マザーボードに標準でついている熱伝導パッドから、13W/m・Kという、高い熱伝導率を誇る、M.2 SSD用熱伝道パッド「HT-14」に換装して、どれだけM.2 SSDが冷えるのか検証してみました。
目次
M.2 SSD用熱伝導パッドを交換する理由
M.2 SSDはマザーボードに付属するヒートシンクを使用して冷やしています。このヒートシンクには熱伝導パッドが張られており、M.2 SSDと密着します。
ちなみに使用しているマザーボードはASrockのB660M Pro RSです。
ただ、密着しすぎたのが原因なのか、M.2 SSDを外すときに、熱伝導パッドが破損してしまいました。そこで新たに熱伝導パッドを買うことに決めました。
購入したのはアイネックスのHT-14
熱伝導パッドはいくつか種類がありましたが、13W/m・Kと熱伝導率が高い、アイネックスのHT-14を購入しました。
仕様 | |
製造メーカー | GlacialTech Inc.製 TCP130 |
熱伝導率 | 13W/m・K |
サイズ | W21×D71×H1.2mm |
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HT-14を貼り付けます。なお、熱伝導パッド自体が吸着力をもっているので、M.2 SSDのヒートシンクに勝手に貼りつきます。
M.2 SSDの温度を確認
検証に使用したM.2 SSDはCrucial P2 1TBです。gen3対応のM.2 SSDなので発熱はおとなしいです。
ヒートシンクなしだと最高温度は48度まで上昇しましたが、HT-14をつけたヒートシンクありだと、最高温度は38度までの上昇でした。ヒートシンクなし状態と比べて、約10度ほど低いです。HT-14の冷却効果はしっかり確認できました。
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まとめ
何度もM.2 SSDをつけたり、外したりを繰り返すと、ヒートシンクに貼りついているM.2 SSD用熱伝導パッドは劣化したり、最悪破損します。
もし、破損したら別途M.2 SSD用熱伝導パッドを購入すれば済む話なので、大した問題にはならないです。
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