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【10月】RTX 5050搭載おすすめゲーミングPC!実機ベンチマークでゲーム性能を検証

RTX 5050

RTX 5050は、2025年7月4日に発売されたRTX 50シリーズのローエンドモデルに位置づけられるGPUです。

デスクトップ向けのRTX 4050は販売されなかったので、デスクトップ向けのローエンドモデルとしては、RTX 3050以来2世代ぶりとなります。

本記事では、RTX 5050の基本性能や特徴を詳しく解説し、実際のゲームでのパフォーマンスを検証します。最後にRTX 5050搭載のおすすめゲーミングPCを紹介します。

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目次

RTX 5050はこんなグラボ

RTX 5050はこんなグラボ

RTX 5050の特徴をまとめると以下のようになります。

  • フルHDゲーミング向けの性能
  • 最新ゲームを中~高画質で楽しめる
  • 8GBのGDDR6メモリを搭載
  • VRAM8GBなので高負荷のゲームを高画質でプレーするのは厳しい
  • DLSS 4(マルチフレーム生成)に対応し、対応ゲームでは圧倒的な高フレームレートを実現
  • 第4世代レイトレーシングコアにより、レイトレーシング性能も旧世代からパワーアップ

RTX 5050はGeForce RTX 50シリーズ(Blackwellアーキテクチャ)のエントリークラスのGPUです。

RTX 5060の一つ下位のモデルで、GDDR6メモリを採用と、旧世代のVRAMを使用しています。それによって、コストを下げています。

8GBのGDDR7メモリを搭載し、フルHDでゲームを中~高画質でプレーできる性能があります。ただし、VRAMが8GBなので、最高設定だとVRAM不足に陥りやすくなります。

DLSS 4(マルチフレーム生成)に対応し、対応ゲームでは爆発的にフレームレートを伸ばすことが可能です。

RTX 5050の基本性能

スクロールできます
RTX 3050(8GB)RTX 5050RTX 5060
アーキテクチャーAmpereBlackwellBlackwell
SM20基20基30基
CUDAコア2,560基2,560基3,840基
RTコア20基(Gen2)20基(Gen4)30基(Gen4)
Tensorコア80基(Gen3)80基(Gen5)120基(Gen5)
L2キャッシュ2MB24MB24MB
ベース/ブーストクロック1,552MHz / 1,777MHz2,317MHz / 2,572MHz2,280MHz / 2,497MHz
VRAMGDDR6 8GBGDDR6 8GBGDDR7 8GB
メモリーデータレート14Gbps20Gbps28Gbps
メモリーバス幅128bit128bit128bit
メモリー帯域224GB/s320GB/s448GB/s
PCI-ExpressGen4×8Gen5×8Gen5×8
グラフィックスカード電力130W130W145W

上記の表は、RTX 5050のスペックをRTX 3050、RTX 5060と比較したものです。

RTX 3050と比較した場合、スペックはほとんど似通っています。ただし、RTX 5050のアーキテクチャーはBlackwellへ進化しており、さらに、メモリー帯域は太くなっているので、より高負荷な処理はRTX 5050の方が上回っています。

一方、RTX 5060と比較した場合は、明らかにスペックは落とされています。3Dグラフィックス性能で重要なCUDAコア数も1000基以上少なく、さらにVRAMもGDDR7ではなく、旧世代のGDDR6が採用されています。

そのため、メモリー帯域はRTX 5060の方が太く、より高負荷な処理が得意です。

ビデオカード単体の価格は3万円代後半を維持している印象です。

RTX 5050の特徴

MFGに対応

MFGに対応
引用:https://www.nvidia.com/en-us/geforce/news/dlss4-multi-frame-generation-ai-innovations/

「MFG(Multi Frame Generation)」は、NVIDIAが開発した画期的な新しいフレーム生成技術です。

従来のフレーム生成技術(既存のDLSS FGなど)が1つのレンダリングフレームにつき1つの追加フレームを生成していたのに対し、MFGは最大で3つのフレームを追加生成できます。

これによって、DLSS FGよりも遥かに高いフレームレートを実現し、よりスムーズで快適なゲーム体験が可能です。

ただし、この先進的なMFG技術は、NVIDIAの最新グラフィックボード「RTX 50シリーズ」でのみ利用可能な限定機能です。もちろん、RTX 5050も対応しています。

DLSSオーバーライド

MFGはNVIDIA AppからDLSSオーバーライドすることで設定できます。

ゲーム上のオプションから直接設定

若しくはゲーム上のオプションから直接設定できます。

VRAM8GB

VRAMはGPU専用のメモリで、主にゲーム中に激しく消費します。VRAMにはGPUごとに容量が決まっていて、この容量を超えたとき、ゲームの快適性が損なわれる危険性があります。

具体的にはフレームレートが全くでない、そして最悪、ゲームが起動しないなんてことも。そんなVRAMですが、RTX 5050のVRAM容量は8GBと現代の基準だと少ないです。

高負荷なゲームでは、フルHD解像度ですら、VRAMを8GB以上消費するなんてこともザラにあります。RTX 5050でVRAM不足を感じた場合、グラフィックスの設定を下げて、VRAM消費量を8GB以内に抑える必要があります。

なにがなんでも最高設定のグラフィックでゲームをプレーしたいという方には明確なデメリットと言えます。

RTX 5050と組み合わせるおすすめのCPUは?

CPUはGPUの性能を引き出すのに必要不可欠なパーツです。このCPUの性能が低ければ、GPUの性能をフルに引き出せません。そのため、組み合わせるCPU選びは慎重に行う必要があります。

RTX 5050との組み合わせでよく採用されるCPUは下記の通りです。

スクロールできます
おすすめ度CPU搭載PCの価格
Ryzen 5 7500F、Ryzen 7 5700X安い
Ryzen 5 5500安い
Core i7-14700(F)、Ryzen 7 7800X3D、Core i5-14400(F)、Ryzen 7 7700高い
Ryzen 5 4500安い

RTX 5050と組み合わせるのなら、基本的にRyzen 7 5700X、Ryzen 5 7500Fから選んでおけば問題ありません。

もう少し価格を抑えたいのであれば、Ryzen 5 5500がおすすめ。L3キャッシュが16MBなのであまりゲーム性能は高くありませんが、そこに目をつぶればコスパの高いモデルを探すことができます。

ゲーム性能最強格のRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 7700もおすすめですが、RTX 5050搭載モデルの価格が高くなり、コスパが悪化するのでおすすめできません。

Coer i7-14700F、Core i5-14400Fは搭載モデルが高騰気味なので、今はおすすめしづらいです。

Ryzen 5 4500は全くおすすめできません。ZEN2世代と古いのと、ゲームで重要なL3キャッシュがわずか8MBなので、フレームレートが全く伸びません。

【おすすめ】Ryzen 7 5700X

Ryzen 7 5700X

コスパの高いCPUの代表格としてよく挙げられるのがRyzen 7 5700Xです。

ZEN3世代のCPUで、Ryzen 5 4500と異なり、L3キャッシュの搭載量は32GBなのでゲーム性能はなかなか強力です。また8コア16スレッドとマルチスレッド性能もなかなか高いです。

RTX 5060の性能を引き出すことを考えると間違いなくおすすめできるCPUです。

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Ryzen 5 7500F

Ryzen 5 7500FはZEN4世代と比較的新しいCPUです。6コア12スレッドと、旧世代のRyzen 7 5700Xよりコア数、スレッド数が少ないですが、シングル性能が飛躍的に上昇しており、ゲーム性能ではRyzen 7 5700Xを上回ります。

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Ryzen 5 5500

Ryzen 5 5500はZEN3世代の6コア12スレッドのCPUです。ベースとなったのがAPUなので、ゲーム性能で重要なL3キャッシュが16MBと少ないです。

例えば、Ryzen 7 5700Xは32MB搭載しているので、Ryzen 7 5700Xとのゲーム性能の差はかなり大きいです。その分、価格は抑えられています。

検証環境

検証するゲームタイトルについて

ここからはゲームベンチマークでRTX 5050のゲーム性能を検証します。

検証したゲームタイトルは下記の8タイトルです。

  • Assassin’s Creed Shadows
  • Ghost of Tsushima
  • Monster Hunter Wilds
  • Cyberpunk 2077
  • Marvel Rivals
  • FFXIV: 黄金のレガシー
  • Stellar Blade
  • F1 25

ゲームのグラフィックはそのゲーム内の最高設定にしています。また、フレーム生成は有効にし、MFG対応ゲームにおいてはMFG×4に設定しています。

比較対象のグラボ

RTX 5050の比較対象として下記のグラボを用意しました。

  • RTX 4060(VRAM8GB)
  • RTX 5060(VRAM8GB)
  • RTX 3050(VRAM6GB)
  • RX 7600(VRAM8GB)
  • Arc B580(VRAM12GB)

RTX 5050と同じ価格帯のローエンド帯のGPUです。この中では、Arc B580のみVRAM12GBを搭載し、RTX 3050はVRAM6GB版を使用しています。後のGPUは全てVRAM8GBを搭載しています。

3D Mark

3Dグラフィックス性能測定のためのベンチマークソフトで、今回検証に使用したGPUのスコアを比較しました。

ラスタライズ性能をテストするSteel Nomad、レイトレーシング性能をテストするSpeed Wayの2種類のテストを使用しました。

RTX 5050のスコアはRTX 4060と非常に似通っていることが分かります。Steel NomadではRTX 5050が上回り、Speed WayではRTX 4060が上回っていますが、その差はごくわずかで、3Dグラフィック性能はほぼ互角といっていいです。

検証機のスペック

検証機のスペック
スクロールできます
パーツ製品名
マザーボードASUS ROG STRIX B650-A GAMING WIFI
CPURyzen 7 7800X3D
ビデオカードZOTAC GAMING GeForce RTX 5050 SOLO
CPUクーラーPCCOOLER GAME ICE K4
メモリKingston FURY Renegade DDR5 RGB メモ
(16GB×2、DDR5-4800)
システム用SSDWD_BLACK SN770 NVMe
アプリケーション用SSDKingston NV3
電源MSI MAG A850GL PCIE5
PCケース長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX
OSWindows 11 HOME(24H2)
電源プランバランス

CPUにはRyzen 7 7800X3Dを使用しています。3DVキャッシュを搭載しており、ゲーム性能が非常に高いCPUです。RTX 5050の性能を最大限引き出すことができます。

「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5050 SOLO」です。カード長は164mmと短いシングルファン仕様のコンパクトなモデルです。バックプレートはありません。

RTX 5050のゲーム性能

Assassin’s Creed Shadowsの平均fps

Assassin's Creed Shadowsの平均fps
設定

・画質:最高
・レイトレーシング:全体的に拡散+反射
・アップスケーリング:DLSS/FSR/XeSSクオリティ
・フレーム生成:有効

Assassin's Creed Shadowsの平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで84fps、WQHDで71fpsでした。

MFG×4を有効にすることで、RTX 4060では不可能だったフルHD、WQHDで、平均60fpsを超えます。

Ghost of Tsushimaの平均fps

Ghost of Tsushimaの平均fps
設定

・画質:非常に高い
・アップスケーリング:DLSS/FSRクオリティ
・フレーム生成:オン

※1分間フィールドを馬で駆け抜けてるときに計測

Ghost of Tsushimaの平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで89fps、WQHDで76fpsでした。

平均フレームレートで、若干、RTX 4060を下回ります。

Monster Hunter Wildsの平均fps

設定

・画質:ウルトラ
・レイトレーシング:高
・アップスケーリング:DLSS/FSRクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークソフトで計測

Monster Hunter Wildsの平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで35fps、WQHDで23fpsでした。

ウルトラ設定では、VRAM消費が8GBを超えるため、RTX 5050を含むVRAM8GBのGPUの平均フレームレートは大きく伸び悩んでいます。

RTX 5050で平均60fps以上を出すには、グラフィックの設定を下げる必要があります。

一方、VRAM12GBあるArc B580はフルHDでも平均60fpsを超えています。

モガ

RX 7600もVRAM 8GBですが平均60fpsを超えています。ただ、テクスチャを簡略化しているため、無理やりフレームレートを出している感じです。

Cyberpunk 2077の平均fps

設定

・画質:オーバードライブ
・アップスケーリング:DLSS/FSRクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Cyberpunk 2077の平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで29fps、WQHDで16fpsでした。

オーバードライブ設定にすると自動的にパストレーシングが有効になり、VRAM消費が8GBを超えます。そのため、RTX 5050の平均fpsは伸び悩んでいます。もちろん、RTX 5050以外のVRAM8GBのGPUも同様です。

例え、MFGを有効にしたとしても、全くフレームレートを出せないので宝の持ち腐れ状態となっています。

唯一、フルHDで平均60fpsを超えているのが、Arc B580だけです。VRAM12GB搭載しているので、VRAM不足に陥っていません。

Marvel Rivalsの平均fps

設定

・画質:最高
・アップスケーリング:DLSS/FSR/XeSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Marvel Rivalsの平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで190fps、WQHDで109fpsでした。

MFG×4を有効にすることで、フルHDで平均200fpsに迫るフレームレートを出せます。

FFXIV: 黄金のレガシーの平均fps

設定

・画質:最高

※ベンチマークソフトで計測

FFXIV: 黄金のレガシーの平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで115fps、WQHDで73fpsでした。

RTX 4060だけでなく、RX 7600の平均フレームレートを若干下回りました。

Stellar Bladeの平均fps

設定

・画質:とても高い
・アップスケーリング:DLSS/FSRクオリティ
・フレーム生成:オン

※1分間走ってフレームレートを計測

Stellar Bladeの平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで279fps、WQHDで177fpsでした。

MFG×4を有効にすることで、フルHDで平均300fpsに迫るフレームレートを出せます。

F1 25の平均fps

設定

・画質:超最大
・アップスケーリング:DLSS/FSR/XeSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

F1 25の平均fps

RTX 5050の平均フレームレートは、フルHDで107fps、WQHDで66fpsでした。

超最大設定にするとパストレーシングが有効になり、負荷は非常に重くなります。ただ、RTX 5050はMFG×4を有効にすることで、フルHDで100fpsを超えます。

RTX 5050の消費電力

RTX 5050の消費電力

ラトックシステムのワットチェッカーの「RS-BTWATCH2」を使用し、GPU単体ではなく、システム全体の消費電力を測定します。

上記の表は、FFXIV: 黄金のレガシーベンチマーク(4K・最高設定)実行中の平均・最大消費電力をまとめたものです。

RTX 5050の消費電力は、RTX 4060から確実に増えています。ローエンドGPUとして考えると消費電力は若干高めの印象です。

RTX 5050搭載おすすめゲーミングPC

このグラボを積んだモデルの中で、メモリ32GB・SSD 1TBにしたときにいちばん安い、コスパに優れたモデルです。Ryzen 7 5700Xなどの少し前のCPUでも、このクラスのグラボとなら十分バランスが取れます。迷ったらまずこれを見てください。
ゲームに強いRyzen 7 7800X3Dなど「X3D」のCPUを積んだモデルの中で、一番安いモデルです。大人数のオンライン対戦ゲームやシミュレーションゲームなど、CPUの性能がフレームレートに効きやすいゲームをよく遊ぶ人に向いています。ただし、このクラスのグラボでは多くのゲームでグラボが先に頭打ちになるので、ゲーム全般を快適にしたいなら、同じ予算でグラボを1つ上のクラスにしたほうが効果的です。
CPUクーラーが水冷式のモデルの中で、一番安いモデルです。長時間のゲームでも温度と音を抑えやすくなります。
動画編集や配信もしたい人向けに、Core Ultra 7を積んだモデルの中で一番安いモデルを選んでいます。
ガラス越しに中がよく見えるピラーレスケースのモデル(CPUはRyzen 7・Core Ultra 7以上)の中で、一番安いモデルです。ピラーレスのモデルがないときは、ホワイトケースのモデルから選んでいます。
3年保証・24時間電話サポートのマウスコンピューターの中で、一番安いモデルです。初めてのゲーミングPCで不安な人におすすめです。

よくある質問まとめ

RTX 5050搭載モデルは初心者におすすめですか?

最安モデル10万円代前後で購入でき、ゲーム性能もMFG込みで考えると破格の性能を持っています。初めてのゲーミングPCとしておすすめできます。

VRAM8GBが不安ですが大丈夫でしょうか。

Apex Legends、Fortniteのような基本無料のゲームはVRAM消費が抑えられているので、そういったゲームを中心にプレーするのであれば問題ありません。

組み合わせるCPUは何がおすすめですか?

RTX 5050はローエンドGPUですが、ゲーム性能はなかなか高いです。最低でもRyzen 7 5700Xあたりをおすすめします。ゲーム性能の低いRyzen 5 4500はおすすめできません。

動画版はこちらから↓。

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