デル「New XPS 13」新製品発表会レポート!インテル「Core Ultra 200V」シリーズ搭載で大きく進化
2024年9月20日、デルからインテル「Core Ultra 200V」シリーズを搭載した、「New XPS 13」の新製品発表会に招待されたので、簡単なレポートをお送りします。
デル アンバサダープログラムで招待いただき、デル新製品発表会に参加しています。
「New XPS 13」とは
発表された、「New XPS 13」は、従来の「XPS 13」と比較して、デザインに関してはほとんど進化はありません。大きく変わったのが、CPUのインテルの「Core Ultra」シリーズの2代目、「Lunar Lake」を搭載した点です。
「Lunar Lake」は前世代の「Meteor Lake」に比べると、CPUの処理性能が上がっただけでなく、様々な面で性能を向上させています。
例えば、電力効率は大きく向上しており、「Lunar Lake」を搭載した「New XPS 13」を使ったメーカーの検証では、ネットフリックスの動画を約26時間視聴できたとのことです。
搭載されている内蔵GPUの性能も前世代の「Meteor Lake」に比べて、約1.5倍と大きく向上しています。
AI性能も大きく向上しています。「Lunar Lake」の「Core Ultra 9 288V」のAI性能は、ライバルの「AMD HX 370」、「Qualcomm XIE-78-100」と比べると大きく差をつけて圧勝しています。
会場には「Lunar Lake」の実機が展示していました。メモリチップをパッケージに統合しているので、一般的なCPUと比べて、外観はかなり特徴的になっています。
「New XPS 13」のラインナップは以下の通りです。
- Core Ultra 5 226V(メモリー16GB)搭載モデル
- Core Ultra 7 256V(メモリー16GB)搭載モデル
- Core Ultra 7 258V(メモリー32GB)搭載モデル
- Core Ultra 9 288V(後日発売)搭載モデル
今回、CPUとメモリーは一体化されているため、メモリの増設には対応していません。
そのため、「Core Ultra 7」モデルのみ、16GBと32GBという異なる容量のメモリーを搭載した、2種類のモデルがラインナップされています。
筐体はXPS 13シリーズおなじみのCNC削り出しアルミニウムを採用。質感の高さだけでなく、強度もあるため、耐久性に優れています。
ディスプレイは以下の3種類がラインナップされています。
- モビリティユーザー向け:13.4インチ FHD+(1920×1200)非光沢 500-nit/100%sRGB/2000:1/120Hz
- クリエイティブユーザー向け:13.4インチ QHD+(2560×1600)非光沢仕上げタッチ式 500-nit/100%sDCI-P3/HDR 400/2000:1/120Hz
- ハイクオリティユーザー向け:13.4インチ QHD+(2880×1800)OELD非光沢仕上げタッチ式 400-nit/100%sDCI-P3/HDR TrueBlack 500/100000:1
キーボードは、キーとキーとの間にスペースはなく、快適なタイピングが可能。英語配列だけでなく、日本語配列も用意されています。
キーボード上部には、タッチファンクションキーが配置。タッチするだけでファクションキーを操作できます。
拡張性に優れたThunderboltポートは左右一つずつ搭載。
参考価格は、フルHD+の「Core Ultra 5 226V」モデルが約26万円、OLEDの「Core Ultra 7 258V」の32GBモデルが約33万円です。
発売日は9月27日で、フルカスタマイズモデルが購入可能です。後日、即納モデルも販売予定です。また、11月下旬には、一部量販店でも購入可能になります。
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