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RTX 5060 Ti 8GB版と、RTX 5060はスペック、価格が似通っており、どちらにすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、主にゲーム性能を検証し、どちらがおすすめなのか結論づけたいと思います。
お得なセール情報と、今おすすめのモデルをまとめてチェック。
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| RTX 5060 Ti 8GB | RTX 5060 | |
|---|---|---|
| アーキテクチャー | Blackwell | Blackwell |
| SM | 36基 | 30基 |
| CUDAコア | 4,608基 | 3,840基 |
| RTコア | 36基(Gen4) | 30基(Gen4) |
| Tensorコア | 144基(Gen5) | 120基(Gen5) |
| L2キャッシュ | 32MB | 24MB |
| ベース/ブーストクロック | 2,407MHz / 2,572MHz | 2,280MHz / 2,497MHz |
| VRAM | GDDR7 8GB | GDDR7 8GB |
| メモリーデータレート | 28Gbps | 28Gbps |
| メモリーバス幅 | 128bit | 128bit |
| メモリー帯域 | 448GB/s | 448GB/s |
| PCI-Express | Gen5×8 | Gen5×8 |
| グラフィックスカード電力 | 180W | 145W |
| 参考価格 ※2026年9月現在 | 73,980円 | 64,790円 |
RTX 5060 Ti 8GB版とRTX 5060の最も大きな違いは、実際のグラフィック処理能力に影響するCUDAコア数とL2キャッシュ容量です。
RTX 5060 TiのCUDAコア数は4,608基で、L2キャッシュは32MBです。RTX 5060と比べてCUDAコア数は20%、L2キャッシュは約33%多く搭載されています。
一方、メモリー周りは完全に共通で、VRAM規格・容量、メモリーバス幅、メモリー帯域は全くの同一です。
価格は2026年9月時点では、価格差は9,000円ほどで、RTX 5060 Ti 8GB版の方が高価です。
RTX 5060 TiにはVRAM8GB版とVRAM16GB版の2種類があります。VRAM搭載量以外のスペックは同一です。詳しくは下記記事を参考してください。↓
https://mogalabo-gaming.jp/rtx-5060-ti-8gb-16gb/


| 検証環境 | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X レビュー記事 |
| GPU | Palit NE7506T019P1-GB2062D / 玄人志向 GG-RTX5060-E8GB/LE/DF |
| マザーボード | Asrock B550M Pro4 |
| CPUクーラー | CPS RZ400V2 レビュー記事 |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR4-3200 |
| システム用SSD | CT1000P2SSD8 1TB |
| アプリケーション用SSD | Kingston NV3 PCIe 4.0 NVMe 2TB レビュー記事 |
| 電源 | MSI MAG A850GL PCIE5 |
| PCケース | JONSBO D32 PRO レビュー記事 |
| OS | Windows 11 HOME |
| GPUドライバ | GeForce 616.92 Driver |
検証環境は、一般的なBTOパソコンと同じような構成です。特に高価なパーツは使用していません。


またCPUはRTX 5060 Tiとよく組み合わせるCPUとして人気が高いRyzen 7 5700Xを選びました。PBOなどのオーバークロックは一切せず、デフォルトの状態です。




RTX 5060 TI 8GB版には、「Palit NE7506T019P1-GB2062D」を、RTX 5060には「玄人志向 GG-RTX5060-E8GB/LE/DF」を採用しています。






3DMarkは、PCのグラフィックス性能やゲーム性能を測定するためのベンチマークソフトです。
Steel Nomadは新世代のDirectX 12ベースのテストで、レイトレーシングこそ使っていませんが,4K解像度でレンダリングすることで負荷は非常に重いです。
結果として、RTX 5060 Ti 8GBが 3,624 ポイント、RTX 5060が 3,198 ポイントとなりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約13%上回るスコアを出しており、より高い負荷がかかるゲームシーンでも余裕を持ったパフォーマンスが期待できます。


Speed Wayは新世代のDirectX 12 Ultimateベースのレイトレーシングテストで、負荷は非常に重いです。
結果として、RTX 5060 Ti 8GBが 4,102 ポイント、RTX 5060が 3,599 ポイントとなりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約14%上回るスコアを出しており、重いレイトレーシング処理が必要なゲーム環境でも一歩秀でたパフォーマンスを発揮します。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※キャンペーンモードで計測
ベンチマークが用意されていないので、キャンペーンモード冒頭の車が動き出してから1分間のフレームを計測します。
RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060ともにフルHDであれば、平均200fpsを超えており、両GPUともに快適にプレーできます。ただ、20fpsくらいRTX 5060 Ti 8GB版の方が平均フレームレートで上でした。
WQHDだと負荷が高くなるので、両GPUともにフルHDほどの差はありません。
実は高設定でもVRAMのしきい値を超えるみたいな警告は出ていましたが、ベンチマーク結果を見たところ、極端なフレームレートの低下はなかったので、RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060ともに快適にプレー可能です。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ベンチマークモードで計測
ゲーム内のベンチマークを使用して計測。
フルHDでは、RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUはともに平均200fpsを超えており、快適にプレーできます。20fpsくらいRTX 5060 Ti 8GB版の方が平均フレームレートで上でした。
WQHDではフルHDほどの差がなくなりますが、両GPUともに最低fps(1%Low)は60fpsを上回っており、十分プレー可能です。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ベンチマークモードで計測
ゲーム内のベンチマークを使用して計測。
発売してからだいぶ経っていますが、未だに負荷が重いゲームの一つとして数えられます。
ただ、高設定であれば、意外と負荷は軽く、フルHDではRTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUはともに平均200fpsを超えています。20fpsくらいRTX 5060 Ti 8GB版の方が平均フレームレートで上でした。
WQHDだとさすがに負荷が高まることもあり、両GPUの差はフルHDよりも縮まります。最低fps(1%Low)も100fpsを超えており、WQHDでも快適にプレー可能です。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ベンチマークモードで計測
ゲーム内のベンチマークを使用して計測。
フルHDでは、RTX 5060 Ti 8GBの平均フレームレートは、300fpsを超えているのに対して、RTX 5060では200fps台に収まっています。差は40fpsほどあり、かなり差が開いた印象です。
WQHDでは、負荷が重くなることもあり、フルHDよりも差が縮まっています。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
※ベンチマークモードで計測
ベンチマークが用意されていないので、有志の方が作ってくれたベンチマークモードを使用して計測。
フルHDではRTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUで差はほとんどありません。FortniteはCPU性能も重要で、おそらくCPUボトルネックが発生していると考えられます。
一方、WQHDではフルHDのときと打って変わって、20fpsほどの差が開いています。CPUボトルネックが解消され、GPUの性能差がそのままベンチマーク結果に反映されたようです。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ベンチマークモードで計測
ゲーム内のベンチマークを使用して計測。
フルHD、WQHDではRTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUで差はあまり大きくなく、平均フレームレートで10fpsくらいの差となっています。
フルHD、WQHDでは両GPUともに最低fps(1%Low)は100fpsを超えており、安定したプレーが可能です。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ Capter1-1「砂原を駆ける者」の冒頭シーンで計測
ベンチマークツールは用意されていますが、現在配布されていないということで、Capter1-1「砂原を駆ける者」の冒頭シーンのセクレトに騎乗して疾走するシーンを1分間計測します。
VRAM消費が激しいゲームで有名ですが、高設定に落とすことでVRAM8GBのGPUでもプレー可能です。
10~20fpsほどの差はあれど、RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUはフルHD、WQHDで平均100fpsを超えており、最低fps(1%Low)も60fps以上を維持しています。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ベンチマークモードで計測
ゲーム内のベンチマークを使用して計測。
エクストリーム+RTだと、VRAM8GBでは足りませんが、高設定であればVRAM消費が抑えられるため、十分プレー可能です。
RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUの差はフルHD、WQHDともに10fpsくらいとなっており、そこまで大きな差はありません。
負荷の重いWQHDでも平均100fpsを超えており、快適にプレー可能です。


・画質:高
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン
※ベンチマークモードで計測
ゲーム内のベンチマークを使用して計測。
RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUの差はフルHD、WQHDともに15fpsくらいとなっています。
フルHD、WQHDともに平均100fpsを超えており、快適にプレー可能です。


・画質:最高
※演習場で計測
ベンチマークモードがないので、平均フレームレートは、演習場のマップを周回後、テルミットグレード、スモーク、ウルトを放って計測しています。


グラフィックの設定はプリセットがないため、上記のように全ての項目で右端、いわゆる最高に設定しています。※テクスチャストリーミング割り当て、スポットシャドウディティールは最高、モデルディテールは高に設定しています。
RTX 5060 Ti 8GB版、RTX 5060の両GPUの差はフルHDでは10fps、WQHDでは20fpsとなっています。
負荷が最も重くなるウルトで差が大きく開いた印象です。
両GPUともに快適にプレー可能ですが、RTX 5060 Ti 8GB版であれば、負荷の重いWQHDでも平均200fpsでプレー可能です。
| フルHDの平均fps | WQHDの平均fps | ||
|---|---|---|---|
| Battlefield 6 | RTX 5060 Ti 8GB版 | 224 | 157 |
| RTX 5060 | 202 | 142 | |
| Call of Duty: Modern Warfare 3 | RTX 5060 Ti 8GB版 | 236 | 162 |
| RTX 5060 | 213 | 143 | |
| Cyberpunk 2077 | RTX 5060 Ti 8GB版 | 236 | 163 |
| RTX 5060 | 214 | 147 | |
| F1 25 | RTX 5060 Ti 8GB版 | 322 | 205 |
| RTX 5060 | 283 | 183 | |
| Fortnite | RTX 5060 Ti 8GB版 | 190 | 163 |
| RTX 5060 | 187 | 145 | |
| Marvel Rivals | RTX 5060 Ti 8GB版 | 190 | 144 |
| RTX 5060 | 177 | 132 | |
| Monster Hunter Wilds | RTX 5060 Ti 8GB版 | 142 | 119 |
| RTX 5060 | 128 | 105 | |
| Forza Horizon 6 | RTX 5060 Ti 8GB版 | 180 | 143 |
| RTX 5060 | 169 | 132 | |
| 鬼武者 Way of the Sword | RTX 5060 Ti 8GB版 | 165 | 140 |
| RTX 5060 | 150 | 126 | |
| Apex Legends | RTX 5060 Ti 8GB版 | 272 | 207 |
| RTX 5060 | 259 | 185 | |
| 全10ゲームの平均fps | RTX 5060 Ti 8GB版 | 216 | 160 |
| RTX 5060 | 198 | 144 |
今まで検証した全10ゲームの平均fpsを各解像度ごとにまとめました。
RTX 5060 Ti 8GB版はフルHDでは8%、WQHDでは10%、平均フレームレートで上回っています。
大きな差が開いたのはF1 25くらいで、そのほかのゲームではそこまで大きな差が開いた印象がありません。
両GPUともにVRAMの消費を8GB以内に抑えることができれば、十分快適にゲームをプレーできます。
Blender Benchmarkは、オープンソースの3Dソフトウェア「Blender」におけるPCのレンダリング性能を計測するための公式ベンチマークツールです。今回はCPUではなく、GPUでレンダリングして性能を計測します。
結果として、RTX 5060 Ti 8GBが4,368 ポイント、RTX 5060が 3,768 ポイントとなりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約15%上回るスコアを出しています。
無料の動画編集ソフトのHandbrakeで、ハードウェアエンコードのH.265 NVENC 1080pでエンコードにかかった時間を計測します。ベンチマーク結果は1秒あたりのエンコード速度(fps)で表示されます。素材は10分間のmov形式の4K動画です。
Blender Benchmarkは、オープンソースの3Dソフトウェア「Blender」におけるPCのレンダリング性能を計測するための公式ベンチマークツールです。今回はCPUではなく、GPUでレンダリングして性能を計測します。
結果として、RTX 5060 Ti 8GBが311fps、RTX 5060が301fpsとなりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約3%上回るfpsでしたが、差はほとんどありません。
Stable Diffusionを用いて、512×512サイズの画像8枚の生成にかかった時間を計測します。
結果として、RTX 5060 Ti 8GBが13秒、RTX 5060が15秒となりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約2秒早く処理を終えていますが、正直差はほとんどないといえます。
プロンプトなどの各種設定は下記の通りです。
| モデル | nai-anime-v1-full.safetensors |
|---|---|
| Positive | masterpiece, best quality, masterpiece, asuka langley sitting cross legged on a chair |
| Negative | lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name |
| sampling method | Euler |
| sampling steps | 28 |
| Batch count | 1 |
| Batch size | 8 |
| Width | 512 |
| Height | 512 |
| CFG Scale | 12 |
| Seed | 2870305590 |
無料動画編集ソフトのDavinch ResolveのPuget Benchの総合スコアです。「実際の動画編集ワークフローでどれだけ快適に動くか」が具体的なスコアで表示されます。
結果として、RTX 5060 Ti 8GBが7,338 ポイント、RTX 5060が 6,853 ポイントとなりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約7%上回るスコアを出しています。
FF14ベンチマーク(最高設定・4K)でシステム全体の消費電力をワットチェッカーの「RS-BTWATCH2」で計測しました。
結果として平均消費電力は、RTX 5060 Ti 8GBが258W、RTX 5060が234Wとなりました。
RTX 5060 Ti 8GB は RTX 5060 を約10%上回る消費電力でしたが、差はほとんどないといえます。


ここまでRTX 5060 Tiの8GB版とRTX 5060を比較検証してきました。
RTX 5060 Tiの8GB版とRTX 5060を両方使って感じた率直な感想ですが、正直思ったほど差は感じられませんでした。
ゲーム性能差は10%ほどと、確かにRTX 5060 Tiの8GB版の方が高いのですが、体感できるほどゲーム体験が変わるかというと、正直微妙です。
ただ、価格差は1万円なので、多少高くても、ちょっとでもゲーム性能を上げたいというのであれば、RTX 5060 Tiの8GB版を選んでもいいかもしれません。
逆に少しでも予算を抑えたいというのであれば、RTX 5060を選ぶという選択肢も十分ありです。
最後にBTOですが、これに関しては、RTX 5060 Tiの8GB版搭載モデルの方がおすすめです。
| モデル | 価格 | GPU | CPU | メモリ | ストレージ |
|---|---|---|---|---|---|
| THIRDWAVE AD-R7A56B-01B | 204,980円 | RTX 5060 Ti 8GB | Ryzen 7 7700 | 16GB | 500GB |
| THIRDWAVE AD-R7A56A-01B | 199,980円 | RTX 5060 | Ryzen 7 7700 | 16GB | 500GB |
ドスパラのBTOで比較すると、RTX 5060 Tiの8GB版搭載モデルとRTX 5060搭載モデルの価格差はわずか5,000円です。
わずかな追加費用でゲーム性能の向上や将来的な買い替えサイクルの延長が得られるので、RTX 5060 Ti 8GB版搭載モデルの方を購入することをおすすめします。


↓動画版はこちら。
ゲーム性能で差は10%ほどでそこまで大きな差はありません。またクリエイティブ性能に関してはゲーム以上に差がつきません。
どちらもDLSSに対応しており、MFG(マルチフレームジェネレーション)に対応しています。MFG(マルチフレームジェネレーション)を使うと爆発的にフレームレートが出ますが、ベース(フレーム生成前)フレームレートが60fps以上が推奨です。MFGを安定して使いたいというのであれば、ベースフレームレートが高めなRTX 5060 Ti 8GBを選んだ方が安心感があります。
VRAM容量が異なるだけで、スペックは全く同一です。ただ、最近のゲームはVRAM消費が激しく、グラフィックの設定を上げるとVRAM8GBでは足りません。なにがなんでもグラフィックの設定を上げてプレーしたいというのであれば、VRAM16版の方がおすすめです。