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【2024年9月】グラボなしBTOパソコンの選び方とおすすめモデルを紹介

グラボなしPC

グラボなしBTOパソコンとは、文字通り、グラフィックボードが搭載されていないBTOパソコンのことです。

BTOパソコンの予算のほとんどはグラボが占めているので、それが搭載されていないモデルはかなり安くなります。

グラボなしでももちろん運用可能ですが、あらかじめ電源容量をカスタマイズしておけば、あとからグラボを取り付けることも可能です。

安くなっている中古グラボなどをあとから取り付けることで、全体の出費を抑えることができます。

今回はグラボなしBTOパソコンの選び方と、おすすめのモデルを紹介したいと思います。

目次

グラボなしBTOパソコンとは

グラボなしBTOパソコンとは、その名が意味する通り、グラフィックボードが搭載されていないBTOパソコンのことを指します。

近年、CPUが内蔵しているGPUの性能は飛躍的に上昇しており、軽量級のゲームや事務作業など、用途によってはグラボなしでも十分機能します。

そのため、あえて、グラボありではなく、グラボなしBTOパソコンを選ぶ方も一定数います。

グラボなしBTOパソコンのメリット・デメリット

メリット

価格を安くできる

BTOパソコンの価格の大半を占めているのは、グラボです。そのグラボがないおかげで、価格が大幅に抑えられます。

あとからグラボを追加できる

性能不足を感じた際、後からグラボをとりつけることができます。

その際、例えば、中古で安くグラボを手に入れることができれば、手頃な価格でゲーミングPCを組み立てることができす。

デメリット

CPUの選択肢が少ない

グラボなしBTOパソコンで採用されているCPUはGPUが内蔵されているものが基本となります。

従って、CPUの選択肢は下記のように乏しいです。

インテル
AMD
  • インテル第11世代(無印)
  • インテル第12世代(無印)
  • インテル第13世代(無印)
  • ンテル第14世代(無印)
  • ZEN2のAPU
  • ZEN3のAPU
  • ZEN4
  • ZEN4のAPU

インテルの場合、無印モデル(末尾にFがないモデル)はすべて内蔵GPUがあります。

一方、AMDの場合、最新のZEN4はすべて内蔵GPUがあります。

AMDのAPUは内蔵GPUのグラフィック性能は凄まじいですが、L3キャッシュの量が少ないこともあって、グラボと組み合わせる場合、ゲームパフォーマンスが若干伸びにくいデメリットがあります。

場合によっては電源容量が足らなくなる可能性ある

電源容量に注意グラボなしBTOパソコンで後からグラボを搭載する場合、一番注意する点が電源容量です。

グラボなしBTOパソコンの中には、標準構成のままだと電源容量が少ないモデルがあるからです。

GTX 1650やRX 6400位のローエンドのグラボであれば、標準構成のままの電源容量で十分です。ただ、よりハイエンドのグラボを搭載する場合、そのままだと電源容量不足に陥る可能性があります。

推奨される電源容量はパソコンの最大消費電力の2倍というのが定石です。

例えば、パソコン全体の最大消費電力が300Wであれば、600Wの電源容量が推奨となります。そのため、あらかじめ自分の使う予定のパソコンの最大消費電力を調べる必要があります。

もしその計算が面倒というであれば、ドスパラの電源容量計算機が便利です。パーツを選択するだけで、最大消費電力の目安とおすすめの電源容量を教えてくれます。

2倍というのがあくまでも定石で、電源ユニットの容量はギリギリでなければ正直問題ないです。例えば、パソコン全体の最大消費電力が400Wでも、500Wくらいの電源を使っても問題ないです。

グラボがPCケースに収まらない可能性も

PCケースに注意

昨今のグラボはハイエンドになればなるほど、巨大化する傾向があります。

そのため、グラボなしBTOパソコンの中には、採用しているPCケースが小さいために、後からグラボを取り付けられない可能性があります。

つまり、PCケースに関しては細心の注意が必要ということです。

BTOメーカーが採用しているPCケースが市販のものであれば、そのメーカーの仕様表を見れば、何cmまでのビデオカードに対応しているか、簡単に把握できます。

ですが、BTOメーカー独自のPCケースを採用している場合、少々厄介です。何cmまでのビデオカードに対応しているかが分かりにくいからです。

スリムケースには、通常サイズのグラフィックボードが入らない特に、スリムケースみたいなPCケースを採用している小型タイプのモデルは要注意です。スリムケースの場合、PCケースの幅が狭いので、通常サイズのグラボが入りません。必然的にロープロファイルのグラボに制限されてしまいます。

グラボをあとから搭載することを考えるのであれば、小型のPCケースを採用しているモデルは避け、無難にミニタワー、ミドルタワーのPCケースを採用しているモデルを選ぶことをおすすめします。

逆に、グラボをあとで追加する予定がないのであれば、スリムケースを採用したBTOパソコンを選ぶのも一つの手です。

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おすすめのCPUは?

おすすめのCPUは?

後々、グラボを後付けするつもりであれば、CPU選びは慎重になるべきです。CPUによってはグラボの性能を活かせられない可能性が高くなるからです。

各グラボと相性のいいCPUは下記の通りです。

グラボCPU
RTX 4080~RTX 4090Ryzen 7 7800X3D、Core i9 13900K/14900K
RTX 4070 SUPER~RTX 4070 Ti SUPERRyzen 7 7800X3D、Core i7 13700K / 14700K
RTX 4070Core i5 13600K/Core i5 14600K、Ryzen 7 7700X
RTX 3060~RTX 4060 TiCore i5 12400 、Ryzen 5 7600 / 7500F、Ryzen 7 5700X
RTX 3050以下Ryzen 5 4500

もし、当分、グラボを後付けするつもりがないのなら、下記の内蔵GPUの性能が高いAPUをおすすめします。

内蔵GPUの性能CPU
Ryzen 7 8700G
Ryzen 5 8600G
Ryzen 5 8500G、Ryzen 7 5700G、Ryzen 5 5600G

グラボの取り付け方を解説

PCケースのサイドパネルを外す

PCケースのサイドパネルを外します。

PCIeスロットのツメを外側に倒す

PCIeスロットのツメを外側に倒します。

PCIeスロットにグラボを差し込む

PCIeスロットにグラボを差し込みます。

倒したツメが戻りロックされる

奥までグラボをキチンと差し込むと、倒したツメが戻りロックされます。

拡張スロットにネジで固定

拡張スロットにネジで固定します。

PCIe 8pinコネクタをグラボの側面の端子に差し込む

電源ユニットから伸びているPCIe 8pinコネクタをグラボの側面の端子に差し込みます。これでグラボの取付は完了です。

グラボの取り付けは非常に簡単です。過度に恐れる必要はありません。

おすすめのグラボなしBTO一覧

今回は代表して、パソコン工房から、グラボなしBTOを紹介します。

パソコン工房

パソコン工房のグラボなしBTOについて

パソコン工房のグラボなしBTOは、主に「デスクトップパソコン」、「クリエイターパソコン」、「ビジネスパソコン」、「ゲーミングパソコン」の4ブランドから販売されています。

大まかに分けると、「デスクトップパソコン ミニタワーM-Class」、「ビジネスパソコン ミニタワーM-Class」、「LEVEL∞ M-Class」の3種類に絞ることができます。

※パソコン工房のグラボなしBTOはカスタマイズができないモデルが多いです。

例えば、メモリ8GB×1の構成では、メモリの増設が不可能です。またメモリ16GBのモデルでも、よく見ると16GB×1というシングルチャネル構成のものが多いです。

そこで今回は8GB×2というデュアルチャネル構成のものだけに絞って紹介します。

デスクトップパソコン ミニタワー M-Class

インテル

スクロールできます
製品名価格CPUGPU電源容量メモリストレージ
iiyama PC STYLE-M07M-144-UH2X(『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC』付属) icon114,800円Core i5-14400UHD 730550W(BRONZE)16GB500GB
iiyama PC STYLE-M07M-147-UH2X(『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC』付属) icon139,800円Core i7-14700UHD 770550W(BRONZE)16GB500GB

まとめ

今回はグラボなしのBTOパソコンについて解説しました。グラボの価格は毎年のように高騰しつづけています。

もし予算が厳しいのであれば、中古の旧世代グラボで当面の間しのぐのも悪くない選択だと思います。

グラボなしのBTOパソコンの選択肢は非常に少ないので選ぶのが大変ですが、今回の記事を参考にして自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか?

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