Ryzen 7 5700Xは2022年4月に発売されたAMDのデスクトップ向けCPUです。
Zen 3アーキテクチャを採用している8コア16スレッドのCPUです。
旧世代のCPUですが、価格の割に性能が良いこともあり、コスパの良いCPUとして、ロングセラーとなっています。
今回の記事ではRyzen 7 5700Xのゲーミング性能とクリエイティブ性能を検証し、Ryzen 7 5700Xを搭載した、おすすめゲーミングPCを紹介します。
Ryzen 7 5700Xとは
CPUアーキテクチャー | ZEN3 |
コア/スレッド | 8/16 |
ベースクロック | 3.4GHz |
ブーストクロック | 4.6GHz |
L2キャッシュ | 4MB |
L3キャッシュ | 32MB |
TDP | 65W |
内蔵グラフィック | なし |
対応ソケット | AM4 |
参考価格 | 22,000円~※2024年7月現在 |
Ryzen 7 5700Xは、ZEN3アーキテクチャーを採用したCPUです。
元々Ryzen 5000シリーズはラインナップが薄く、インテルに比べると選択肢に乏しいという問題がありました。特に65W級の低発熱CPUはRyzen 5 5700Xしか選択肢がないという状況でした。
CPUのラインナップを厚くするために追加されたCPUの一つがRyzen 7 5700Xです。
このRyzen 7 5700Xは上位モデルのRyzen 7 5800Xのマイナーチェンジ版といえます。
Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 5800X | |
---|---|---|
CPUアーキテクチャー | ZEN3 | ZEN3 |
コア/スレッド | 8/16 | 8/16 |
ベースクロック | 3.4GHz | 3.8GHz |
ブーストクロック | 4.6GHz | 4.7GHz |
L2キャッシュ | 4MB | 4MB |
L3キャッシュ | 32MB | 32MB |
TDP | 65W | 105W |
内蔵グラフィック | なし | なし |
対応ソケット | AM4 | AM4 |
この両CPUの仕様はほとんど同じで、明確に違うのはベースクロック、ブーストクロック、TDPの3点です。
Ryzen 7 5700Xは、Ryzen 7 5800Xと比較してベースクロックは400MHz、ブーストクロックは100MHz低く、それに伴って、TDPも40W低くなっています。
つまり、Ryzen 7 5700Xは、Ryzen 7 5800Xよりほんの少しだけで性能を落とし、より扱いやすくしたCPUといえます。
競合はRyzen 7 7500F、Core i5-14400あたりが考えられます。
Ryzen 7 5700Xのパッケージです。リテールクーラーは付属しないので、厚さはそこまでありません。
ヒートスプレッダーは正方形の形をしています。裏面はCPUソケットのピンと接触するための接点がびっしりと埋め込まれています。ちなみにピンになっているので、折らないように取扱いに注意が必要です。
「CPU-Z」で仕様を確認。
テスト環境
検証環境 | |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
GPU | Manli RTX 4070 Ti Super Gallardo レビュー記事 |
CPUクーラー | サイズ MUGEN6 Black Edtion レビュー記事 |
CPUグリス | EVERCOOL Thermal GS-04 |
マザーボード | ASUS PRIME B550M-A |
メモリ | Crucial CT2K16G4DFRA32A(DDR4-3200/16GB×2) |
ストレージ | Western Digital WD_BLACK SN770 NVMe 1TB レビュー記事 |
電源ユニット | Corsair RM750e |
PCケース | 長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX レビュー記事 |
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
マザーボードは、B550チップセット搭載のASUS PRIME B550M-Aを使用。
GPUはRTX 4070 Ti SUPERを使用。RTX 3090以上の性能を発揮するハイエンドのGPUです。
メモリは16GB×2の32GB容量のCrucial CT2K16G4DFRA32Aを使用。今回の検証ではJEDEC準拠のDDR4-3200に設定しています。
CPUクーラーは空冷のサイズ MUGEN6 Black Edtionを使用。
Ryzen 7 5700Xのゲーミング性能を検証
3DMark Fire Strike
3D MarkのFire Strikeです。
Ryzen 7 5700Xは40,381というスコアを記録。
Ryzen 5 7500Fに対して、約2%、Core i5-14400に対して、約14%上回っています。
3DMark Time Spy
3D MarkのTime Spyです。
Ryzen 7 5700Xは19,543というスコアを記録。
こちらはFire Strikeと違い、Ryzen 7 5700Xは、Core i5-14400に対して、約7%下回っています。
Time Spyはコア数の多いCPUが高スコアを出しやすい傾向があります。
Core i5-14400は10コア16スレッドと、8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xと比べて、コア数が多いので、それがそのままスコアでも表れています。
このようにコア数の多さが有利になるベンチマークでは、Ryzen 7 5700Xはコア数の多いCPUと比較すると、若干スコアは伸びにくい傾向があります。
Call of Duty: Modern Warfare III
Call of Duty: Modern Warfare IIIです。グラフィックは一番負荷の重い極限に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400がトップで横並びとなりました。
3,840×2,160ドットではすべてのCPUが横並びとなっています。
Cyberpunk 2077
Cyberpunk 2077です。グラフィックは一番負荷の重いウルトラに設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなっています。
2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Ryzen 7 5700X、Core i5-12400がトップで横並びとなりました。
3,840×2,160ドットではすべてのCPUが横並びとなっています。
Deus EX
Deus EXです。グラフィックは一番負荷の重いウルトラに設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。
2560×1440ドットでは、トップがCore i5-14600KFで、次点でCore i5-14400F、Ryzen 5 7500F、Core i5-12400、Ryzen 7 7800X3Dが横並びとなっています。
3,840×2,160ドットでは、トップがRyzen 5 7500Fで、次点でRyzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xが横並びとなりました。
Far Cry 6
Deus EXです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。
3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400がトップで横並びとなりました。
FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー
FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシーです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。
3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。
Fortnite
Fortniteです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドット、2560×1440ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。
3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなりました。
Ghost of Tsushima
Ghost of Tsushimaです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがCore i5-14600KF、次点でRyzen 7 7800X3Dとなりました。
2560×1440ドットでは、Core i5-12400、Core i5-14600KF、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7500Fがトップで横並びとなりました。
3,840×2,160ドットでは、Core i5-12400、Core i5-14600KF、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7500Fがトップで横並びとなりました。
Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction
Tom Clancy’s Rainbow Six Extractionです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがCore i5-14600KF、Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 5 7500F、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。
2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。
3,840×2,160ドットでは、すべてのCPUが横並びとなりました。
Assassin’s Creed Mirage
Assassin’s Creed Mirageです。グラフィックは一番負荷の重い最高に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがCore i5-14600KF、次点でRyzen 7 7800X3Dとなりました。
2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなりました。
3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。
Watch Dogs: Legion
Assassin’s Creed Mirageです。グラフィックは一番負荷の重い最大に設定しています。
平均フレームレートを見ると、1,920×1,080ドットでは、トップがRyzen 7 7800X3D、次点でCore i5-14600KFとなりました。
2560×1440ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KFがトップで横並びとなりました。
3,840×2,160ドットでは、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14600KF、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400F、Core i5-12400、Ryzen 7 5700Xがトップで横並びとなりました。
全10ゲームの平均fps
全10ゲームの平均fpsを各解像度ごとにまとめました。
Ryzen 7 5700Xは、フルHD解像度ではRyzen 5 7500Fに対しては約11%、Core i5-14400に対しては約9%、Core i5-12400に対しては約5%下回っています。
WQHD解像度もRyzen 7 5700Xは、Ryzen 5 7500F、Core i5-14400、Corei5-12400に対して、約10%下回っています。
Ryzen 7 5700XはZEN3という古いアーキテクチャーを採用していることもあり、シングル性能がそこまで高くありません。
それもあってか、ゲーム性能はそこまで高くありません。ただし、今回検証したのはハイエンドのRTX 4070 Ti SUPERです。RTX 4060などのミドルクラスのGPUであれば、そこまで大きく見劣りすることはなくなると思います。
なお4K解像度では各CPUで差がほとんどありません。GPU負荷が高くなればなるほど、CPUによる差が生まれにくい状況となっているからです。
Ryzen 7 5700Xのゲーム性能は思ったほど高くないという印象でした。少なくともCore i5-14400、Ryzen 5 75000Fよりは劣ると思っていいでしょう。
Ryzen 7 5700Xのクリエイティブ性能を検証
CINEBENCH R23
CPUの3DCGレンダリング性能を測定するCinebench R23です。
マルチコアにおいて、Ryzen 7 5700Xは13,717というスコアを記録。
Core i5-14400に対して、約10%下回っていますが、Ryzen 5 7500Fとほぼ同じスコアでした。
シングルスコアにおいて、Ryzen 7 5700Xは1,525というスコアを記録。
Core i5-14400F、Ryzen 5 7500Fに対して、約16%下回っています。
Crossmark
クリエイティブ性能を測定するCrossmarkです。
Ryzen 7 5700Xは1,339という総合評点を記録。
インテル製CPUが有利なテストなので、Ryzen 7 5700Xのスコアはあまり伸びず、例えばインテルCPUのCore i5-12400に対して約29%下回っています。
Blender Benchmark
3DCGソフトの「Blender」ベースのレンダリングベンチマーク「Blender Benchmark」です。
Ryzen 7 5700Xは198というスコアを記録。
Ryzen 7 5700XはCOre i5-14400、Ryzen 5 7500Fとほぼ横並びのスコアでした。
x264 FHD Benchmark
H.264形式のフルHD動画のエンコード性能を測定する、「x264 FHD Benchmark」です。fpsが高いほど、エンコード処理性能が高いことを意味します。
Ryzen 7 5700Xは65fpsを記録。
コア数が同じRyzen 5 7500Fに対して、約9%下回っています。おそらくシングル性能の差で、Ryzen 5 7500Fとの差が開いたものと思われます。
Ryzen 7 5700Xは8コア16スレッドありますが、シングル性能がそこまで高くありません。そのため、6コア12スレッドのRyzen 5 7500Fのクリエイティブ性能のほうが優秀です。
Ryzen 7 5700Xの消費電力
Ryzen 7 5700Xの消費電力を確認します。
アイドル時は起動直後10分放置した最低値を、高負荷時は「Cinebench R23:10 minutes」、「FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー」のベンチマーク実行時の最高値を採用し、計測ソフトの「HWiNFO」で情報を取得します。
TDPは65Wですが、高負荷時では最大78Wまで上がりました。ゲーム中でも最大73Wと、省電力性能は優秀です。
Ryzen 7 5700XのCPU温度とCPUクロック
最後に空冷CPUクーラーのサイズ MUGEN6 Black Edtionを使用して、CPU温度とCPUクロックを確認します。
ストレステストにはこちらも「Cinebench R23:10 minutes」を使用し、計測ソフトの「HWiNFO」で情報を取得します。
CPU温度はおおむね60℃、CPUクロックは4,000MHzでほぼフラットに推移しています。空冷CPUクーラーでも冷却性能は不足していません。わざわざ簡易水冷CPUクーラーを別途用意する必要はなさそうです。
Ryzen 7 5700Xの強みと弱み
強み | 弱み |
---|---|
コスパが高い 省電力性能が高い 空冷CPUクーラーでも冷却可能 | 古いZEN3アーキテクチャーを採用しているのでCPU性能は高くない ゲーム性能はCore i5-14400やRyzen 5 7500Fといった競合CPUに負ける リテールクーラーが付属しない |
Ryzen 7 5700X搭載おすすめゲーミングPC
2024年10月12日(土)に更新しました。
【MDL.make】MDL_T5746
CPU | Ryzen5 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB NVMe |
マザーボード | A520チップセット |
M.2 スロット数 | 1個(空き0) |
幅×高さ×奥行 | 約210mm×約422mm×約365mm |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ネットワーク | 有線:不明 無線:なし |
納期 | 7~14日前後(時期によって異なります。) |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 124,800円 |
メリット | デメリット |
---|---|
安い | 500GBのNVMe SSD M.2 SSDの増設は不可能 |
Ryzen 7 5700X×RTX 4060のエントリークラスのゲーミングPCです。
マザーボードのチップセットはA520、メモリは16GB、SSDは500GBです。
MDL.makeは入荷時期によって使用パーツが異なるので、マザーボードの詳細は不明です。ただ、A520チップセットのマザーボードはM.2ポートが1つのみなので、M.2 SSDの増設は不可能です。
ストレージは500GBと不安があるので、できれば最低でも1TBへのカスタマイズをおすすめします。
PCケースは詳細は不明ですが、画像を見る限り、ThermaltakeのS100 TGが採用されています。
観音開きスタイルの強化ガラスが採用されているのが大きな特徴となっています。
12cm角のファンが背面の1基のみですが、この構成であれば、エアフローで問題を起こすことはないと思われます。
Ryzen7 5700XはRyzen 5000シリーズ、ZEN3のミドルクラスCPUです。旧式かつミドルクラスですが、8コア16スレッドあり、ライバルのCore i5-14400などと比較しても見劣りしません。
【TSUKUMO】G-GEAR GA5A-D230BN/CP2
CPU | Ryzen7 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB WD Black SN770(Gen 4 NVMe) |
マザーボード | B550チップセット MSI B550-A PRO(ATX) |
M.2 スロット数 | 2個(空き1) |
幅×高さ×奥行 | 約190mm×約435mm×約475mm |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE |
ネットワーク | 有線:1Gbps 無線:なし |
納期 | 即納 |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 134,880円 |
メリット | デメリット |
---|---|
安い 即応モデル WD Black SN770を搭載 NVMe SSDの増設が可能 | 特になし |
Ryzen7 5700X×RTX 4060のエントリークラスのゲーミングPCです。
Ryzen 5 5600XはRyzen 5000シリーズ、ZEN3のミドルクラスCPUです。旧式かつミドルクラスですが、6コア12スレッドあり、上位のRyzen 7 5700Xなどと比較しても大きく見劣りしません。
マザーボードのチップセットはB550、メモリは16GB、SSDは1TBです。
マザーボードはMSI製の「B550-A PRO」を採用。M.2スロットは2基あるので、増設は可能です。
ストレージは1TB、メモリは16GBと必要最低限の容量です。NVMe SSDはゲーム性能の高い、WD Black SN770を搭載。
PCケースはG-GEAR ミドルタワーケースを採用。エアフローとメンテナンス性を両立したオリジナル設計ケースです。
【MDL.make】MDT46T57
CPU | Ryzen5 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4060 Ti |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB NVMe |
マザーボード | A520チップセット |
M.2 スロット数 | 1個(空き0) |
幅×高さ×奥行 | 約210mm×約422mm×約365mm |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
ネットワーク | 有線:不明 無線:なし |
納期 | 7~14日前後(時期によって異なります。) |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 139,800円 |
メリット | デメリット |
---|---|
安い | 500GBのNVMe SSD M.2 SSDの増設は不可能 |
Ryzen 7 5700X×RTX 4060 TiのミドルクラスのゲーミングPCです。
Ryzen7 5700XはRyzen 5000シリーズ、ZEN3のミドルクラスCPUです。旧式かつミドルクラスですが、8コア16スレッドあり、ライバルのCore i5-14400などと比較しても見劣りしません。
マザーボードのチップセットはA520、メモリは16GB、SSDは500GBです。
MDL.makeは入荷時期によって使用パーツが異なるので、マザーボードの詳細は不明です。ただ、A520チップセットのマザーボードはM.2ポートが1つのみなので、M.2 SSDの増設は不可能です。
ストレージは500GBと不安があるので、できれば最低でも1TBへのカスタマイズをおすすめします。
PCケースは詳細は不明ですが、画像を見る限り、ThermaltakeのS100 TGが採用されています。
観音開きスタイルの強化ガラスが採用されているのが大きな特徴となっています。
12cm角のファンが背面の1基のみですが、この構成であれば、エアフローで問題を起こすことはないと思われます。
【FRONTIER】FRGKB550/WS1008/NTK
CPU | Ryzen7 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4060 Ti |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
メモリ | 32GB DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB Gen 4 NVMe |
マザーボード | B550チップセット ASRock B550M-HDV(M-ATX) |
M.2 スロット数 | 1個(空き0) |
幅×高さ×奥行 | 約215mm×約347mm×約401mm |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
ネットワーク | 有線:1Gbps 無線:なし |
納期 | 6日 |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 162,980円 |
メリット | デメリット |
---|---|
小型ケースを採用 メモリ32GB搭載 | NVMe SSDの増設ができない |
Ryzen7 5700X×RTX 4060 TiのミドルクラスのゲーミングPCです。
Ryzen7 5700XはRyzen 5000シリーズ、ZEN3のミドルクラスCPUです。旧式かつミドルクラスですが、8コア16スレッドあり、ライバルのCore i5-14400などと比較しても見劣りしません。
マザーボードのチップセットはB550、メモリは32GB、SSDは1TBです。
マザーボードはASRock製の「B550M-HDV」を採用。M.2スロットは1基のみなので、増設は不可能です。
ストレージは1TBと必要最低限の容量ですが、メモリは32GBと大容量なのは魅力的です。
PCケースは、容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型です。
小型ですが、垂直エアフロー構造で効率的なエアフローを実現しています。さらにツールレスでサイドパネルを取り外せるので、メンテナンスも楽です。
【MDL.make】MD4757
CPU | Ryzen5 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4070 |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB NVMe |
マザーボード | A520チップセット |
M.2 スロット数 | 1個(空き0) |
幅×高さ×奥行 | 約210mm×約422mm×約365mm |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
ネットワーク | 有線:不明 無線:なし |
納期 | 7~14日前後(時期によって異なります。) |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 187,800円 |
メリット | デメリット |
---|---|
ガラスケースを採用 | 500GBのNVMe SSD M.2 SSDの増設は不可能 |
Ryzen 7 5700X×RTX 4070のミドルクラスのゲーミングPCです。
Ryzen7 5700XはRyzen 5000シリーズ、ZEN3のミドルクラスCPUです。旧式かつミドルクラスですが、8コア16スレッドあり、ライバルのCore i5-14400などと比較しても見劣りしません。
マザーボードのチップセットはB550、メモリは16GB、SSDは500GBです。
MDL.makeは入荷時期によって使用パーツが異なるので、マザーボードの詳細は不明です。ただ、A520チップセット以外のマザーボードはM.2ポートが複数あるので、M.2 SSDの増設は可能です。
ストレージは500GBと不安があるので、できれば最低でも1TBへのカスタマイズをおすすめします。
PCケースは詳細は不明ですが、画像を見る限り、ThermaltakeのS100 TGが採用されています。
観音開きスタイルの強化ガラスが採用されているのが大きな特徴となっています。
12cm角のファンが背面の1基のみですが、この構成であれば、エアフローで問題を起こすことはないと思われます。
【FRONTIER】FRGKB550/WS1010/NTK
CPU | Ryzen 7 5700X |
---|---|
GPU | RTX 4070 SUPER |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
メモリ | 32GB DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB Gen 4 NVMe |
マザーボード | B550チップセット |
M.2 スロット数 | 1個(空き0) |
幅×高さ×奥行 | 約215mm×約347mm×約401mm |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:1Gbps 無線:なし |
納期 | 6日 |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 208,800円 |
メリット | デメリット |
---|---|
小型ケースを採用 メモリ32GB搭載 | NVMe SSDの増設ができない CPUが弱い |
Ryzen 7 5700X×RTX 4070 SUPERのハイエンドクラスのゲーミングPCです。
Ryzen7 5700XはRyzen 5000シリーズ、ZEN3のミドルクラスCPUです。旧式かつミドルクラスですが、8コア16スレッドあり、ライバルのCore i5-14400などと比較しても見劣りしません。
ただし、RTX 4070 SUPERと組み合わせた場合、Ryzen 7 7800X3Dと比べた場合、ゲーム性能は若干伸びにくいです。
マザーボードのチップセットはB550、メモリは32GB、SSDは1TBです。
マザーボードはASRock製の「B550M-HDV」を採用。M.2スロットは1基のみなので、増設は不可能です。
ストレージは1TBと必要最低限の容量ですが、メモリは32GBと大容量なのは魅力的です。
PCケースは、容量30Lのコンパクトサイズに高いエアフロー性能を誇るミニタワー型です。
小型ですが、垂直エアフロー構造で効率的なエアフローを実現しています。さらにツールレスでサイドパネルを取り外せるので、メンテナンスも楽です。
まとめ
Ryzen 7 5700Xは旧世代のCPUということで性能自体はそこまで高くありません。
しかし、すべての価格の安さがデメリットを打ち消してくれます。
たしかに、ゲーム性能は競合CPUと比較した場合、劣るのは間違いありません。しかし、今回の検証ではRTX 4070 Ti SUPERというハイエンドのグラボを使用しました。
これが例えば、RTX 4060などのミドルクラスのグラボであれば、競合CPUとの差はほとんどなくなります。それでいて、競合CPUより価格が安いので、Ryzen 7 5700Xは間違いなくコスパの高いCPUといえます。
CPUになるべくお金をかけたくない場合、Ryzen 7 5700Xは有力な選択肢になります。
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