BTOショップ「ドスパラ」の特徴について解説!おすすめモデルも紹介
ドスパラは全国各地に実店舗を構えていることもあって、BTOショップの中でもトップクラスの知名度を誇ります。
パソコンを購入する際、ドスパラで購入することを検討した方も多いのではないでしょうか?
今回の記事ではBTOショップとしてのドスパラの特徴について解説し、最後におすすめのモデルも紹介します。
ドスパラとは?
ドスパラは株式会社サードウェーブが運営している商号のことです。株式会社サードウェーブは1984年に創業しました。
創業当時、秋葉原の小規模な店舗でパソコンを販売していました。1992年にPC/AT互換機が普及していたこともあって、「DOS/Vパラダイス」という屋号に代わりました。
そして、2003年に屋号が「ドスパラ」になり、現在に至ります。店舗は秋葉原本店を加えて、日本全国40店舗以上あり、パソコンショップとしてはかなりの規模になっています。
ドスパラのBTOパソコンの特徴
国内生産
ドスパラのすべてのBTOパソコンは、神奈川県の綾瀬市の工場で生産されています。その工場では熟練のスタッフがパソコンを組み立て、検品まで行っています。
手厚いサポート
ドスパラは24時間365日電話サポートによって手厚いサポートを提供しています。パソコン購入後のトラブル等があった場合、すぐに専門スタッフからアドバイスをうけることが可能です。
最短当日出荷
ドスパラのBTOパソコンは基本的に短納期です。2024年4月現在、全646モデル中、617モデルが翌日出荷に対応しています。またモデルによっては当日出荷に対応しています。
この短納期は、自社工場と自社物流を持つドスパラの強みによって実現しています。
分割手数料が最大36回まで無料
分割払い(JACCSショッピングクレジット)手数料をドスパラが代わりに支払ってくれるので、最大36回まで分割手数料は無料です。
例えば、199,980円の「GALLERIA RM5C-R46T」を36回分割払いにすると、月々5,600円になります。パソコンは何十万円とする高額な製品なので、この分割払い手数料無料は有難いシステムです。
ドスパラのブランドについて
ドスパラが展開しているブランド
ドスパラが展開している主なブランドは以下のように10種類に分類できます。
ブランド名 | 特徴 | サイズ |
---|---|---|
GALLERIA(ガレリア) | GALLERIA(ガレリア)は、PCゲームを快適にプレーするための、ゲーミングPCのブランドです。 エントリークラスの「R-Series」、ミドルクラスの「X-Series」ハイエンドクラスの「Z-Series」、ウルトラハイエンドクラスの「U-Series」の4種類から展開されています。 PCケースはデュアルサイドインテークにより、エアフローに優れています。フロントにはLEDによる発光演出があります。 | 幅:190mm 奥行:475mm 高さ:415mm |
GALLERIA Crazy Raccoon | プロゲーミングチーム、Crazy Raccoonと、GALLERIAのコラボモデルです。 PCケースは前面、左側面はクリア仕様となっており、LEDファンの光が目立つデザインとなっています。 | 幅:210mm 奥行:400mm 高さ:478mm |
Monarch(モナーク) | Monarch(モナーク)は「ミドルタワー型」の一般向けPCのブランドです。 PCケースは優れた拡張性と整備性を備えており、さらに大型の冷却ファンを搭載し、ケース内をしっかり冷却します。 | 幅:190mm 奥行:475mm 高さ:415mm |
Magnate(マグネイト) | Magnate(マグネイト)は、「Intel製CPU」を搭載した「ミドルタワー型」の一般向けPCのブランドです。 PCケースはコンパクトでありながら、優れた拡張性を実現し、120mmの大型ファンでスムーズな空気の流れを形成します。 外観はMonarch(モナーク)とそっくりで幅は同じですが、奥行、高さはMagnate(マグネイト)のほうが抑えられています。 | 幅:190mm 奥行:420mm 高さ:360mm |
Magnate(マグネイト)IM | Magnate(マグネイト)IMは、「Intel製CPU」を搭載した「スリム型」の一般向けPCのブランドです。 スリム型ですが、フロントパネルに設けたスリット、側面の吸気口から空気を取り入れるのでエアフローは良好です。 | 幅:160mm 奥行:324mm 高さ:350mm |
raytrek (4CハイエンドミドルタワーデスクトップPC) | raytrek(レイトレック)は、ビジネス・クリエイティブ向けPCのブランドです。 4CハイエンドミドルタワーデスクトップPCはraytrekの中でも最上位に位置するプレミアムブランドです。 PCケースは、直線と曲線で構成され、ブラックとシルバーのツートンカラーでプレミアム感が演出されています。 ハイエンドのPCパーツの搭載を想定しているので、大口径14cmファンを最大6基、搭載可能とれ冷却性能を重視しています。 | 幅:216mm 奥行:486mm 高さ:493mm |
raytrek (ミドルタワーデスクトップPC) | PCケースの外観は、Monarch(モナーク)と同等です。ただし、フロントには「raytrek」の文字が装飾されています。 | 幅:190mm 奥行:475mm 高さ:415mm |
raytrek (ミニタワーデスクトップPC) | PCケースの外観は、Magnate(マグネイト)IMと同等です。ただし、フロントには「raytrek」の文字が装飾されています。 | 幅:160mm 奥行:324mm 高さ:350mm |
raytrek (スリムデスクトップPC) | わずか8.8Lの省スペースボディを採用しています。幅約10cm、奥行30cm以下というサイズ感なので、極狭スペースに置くことが可能です。 スリム型ですが、前面パネルには吸気ファンを搭載し、背面の排気口から効率的にPCケース内部にこもった熱を排出します。 | 幅:95mm 奥行:283mm 高さ:327mm |
Sleepfreaks x raytrek | DTMスクールのSleepfreaksと、raytrekのコラボモデルです。 主要DAW,IF,プラグイン動作確認済と、DTMに特化したモデルとなっています。 PCケースは前面、左側面はクリア仕様となっており、LEDファンの光が目立つデザインとなっています。 | 幅:216mm 奥行:484mm 高さ:493mm |
目的別におすすめなブランド
用途 | ブランド |
---|---|
ゲーム | GALLERIA(ガレリア)、raytrek(4CハイエンドミドルタワーデスクトップPC) |
省スペース | Magnate(マグネイト)IM、raytrek(スリムデスクトップPC) |
高級感 | raytrek(4CハイエンドミドルタワーデスクトップPC) |
一般向け | Monarch(モナーク)、Magnate(マグネイト)、raytrek(ミドルタワーデスクトップPC) |
いわゆる、一般的なゲーミングPCを探しているのなら、GALLERIA(ガレリア)一択です。下はGTX1650から、上はRTX 4090までラインナップは豊富です。それでいて価格は抑え気味です。
またGALLERIA(ガレリア)に採用されているPCケースは最大回転数2000rpmの140mmサイズ冷却ファンを標準搭載し、両側面に配置したエアインテーク、天面の排気口などが設けられています。
ゲーミングPCの内部の熱を効率よく排出する、エアフローを重視した作りとなっています。片側に壁があっても、もう片方からうまく吸気できるので置き場所に困らないのも嬉しいです。
まとめ
ドスパラのBTOパソコンは、ラインナップは豊富で、充実したサポート、さらに短納期というのが強みです。
さらに老舗の大手ならではの安心感も魅力的です。
これらの魅力的なポイントに魅かれるのであれば、ドスパラのBTOパソコンはおすすめできます。