最低限のラインはRTX 5070、RX 9070 XTからになります。
ただ、RTX 5070であれば、MFG×4を使うことで平均275fpsまで大きく伸ばすことができるので、RX 9070 XTの平均フレームレートを大きく上回ることができます。
ハイリフレッシュのモニターを使っている場合、RTX 5070の方がおすすめです。
4K


4Kです。
さすがに4Kでは負荷が重すぎて、フレーム生成なしでは、RTX 5070 Ti、RX 9070 XTでも平均60fpsに届くかどうかといった感じです。
ただ、RTX 5070 Tiであれば、MFG×4を使うことで平均180fpsまで大きく伸ばすことができます。
1%Lowは60fps以上を確保できていませんが、自分がプレーした限り、そこまでカクツキを感じることはないので、十分プレー可能です。
アップスケーリングのクオリティをバランスなどに変えてやれば、1%Lowも60fps以上維持できそうです。
4KでのプレーはRX 9070 XTより、MFGが使えるRTX 5070 Tiのほうが圧倒的におすすめです。
Forza Horizon 6の推奨スペックまとめ
| GPU | |
|---|---|
| フルHD | RTX 5060 Ti 16GB |
| WQHD | RTX 5070 |
| 4K | RTX 5070 Ti、RTX 5080、RTX 5090 |
Forza Horizon 6の推奨GPUを表にまとめました。
エクストリーム RTに設定した際の負荷の重さは半端なく、特にVRAMの消費は激しくなります。


| VRAM消費量 | |
|---|---|
| フルHD | 9.67GB |
| WQHD | 9.97GB |
| 4K | 10.83GB |
RTX 5070 Tiを使って、各解像度ごとのVRAM消費量を表にまとめました。ご覧の通り、フルHDですらVRAMは10GB近く消費しています。
したがって、エクストリーム RTに設定した場合、VRAM8GB未満のGPUは足切り対象となります。
グラフィックを高設定に下げた場合、VRAM8GB未満のグラボでもForza Horizon 6を十分プレーできます。詳しくは下記記事を参考にしてください。


また、たとえ、VRAMが8GB以上搭載したGPUを使用しても負荷が高いのは相変わらずなので、フレームレートを安定化させるにはフレーム生成が必須となります。
つまり、現状フレーム生成が設定できないRADEONは実質的に足切り対象となります。
AFMFを使えば一応RADEONでもフレーム生成は使えますが、DLSSのフレーム生成と比べると、画質が劣り、さらに遅延が大きくなりやすいデメリットがあります。
Forza Horizon 6を快適にプレーできるGPUを考えたとき、VRAM8GB以上のRTX 5000シリーズを強く推奨します。
| メモリ消費量 | |
|---|---|
| フルHD | 17.19GB |
| WQHD | 17.55GB |
| 4K | 18.36GB |
各解像度ごとのメモリ消費量を表にまとめました。
こちらもグラフィック設定はエクストリーム RTです。フルHDですら、メモリは16GB以上消費するので、メモリ32GBの搭載が推奨です。
ただ、昨今のメモリ高騰でメモリ32GBの搭載が厳しいのであれば、多少フレームレートは下がりますが、メモリ16GBで妥協するのもありかと思います。


