Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)をレビュー|爆速14,000MB/s超えのPCIe 5.0時代の真打ち登場

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)

「動画編集中のプレビュー動画の読み込み、あと少し早ければもっと楽なのに……」、 「データの移動が終わらなくて、結局スマホを眺めて時間が過ぎていく……」

動画クリエイターなら誰もが一度は抱く、この「地味すぎるストレス」

実はこれ、ストレージの転送速度がボトルネックになっているだけかもしれません。

そこでおすすめしたいのが今回紹介する「Kingston FURY Renegade G5 SSD(2048GB)」です。

「PCIe Gen5」に対応し、14,800MB/sというモンスター級の転送速度。その実力は、プロのクリエイティブワークにおける最強の武器になります。

本記事では、Kingston FURY Renegade G5 SSDの2TBモデルを徹底検証します。実機を用いたベンチマークによる性能測定に加え、実際の運用における使用感について詳しくレビューしていきます。

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メモリ16GB(16GB×1)
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GPURX 5050
SSD1TB Gen4 NVMe
マザボB550
メリットデメリット
ガラスケースを採用M.2 SSDの増設非対応
ストレージが500GB
メモリがシングルチャネル
管理人によるレビューを確認する

Ryzen 7 5700XとRTX 5050の組み合わせのゲーミングPCです。ストレージは1TBと標準的です。メモリは16GBと標準的です。ただし、1枚刺しのシングルチャネルで動作します。+21,000円で32GBへ増設が可能です。この価格は他社と比べて圧倒的に安いです。マザーボードはB550チップセット搭載のものを搭載。M.2スロットは1基のみなので、M.2 SSDの増設には非対応です。PCケースはOZgaming Sシリーズを採用。左サイドパネルは強化ガラスとなっており、パソコン内部のパーツが透けて見えます。

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GPURX 9060 XT 16GB
SSD1TB Gen4 NVMe
マザボB550
メリットデメリット
質感の高いFractale designのケースを採用
メモリはデュアルチャネル構成
メモリ32GB
M.2 SSDの増設が可能
WiFi6E+Bluetooth対応
2.5GLAN
特になし
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Ryzen 7 5700XとRX 9060 XT 16GBの組み合わせのゲーミングPCです。メモリは32GB、ストレージは1TBと標準的な容量です。メモリは2枚刺しのデュアルチャネル構成です。マザーボードは、B550チップセットのASRock B550 Rock WiFiを搭載。M.2 スロットは3基あり、2基増設可能です。PCケースはFractal Design Pop Silent White TG Clear Tintを採用。質感が高く、強化ガラス製のサイドパネルと優れた静音性が特徴となっています。

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メモリ16GB (16GB x1)
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GPURTX 5070
SSD500GB Gen4 NVMe
マザボA620
メリットデメリット
M.2 SSDの増設が可能
エアフローに優れたガラスケース
Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Passが付属
2.5GLAN
翌日出荷
ストレージが500GB
メモリがシングルチャネル
管理人によるレビューを確認する

Ryzen 7 7700とRTX 5070の組み合わせのゲーミングPCです。メモリは16GBと標準的な容量です。ただし、メモリは1枚刺しのシングルチャネル構成となっています。ストレージは500GBなので、最低でも1TBへの増設をおすすめします。マザーボードの詳細は不明ですが、A620チップセットが採用され、2基のM.2スロットがあるので拡張性は優秀です。また、2.5GLANに対応しており、ネットワーク周りは優秀です。PCケースは、標準構成で12cm角のファンが5つ(フロントx2, トップx2, リアx1)付属し、エアフローは優秀です。

ゲーム性能目安

フルHDWQHD4K
Battlefield 6164fps134fps85fps
Fortnite333fps266fps166fps
Marvel Rivals125fps123fps88fps
Monster Hunter Wilds92fps90fps64fps
Forza Horizon 6124fps115fps81fps
DLSSクオリティ、フレーム生成なし、画質は最高設定

RTX 5070×Ryzen 7 7700のゲーム性能を詳しくチェックする

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メモリ32GB (16GB x2)
電源850W 80PLUS GOLD
GPURX 9070 XT
SSD1TB Gen4 NVMe
マザボB760
メリットデメリット
質感の高いFractale designのケースを採用
メモリはデュアルチャネル構成
メモリ32GB
M.2 SSDの増設が可能
特になし
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Core i5-14600KとRX 9070 XTの組み合わせのゲーミングPCです。メモリは32GB、ストレージは1TBと標準的な容量です。メモリは2枚刺しのデュアルチャネル構成です。マザーボードは、B760チップセットのGIGABYTE B760 GAMING X DDR4 GEN5を搭載。M.2 スロットは3基あり、2基増設可能です。PCケースはFractal DesignのPop Silent White TG Clear Tintですが、同じFractal DesignのPCケースを差額料金なしで選ぶことができます。

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CPURyzen 7 9700X
メモリ32GB(16GB×2)
電源750W 80PLUS PLATINUM
GPURTX 5070 Ti
SSD1TB Gen4 NVMe
マザボB650
メリットデメリット
ガラスケース
M.2 SSDの増設が可能
メモリ32GB搭載
メモリが2枚刺し
2.5GLAN搭載
WiFi 6E、Bluetooth対応
特になし
管理人によるレビューを確認する

Ryzen 7 9700XとRTX 5070 Tiの組み合わせのゲーミングPCです。ストレージは1TBと標準的です。メモリは32GBと大容量です。メモリは2枚構成のデュアルチャネル構成です。マザーボードのB650チップセット搭載の「MSI B650 GAMING PLUSWIFI」を搭載。2基のM.2スロットがあるので拡張性は優秀です。WiFi 6E、2.5GLAN搭載とネットワーク周りは充実しています。PCケースの左サイドは強化ガラスとなっており、パソコン内部のパーツとライティングを楽しめます。4基の光るケースファンによってエアフローも良好です。

ゲーム性能目安

フルHDWQHD4K
Battlefield 6173fps135fps85fps
Fortnite340fps264fps164fps
Marvel Rivals141fps134fps89fps
Monster Hunter Wilds98fps92fps64fps
Forza Horizon 6129fps115fps79fps
DLSSクオリティ、フレーム生成なし、グラフィックは最高設定

RTX 5070 Ti×Ryzen 7 9700Xのゲーム性能を詳しくチェックする

35万円〜40万円のおすすめモデル一覧 >
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CPURyzen 7 7700X3D
メモリ32GB (16GB x2)
電源850W 80PLUS GOLD
GPURTX 5080
SSD2TB Gen4 NVMe
マザボB850
メリットデメリット
メモリ32GB搭載
メモリが2枚刺し
ストレージ2TB
M.2 SSDの増設が可能
2.5GLAN搭載
WiFi7+Bluetooth対応
24時間以内に出荷に出荷
ビデオカードホルダー付属
ゲーム性能特化のRyzen 7 7700X3D搭載
特になし
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Ryzen 7 7700X3DとRTX 5080の組み合わせのゲーミングPCです。メモリは32GBと大容量です。メモリは2枚刺しのデュアルチャネルで動作します。ストレージは2TBと大容量です。マザーボードはB850チップセットのASUS TUF GAMING B850-PLUS WIFIを搭載。M.2スロットは3基あり、最大2基のM.2 SSDの増設が可能です。PCケースはG-GEAR プレミアムミドルタワーケースを採用。前面メッシュでエアフロー重視なだけでなく、防塵フィルターを標準搭載しているのでホコリの侵入を防ぎます。さらに、3方向からガッチリ支えるGPUサポートホルダーでビデオカードを保護します。

40万円以上のおすすめモデル一覧 >
フルHD × 軽量タイトルには「RTX 5060 Ti 8GB」搭載モデルがおすすめ!
ApexやValorantなどのFPSゲームで144fps〜240fpsのハイスピードなプレイを楽しむのに最適!コストパフォーマンスも抜群です。

【ドスパラ】THIRDWAVE AD-R7X56A-01W

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+3000円でRTX 5060 Ti 8GBにカスタマイズ可能
8月28日(金)10時59分まで

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CPURyzen 7 5700X
メモリ16GB (16GB x1)
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GPURTX 5060 Ti 8GB
SSD500GB Gen4 NVMe
マザボB550
メリットデメリット
M.2 SSDの増設が可能
エアフローに優れたガラスケース
Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Passが付属
翌日出荷
ストレージが500GB
メモリがシングルチャネル
管理人によるレビューを確認する

Ryzen 7 5700XとRTX 5060 Ti 8GBの組み合わせのゲーミングPCです。+3,000円でRTX 5060 Ti 8GBにカスタマイズ可能です。メモリは16GBです。メモリは1枚刺しのシングルチャネルとなっています。ストレージは500GBなので、最低でも1TBへの増設をおすすめします。マザーボードの詳細は不明ですが、B550チップセットが採用され、2基のM.2スロットがあるので拡張性は優秀です。PCケースは、標準構成で12cm角のファンが5つ(フロントx2, トップx2, リアx1)付属し、エアフローは優秀です。

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FHD(軽量向け)おすすめモデル一覧 >
フルHD × 重量タイトルには「RX 9060 XT」搭載モデルがおすすめ!
VRAM16GBなのでモンハンワイルズなどの最新重厚アクションも、フルHD高画質設定でカクつきなくヌルヌル快適に遊べるスペック構成です。

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8月31日(月)23時59分まで

販売価格 197,790円+送料 2,920円 ※カスタマイズ済

CPURyzen 7 5700X
メモリ32GB (16GB x2)
電源650W 80PLUS BRONZE
GPURX 9060 XT 16GB
SSD1TB Gen4 NVMe
マザボB550
メリットデメリット
質感の高いFractale designのケースを採用
メモリはデュアルチャネル構成
メモリ32GB
M.2 SSDの増設が可能
WiFi6E+Bluetooth対応
2.5GLAN
特になし
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Ryzen 7 5700XとRX 9060 XT 16GBの組み合わせのゲーミングPCです。メモリは32GB、ストレージは1TBと標準的な容量です。メモリは2枚刺しのデュアルチャネル構成です。マザーボードは、B550チップセットのASRock B550 Rock WiFiを搭載。M.2 スロットは3基あり、2基増設可能です。PCケースはFractal Design Pop Silent White TG Clear Tintを採用。質感が高く、強化ガラス製のサイドパネルと優れた静音性が特徴となっています。

FHD(重量向け)おすすめモデル一覧 >
WQHD(2560×1440)には「RTX 5070」搭載モデルがおすすめ!
フルHDよりも圧倒的に高精細で、4Kよりもフレームレートを出しやすい1番人気の高バランス解像度です。

【ドスパラ】THIRDWAVE AD-R7A57A-01W

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販売価格 221,980円+送料無料 ※クーポン適用済価格

CPURyzen 7 7700
メモリ16GB (16GB x1)
電源750W 80PLUS GOLD
GPURTX 5070
SSD500GB Gen4 NVMe
マザボA620
メリットデメリット
M.2 SSDの増設が可能
エアフローに優れたガラスケース
Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Passが付属
2.5GLAN
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ストレージが500GB
メモリがシングルチャネル
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Ryzen 7 7700とRTX 5070の組み合わせのゲーミングPCです。メモリは16GBと標準的な容量です。ただし、メモリは1枚刺しのシングルチャネル構成となっています。ストレージは500GBなので、最低でも1TBへの増設をおすすめします。マザーボードの詳細は不明ですが、A620チップセットが採用され、2基のM.2スロットがあるので拡張性は優秀です。また、2.5GLANに対応しており、ネットワーク周りは優秀です。PCケースは、標準構成で12cm角のファンが5つ(フロントx2, トップx2, リアx1)付属し、エアフローは優秀です。

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Battlefield 6164fps134fps85fps
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RTX 5070×Ryzen 7 7700のゲーム性能を詳しくチェックする

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WQHD向けおすすめモデル一覧 >
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最高峰4K向けおすすめモデル一覧 >
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目次

Kingston FURY Renegade G5 SSD」のスペック

1TB(1,024GB)2TB(2048GB)4TB(4096GB)
インターフェースPCIe 5.0PCIe 5.0PCIe 5.0
DRAM搭載搭載搭載
読込速度(最大)14,200MB/s14,700MB/s14,800MB/s
書込速度(最大)11,000MB/s14,000MB/s14,000MB/s
総書込容量(TBW)1,000 TB2,000 TB4,000 TB
保証5年5年5年

このハイエンドモデルは、最新のPCIe 5.0インターフェースに対応し、3D TLC NANDフラッシュメモリ、Silicon Motion社の高性能「SM2508コントローラー」、そしてDDR4 DRAMキャッシュという豪華な構成で設計されています。

パフォーマンスは圧巻の一言。

シーケンシャルリード速度は最大14,800MB/秒、ライト速度は最大14,000MB/秒を実現。さらにランダムアクセス性能も最大220万IOPSと、従来モデルを大きく引き離す処理能力を誇ります。

ラインナップは、1TB(1,024GB)、2TB(2,048GB)、4TB(4,096GB)の3つの容量から選択可能。用途や予算に応じて最適なモデルを選べるのも魅力です。

モガ

「Kingston FURY Renegade」はKingstonが展開するゲーミングブランド「Kingston FURY」の中でも、特に最高峰のパフォーマンスを追求したシリーズとなっています。

Kingston FURY Renegade G5 SSD(2048GB)の外観

Kingston FURY Renegade G5 SSD(2048GB)のパッケージ

白・黒・赤を基調としたカラーリングで構成されたパッケージデザインです。

表面には基板が配置され、その上からシールが貼付

表面には基板が配置され、その上からシールが貼付されています。

片面実装タイプのため、裏面には部品の搭載はなし

片面実装タイプのため、裏面には部品の搭載はありませんが、こちらにもシールが貼付されています。

片面実装タイプなので薄い

片面実装タイプのため、全体的に厚みを抑えた仕様となっています。

シールを取り外して基板の状態をチェック

次に、シールを取り外して基板の状態をチェックします。なお、このシールを剥がすと保証が無効になるおそれがあるため、絶対に真似しないようにしてください。

シールを取り外すと、内部のチップを直接確認

シールを取り外すと、内部のチップを直接確認できます。左側から順にコントローラー、DRAMキャッシュ、そしてNANDメモリが2基並んでいます。

コントローラーには、Silicon Motion製の「SM2508」が採用

コントローラーには、Silicon Motion製の「SM2508」が採用されています。6nmプロセスで製造された、PCIe 5.0対応の高性能コントローラーです。

DRAMキャッシュ

こちらがDRAMキャッシュです。型番は「4ZB75D8CSC」と記載されています。低消費電力仕様のDDR4 DRAMキャッシュを採用しており、発熱の抑制にも配慮された設計となっています。

NANDメモリ

NANDメモリには「Kingston」の刻印があることは確認できましたが、それ以外の詳細な表記については判別できませんでした。

東芝(キオクシア)製の218層 3D TLC NAND(BiCS 8)

そこで「flash_id」を用いてNANDを解析したところ、東芝(キオクシア)製の218層 3D TLC NAND(BiCS 8)が搭載されていることを確認しました。

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)のドライブ情報と空き容量

Crystal Disk Infoで情報を取得

Crystal Disk Infoで情報を取得しました。取得情報をまとめたものは以下になります。

  • 型番:KINGSTON SFYR2S2T0:2048.4 GB
  • インターフェース:NVM Express
  • 対応転送モード:PCIe 5.0 x4
  • 対応規格:NVM Express 2.0
  • 対応機能:S.M.A.R.T. / TRIM / VolatileWriteCache
空き容量は1.86TB

フォーマットをしたところ、空き容量は1.86TBでした。NANDメモリ全体の約2%を予備領域として割り当てるため、2048GBから少し目減りします。

Kingston SSD Manager

Kingston SSD Manager

純正ソフトの「Kingston SSD Manager」で、SSDの基本ステータス(S.M.A.R.T.情報)や健康状態の確認や、ファームウェアのアップデートが可能です。

Acronis True Image for Kingston

また、「Kingston SSD Manager」から、「Acronis True Image for Kingston」をダウンロードできます。ディスクのクローンなどが可能になります。

検証環境

検証環境

検証環境は以下の通りです。

製品名
マザーボードASUS ROG STRIX B650-A GAMING WIFI
CPURyzen 7 7800X3D
ビデオカードRD-RX9070XT-E16GB/TP
CPUクーラーPCCOOLER GAME ICE K4
メモリKingston FURY Renegade KF580C38RWAK2-32
(16GB×2、DDR5-4800)
システム用SSDWD_BLACK SN770 NVMe
電源MSI MAG A850GL PCIE5
PCケース長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX
OSWindows 11 HOME(24H2)
電源プランバランス

マザーボードには、PCIe 5.0に対応した「AMD B650」チップセット採用の「ASUS ROG STRIX B650-A GAMING WIFI」を使用します。CPUにはゲーム性能が高い「Ryzen 7 7800X3D」、ビデオカードには「RTX 5060」を搭載します。

マザーボードに付属しているヒートシンクを使用

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)は、最大限の性能を引き出せるチップセット直結の最上段スロットに取り付けます。なお、冷却にはマザーボードに付属しているヒートシンクを使用します。

比較用として、「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN」の2TBモデルを用意

比較用として、「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN」の2TBモデルを用意しました。PCIe 3.0対応のSSDであるため、世代の異なる製品同士でどの程度の性能差が出るのか非常に興味深いところです。

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)のベンチマーク

Crystal Disk Mark 8.0.6

Crystal Disk Mark 8.0.6(1GiB)
テストサイズ:1GiB
Crystal Disk Mark 8.0.6(64GiB)
テストサイズ:64GiB

ストレージの定番ベンチマークソフト、CrystalDiskMark 8.0.6を使用しました。ストレージデバイスの読み書き速度を測定できるツールです。

測定結果は、読み込みが14637.14MB/s、書き込みが14043.18MB/sとなり、メーカー公称値にほぼ近いスコアを記録しました。

さらに、テストサイズを64GiBへ変更した場合でも、目立った性能低下は確認されませんでした。

一般的にDRAMレスSSDでは、テスト容量を増やすと、とくにランダムリード(RND4K Q1T1)の速度が低下しやすい傾向があります。しかし、Kingston FURY Renegade G5 SSDはDRAMキャッシュを搭載しているため、テストサイズを拡大してもパフォーマンスの落ち込みはほとんど見られませんでした。

Crystal Disk Mark 8.0.6(シーケンシャル性能)
シーケンシャル性能
Crystal Disk Mark 8.0.6(ランダム性能)
ランダム性能

「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」と比較した場合、シーケンシャルリードは約125%、シーケンシャルライトは約151%と、Kingston FURY Renegade G5 SSDのほうが大きく上回る結果となりました。

ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1

ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1

ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1です。細かなテストファイル(512Bから64MBまで)のシーケンシャル性能を測定します。

ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1(Read)
Read
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1(Write)
Write

「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」は、Read・Writeともに速度が落ち込む傾向が確認されました。

一方、Kingston FURY Renegade G5 SSDは、テストファイルの容量が大きくなるにつれて転送速度が向上し、ある一定のサイズを超えると安定したパフォーマンスを維持する結果となりました。

Blackmagic Disk Speed Test

Blackmagic Disk Speed Test

Blackmagic Disk Speed Testです。特定の映像編集用途を想定した実用的なストレージ性能を測定できるベンチマークソフトで、動画コーデックごとに対応可能なフレームレートが表示されるため、どの程度の編集作業まで対応できるかを把握できます。

ベンチマーク結果では、Blackmagic RAW、ProRes 422 HQ、H.265の3種類のコーデックについて、それぞれの解像度ごとの処理性能がfps(フレームレート)で示されます。

今回はその中から、代表例としてBlackmagic RAWにおける各解像度別の処理フレームレートに注目していきます。

Blackmagic Disk Speed Test(Read)
Read
Blackmagic Disk Speed Test(Write)
Write

Read・Writeともに、Kingston FURY Renegade G5 SSDが「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」を大きく上回る結果となりました。

たとえば1080 HDにおいては、「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」と比較して、Readは約108%、Writeは約141%と、いずれもKingston FURY Renegade G5 SSDが高いスコアを記録しています。

AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247

AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247

AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247では、Crystal Disk Mark 8.0.6と同じく、ストレージデバイスの転送速度を測定できます。今回は、シーケンシャルアクセスの圧縮率とコピーベンチマークを見ていきます。

AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247(コピーベンチ)

まず、コピーベンチマークです。

「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」と比較すると、ISOでは約101%、Programでは約61%、Gameでは約69%、「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」が上回っています。

「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」の圧縮率
「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」の圧縮率
CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)の圧縮率
CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)の圧縮率

「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」はWriteでは一瞬落ち込みが見られますが、全領域でほぼ転送速度は安定しています。

一方、「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」ではReadでは安定していますが、Writeでは常に波形が上下しており、不安定です。

3D Mark Storage Benchmark

3D Mark Storage Benchmark

ストレージデバイスのゲームパフォーマンスを測定する、「3D Mark Storage Benchmark」です。

3D Mark Storage Benchmark(総合スコア)

総合スコアは「EXCERIA PLUS G4」が2,846、「EXCERIA G2」が1,930です。

「EXCERIA G2」と比較すると、総合スコアは約38%上回っています。

ゲームのロード
ゲームのロード
ゲームの移動など
ゲームの移動等

帯域幅を見ると、全体的に「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」が「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」を圧倒して上回っています。

例えば、「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」と比較すると、BF5のロードでは約106%、ゲームの移動では約93%、「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」が上回っています。

DiskBench

DiskBench

約200GB(内容はFF14ベンチマークデータのコピー)のファイルを移動した際に要した時間を、DiskBenchで計測しました。

書き込みテスト

(WD_Black SN770 → 各SSD)

書き込みでは、Kingston FURY Renegade G5 SSD と 「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」を比較した結果、Kingston FURY Renegade G5 SSDのほうが約5,327秒早く処理を完了しました。

読み出しテスト

(各SSD → WD_Black SN770)

読み出しでは、Kingston FURY Renegade G5 SSDが「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」よりも約157秒早く処理を終える結果となりました。

同一ドライブ内コピー

(Kingston FURY Renegade G5 SSD → 同ドライブ、CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN → 同ドライブ)

同一ドライブ内でのコピーでは、Kingston FURY Renegade G5 SSDが「CFG RGAX CSSD-M2L2TRGAXN(2TB)」よりも約4,803秒短い時間で処理を完了しています。

モガ

いずれのテスト項目においても、Kingston FURY Renegade G5 SSDが優れた結果を示しました。

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)のSLCキャッシュの容量について

空き容量100%時から全容量を書き込んでSLCキャッシュの容量、キャッシュが切れた後の性能低下を調べます。

計1.8TBのファイル

ファイルはFF14ベンチマークのインストールデーターで、計1.8TBのファイルです。これらをまとめて、「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」にドラック&ドロップして、書き込みます。

SLCキャッシュ

初めは2,067MB/sという爆速スピードで書き込みますが、800~900GBを書き込んだ辺りで速度が落ち、その後は書き込みスピードは、平均1,431MB/sで推移しました。

キャッシュが切れても平均1,000MB/sを超えるスピードで推移するので、大容量のファイルでもストレスを感じることなく、転送可能です。

1回目

続いて、297GBのファイルを6つ、順々に連続して、ドラッグ&ドロップして、書き込みます。3回目のファイルを書き込んだ辺りでスピードが落ちますが、以降は1,000MB/s以上を維持しています。

モガ

SSDは空き容量が少ないと確保できるキャッシュも減ります。そのため、空き容量が少ないと、キャッシュ切れを起こしやすく、転送速度が低下しやすいです。一方、「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」の場合、そもそもキャッシュ切れを起こしたとしても、十分スピードが速いので、あまりそのデメリットを感じません。

空き容量10%時の性能低下について

空き容量10%時の性能低下について

ここでは細かな説明を省きますが、SSDは空き容量が少なくなると「データの整理整頓(ガベージコレクション)」の効率が劇的に悪くなり、性能低下を起こします。

そこで今回は、あえて空き容量を10%にして、ベンチマークをし、どれくらいの性能低下が起こるのか検証します。

空き容量100%の性能
空き容量100%
空き容量10%の性能
空き容量10%

空き容量10%時の状態でCrystal Disk Mark 8.0.6を実行すると、若干ですが、シーケンシャルライトとランダムライトの性能の低下を確認できました。

空き容量100%の性能
空き容量100%
空き容量10%の性能
空き容量10%

空き容量10%時の状態で3D Mark Storage Benchmarkを実行すると、若干ですが、スコアーの低下を確認できました。

モガ

「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」は、DRAMを搭載しているので、DRAMレスモデルに比べると、空き容量に関係なく、安定した性能を発揮します。

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)の温度をチェック

Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)の温度をチェック

モニターソフトの「HWiNFO」で確認すると、温度センサーは1つだけでした。

ヒートシンクを外した状態

TxBENCHで10分連続書き込みをして、SSDの温度を計測します。なお、SSDのヒートシンクをつけた状態と外した状態でそれぞれ計測します。

TxBENCH10分間連続書き込み時のディスク温度

ヒートシンク装着時の温度は60℃台に収まっていました。一方、ヒートシンクを使用しない場合は80℃に達しています。

おそらく80℃前後に到達するとサーマルスロットリングが発動し、一時的に性能を抑えて温度を下げる制御が働いていると考えられます。そのためか、80℃付近からさらに大きく温度が上昇する様子は見られませんでした。

このように、ヒートシンク非装着の状態でも、Kingston FURY Renegade G5 SSDは安定した温度管理性能を発揮していることが確認できました。

サーモグラフィーカメラを使ってSSDの表面温度を計測

サーモグラフィーカメラを使ってSSDの表面温度を調べてみました。

SP1(コントローラー)の温度は102.7℃、SP2(DRAMキャッシュ)の温度は83.1℃、SP3(NANDメモリ)の温度は80.2℃でした。やはり、コントローラー部分は他のチップよりも温度が高くなる傾向があるようです。

書き込み速度の推移

書き込み速度を見てみると、ヒートシンクなしだと4,000MB/sまでスピードは落ちてしまいました。ただこの速度でも、PCI Express 4.0対応SSD並みの速度が出ているので、実用上困ることはなさそうです。

通常の使用環境では、マザーボードの標準ヒートシンクを使用します。今回のヒートシンクを外した状態でおこなうテストは、あくまで特殊な検証例なのでその点はご理解ください。

モガ

マザーボードのヒートシンクを取り付けた状態で、Kingston G5 SSDは約60℃台の安定した温度で動作し、最大14,000MB/sを超える超高速な転送速度を実現します。温度管理とパフォーマンスの両方で優れた性能を発揮しています。

「Kingston FURY Renegade G5 SSD (2048GB)」の良かったところ・悪かったところ

良かったところ悪かったところ
最大14,000MB/sを超えるシーケンシャルリード
ランダムアクセス性能も高い
DRAMキャッシュ搭載
PCIe 3.0対応SSDとは一線を画す性能
ゲーム性能も高い
豊富なSLCキャッシュ容量
耐久性が高い(1000~4000TBW)
片面実装なので装着しやすい
国産NANDメモリ(BiCS 8)を搭載
多機能な「Kingston SSD Manager」が付属
クローンソフトの「Acronis True Image for Kingston」が付属
キャッシュが切れても1,000MB/sを超える速度を維持
空き容量が少なくても性能低下はほとんどなし
5年保証
性能を最大限に発揮するためにはヒートシンクの装着を推奨

まとめ

Kingston FURY Renegade G5 SSDは、まさに“次世代クラスのスピード”を体感できるハイエンドSSDといえる存在です。

PCIe Gen5という超高速インターフェースに対応し、最大14,000MB/s超という圧倒的な転送速度を実現。動画編集のような大容量データを扱う用途でもパフォーマンスの落ち込みはほとんど見られず、終始快適な作業環境を維持できます。

さらに、5年間のメーカー保証が付帯するなど、信頼性の面も抜かりありません。総合的に見て、性能・安定性・サポートのバランスが取れた完成度の高いモデルです。

PCのアップグレードを検討している方や、システムの性能を最大限まで引き出したい方には、自信を持っておすすめできるSSDです。

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