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HP OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルをレビュー!液晶ディスプレイ付きのハイエンドゲーミングPC

OMEN35L

OMEN 35LはHPのデスクトップ型ゲーミングPCの中でも、メインストリーム~エンスージアス帯として位置づけられているモデルです。

末尾に35Lとある通り、容量35Lの筐体なのでゲーミングPCとしては一般的なサイズ感のゲーミングPCです。

液晶ディスプレイ付きの240mm簡易水冷クーラーなど、採用されている各パーツのグレードは非常に高いのが特徴となっています。

今回はCore Ultra 7 265KとRTX 4080 SUPERを搭載した、「OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデル」の実機をお借りできたので詳しくレビューしていきます。

【貸出機材提供:株式会社日本HP】

目次

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルのスペック

モデルOMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデル
CPUCore Ultra 7 265K
CPUクーラー240mm簡易水冷クーラー(2.1インチ 480×480液晶ディスプレイ)
マザーボードIntel Z890 チップセット
グラフィックスカードNVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ64GB (16GB×4) DDR5-5600MT/s
ストレージ2TB M.2 SSD (PCIe Gen 4×4 NVMe)
ネットワークIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7)、 Bluetooth 5.4、有線LAN(1Gb)
電源ユニット1000W ATX電源、80Plus Gold
OSWindows 11 Home
サイズ(幅×奥行き×高さ)約 210 × 408 × 410 mm
標準保証1年
セール時参考価格379,800円(税込)
CPUの情報
CPUの情報
GPUの情報
GPUの情報
メモリーの情報
メモリの情報
SSDの情報
SSDの情報

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OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの外観

全体の外観

全体の外観です。本体カラーはブラックです。

フロントパネル

フロントパネルです。フロントパネルはガラスになっており、その中には140mmのARGBファンが2基搭載されています。

バックパネル

バックパネルです。

左サイドパネル

左側面です。ガラスパネルとなっており、中身のパーツが透けて見えます。

右サイドパネル

右側面です。右側面は完全に密閉されています。

トップパネル

トップパネルです。前面のインターフェースと、通気孔が無数にあります。

底面

底面です。トップパネルと同じく、こちらにも通気孔が無数にあります。フィルターは脱着可能です。

エアフロー

エアフローは、前方吸気、背面・上面排気というオーソドックなものになっています。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルのインターフェース

前面インターフェース

前面のインターフェースは、下記の通りです。

  • 電源ボタン
  • USB Type-A(5Gbps) ×2
  • USB Type-C(10Gbps) ×1
  • ヘッドフォン出力ポート
背面のインターフェース

背面のインターフェースは、下記の通りです。

  • Thunderbolt 4 with USB Type-C(40Gbps)×1
  • USB Type-C(10Gbps)×1
  • USB Type-A(5Gbps)×2
  • USB 2.0 Type-A ×4
  • CMOS CLEARボタン
  • ライン出力×1
  • ライン入力×1
  • マイク入力×1
  • 有線LANポート(1Gb)
  • HDMI2.1 ×1
  • DisplayPort1.4a ×3

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの付属品

付属品

付属品は以下の通りです。

  • サポートガイド
  • HP Service & Support
  • セットアップ手順
  • 保証書
  • 未来につながる、ともに歩く
  • 電源ケーブル
電源は3ピンタイプ

電源は3ピンタイプとなっているので、日本のコンセントに差すことができません。3ピン→2ピンに変換するアダプターが別途必要になります。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの内部へのアクセス

ネジを緩める

内部へのアクセスをするためにネジを緩めてサイドパネルを外します。

左側面パネルを外す

左側面のサイトパネルを外すと、内部にアクセスできます。さらに内部へアクセスするためにはビデオカードを外す必要があります。

ビデオカードホルダー

ビデオカードホルダーにガッチリ固定されているので、ネジを緩めて外します。

マザーボード

ビデオカードを外すと、マザーボードにアクセスできます。

右サイドパネルを外した状態

右側面のパネルを外した状態です。

LEDファンを一括制御するハブ

LEDを一括制御するハブにアクセスできます。

フロントパネルを外す

フロントパネルは下から手を入れて引っ張ると簡単に外せます。またフィルターも脱着可能です。140mmのARGBファンのメンテナンスが可能になります。

OMEN 35L(インテル)の内部パーツを確認

マザーボードはIntel Z890チップセット搭載のHP特注のもの

マザーボードはIntel Z890チップセット搭載のHP特注のものが搭載されています。

CPUクーラーは、240mm簡易水冷式のHP特注のもの

CPUクーラーは、240mm簡易水冷式のHP特注のものが採用されています。ポンプヘッドに液晶ディスプレイを搭載しています。

ラジエーターは240mmのタイプ

ラジエーターは上面に配置されています。ラジエーターは240mmのタイプとなっており、120mmファンが2基取り付けられています。

背面には120mmのファンが1基

背面には120mmのファンが1基取り付けられています。

フロントには140mmのファンが2基

フロントには140mmのファンが2基取り付けられています。

メモリはKingstonのFURYシリーズの16GBモジュールのものが4本構成

メモリはKingstonのFURYシリーズの16GBモジュールのものが4本構成(64GB)で組み込まれています。メモリスロットは4基全て埋まっているので、これ以上増設できません。

ストレージは2TBのM.2 SSDが搭載

ストレージは2TBのM.2 SSDが搭載されています。専用のヒートシンクが装着されています。

IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7)、 Bluetooth 5.4に対応したWi-Fiカードが搭載

IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7)、 Bluetooth 5.4に対応したWi-Fiカードが搭載されています。

80PLUS GOLDに対応したHP特注の1000W電源が搭載

80PLUS GOLDに対応したHP特注の1000W電源が搭載されています。

NVIDIA Geforce RTX 4080 SUPERのビデオカードが搭載

NVIDIA Geforce RTX 4080 SUPERのビデオカードが搭載されています。トリプルファン仕様となっています。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの拡張性

3.5インチマウントベイ

3.5インチベイ

3.5インチマウントベイが用意されているのでHDDを増設できます。

M.2スロット

M.2スロット

Gen4 x 4のM.2スロットは合計2基用意されています。空きスロットが1基あるので、増設が可能です。

一番下のPCIe x1スロットは1基空きがありますが、ビデオカードを差しこむと干渉してしまうため、事実上使用不可能です。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルのライティング

OMEN 35Lはライティングに対応しているパーツが多いのが特徴

OMEN 35Lはライティングに対応しているパーツが多いのが特徴的です。

フロントの140mmファン2基が光る

フロントの140mmファン2基が光ります。

背面の120mmファンが光る

背面の120mmファンが光ります。

ラジエーターの120mmファン2基が光る

ラジエーターの120mmファン2基が光ります。

メモリーが光る

メモリーが光ります。

ビデオカードのバックプレートが光る

ビデオカードのバックプレートが光ります。

ビデオカードのトップ面が光る

ビデオカードのトップ面が光ります。

ポンプヘッドの液晶ディスプレイ

ポンプヘッドの液晶ディスプレイ

240mm簡易水冷クーラーのポンプヘッドには、2.1インチ、480×480の解像度の液晶ディスプレイを搭載しています。

下記のように様々な表示に対応しています。表示するものは初めからテンプレートとしていくつか用意されていますが、自分で画像などを用意して設定することも可能です。

設定は後述する、OMEN GAMING HUBからおこないます。

静止画像ポンプ
システム監視システム監視
GIFアニメーションGIFアニメーション
ビデオビデオ
クロッククロック

OMEN GAMING HUBについて

OMEN GAMING HUB

統合ソフトウェアのOMEN GAMING HUBがプリインストールされています。主な機能は以下の6つです。

システムモニター
システムモニタ
CPUとGPUのの使用率、温度、メモリの使用率やネットワークの状況をリアルタイムで確認できます。
パフォーマンスコントロール
パフォーマンスコントロール
電源モードやファン速度をコントロールできます。
高度なパフォーマンス
高度なパフォーマンスチューニング
CPU、GPU、メモリのオーバークロックの設定できます。
LEDコントロール
LEDコントロール
LEDファンの色やパターンの設定ができます。
geforce RTX
Geforce RTX
ビデオカード背面のライティングを設定ができます。
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイ(LCD)
240mm簡易水冷クーラーのポンプヘッドの液晶の表示の設定ができます。
ネットワークブースター
ネットワークブースター
ゲームに関連するトラフィックを最優先にし、ゲームに無関係なブラウザを無効化といった、ネットワークの割り当てが可能になります。
キーの割り当て
キーの割り当て
キーボードのキーの割り当ての設定ができます。

OMEN 35L(インテル)のCPU性能

CINEBENCH 2024

レンダリングをおこない、CPUの性能を計測する「CINEBCNH 2024」です。

OMEN 35L(インテル)に搭載されているCore Ultra 265Kのマルチスコアは1700超え、シングルスコアは130超えと、優秀なスコアが出ています。

他のCPUとの比較(CINEBCNH 2024)

他のCPUと比較したところ、Core Ultra 265Kのスコアが突出して高いです。

特にマルチスコアでは20コア20スレッドのCore Ultra 265Kが、20コア28スレッドのCore i7-14700Fを大きく上回っています。

OMEN 35L(インテル)のGPU性能

ラスタライズ系

3D Mark ラスタライズ系

3D性能を計測する3D Markです。

ラスタライズ系のテストで、「Fire Strike」、「Fire Strike Ultra」、「Steel Nomad」、「Steel Nomad Light」を選択しました。

フルHD向けの「Fire Strike」では4万超え、WQHD向けの「Steel Nomad Light」では3万超えと、優秀なスコアが出ています。

4K向けの「Fire Strike Ultra」では1万7千超え、「Steel Nomad」では6千超えと、こちらも優秀なスコアが出ています。

3D Mark ラスタライズ系(他のCPuと比較)

RX 9070 XTやRTX 5070 Tiといった最新のGPUと比較しても、RTX 4080 SUPERは全く見劣りしていません。特に、「Steel Nomad Light」ではこの両GPUを上回っています。

レイトレーシング系

3D Mark レイトレーシング系

次にレイトレーシング系のテストで、Speed Way、Port Royalを選択しました。

「Port Royal」では1万8千超え、「Speed Way」では7千超えと、優秀なスコアが出ています。

3D Mark ラスタライズ系(他のGPUと比較)

ラスタライズ系のテストと同じく、レイトレーシング系のテストでも、RX 9070 XTやRTX 5070 Tiといった最新のGPUと比較しても、RTX 4080 SUPERは全く見劣りしていません。

特に、「Speed Way」ではRX 9070 XTを上回っています。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルのゲーム性能

アサシンクリードシャドウズ

アサシンクリードシャドウズ
設定

・画質:最高
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

アサシンクリードシャドウズのベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均100fps超え、4Kでも平均60fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Monster Hunter Wilds

フレームレートがガクッと落ちる
設定

・画質:ウルトラ
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Monster Hunter Wildsのベンチマーク

フルHD、WQHD、4Kで平均100fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Apex Legends

Apex Legends
設定

・画質:最高
・解像度:フルHD、WQHD、4K

※演習場でテルミットグレネード、バンガロールのスモーク、ウルトなど、負荷重めの状況で計測

Apex Legendsのベンチマーク

フルHD、WQHDでは上限の平均300fpsまで達しており、さらに4Kでは平均200fpsを超えています。

マルチプレーではもう少し負荷は重くなりますが、それを考慮しても、全ての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Call of Duty: Modern Warfare III

Call of Duty: Modern Warfare III
設定

・画質:極限
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Call of Duty: Modern Warfare IIIのベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均200fps超え、4Kでは平均100fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077
設定

・画質:ウルトラ
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Cyberpunk2077のベンチマーク

フルHDでは平均300fps超え、WQHDでは平均200fps超え、4Kでは平均100fps超えでした。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー
設定

・画質:最高
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSS
・フレーレートしきい値:常に適用

※ベンチマークソフトで計測

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーのベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均20fps超え、4Kでは平均150fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Fortnite

Fortnite
設定

・画質:最高
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ

※有志の方が作ったベンチマークモードで計測

Fortniteのベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均200fps近く出ており、4Kでは平均100fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Forza Horizon 5

Forza Horizon 5
設定

・画質:エクストリーム
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Forza Horizon 5のベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均200fps超え、4Kでは平均150fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Ghost of Tsushima

Ghost of Tsushima
設定

・画質:非常に高い
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※貴市の集落から豆酘平原に至る道を馬で駆け抜けてるときのフレームレートを計測

Ghost of Tsushimaのベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均200fps近く、4Kでは平均150fps近く出ています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

Overwatch 2

Overwatch 2
設定

・画質:エピック
・解像度:フルHD、WQHD、4K
・アップスケーリング:DLSSクオリティ

※BOT戦を観戦して計測

Overwatch 2のベンチマーク

フルHD、WQHDでは平均300fps超え、4Kでは平均200fpsを超えています。

すべての解像度で快適にゲームがプレーできます。

OMEN 35L(インテル)のクリエイティブ性能

PC Mark 10 Extended

PC Mark 10 Extended

PCの基本性能を測る「Essentials(推奨スコアは4100以上)」のスコアは10,341をマーク。

オフィスアプリ系の処理性能を測る「Productivity(推奨スコアは4,500以上)」は10,714をマーク。

写真・動画編集に関する性能を計測する「Digital Content Creation(推奨スコアは3,450以上)」は17,812をマーク。

ゲームに関する性能を計測する「Gaming」は37,672をマーク。

総合スコアは12,879ポイントをマーク。

それぞれ推奨スコアの倍くらいのスコアをマークしており、一般的なクリティブな作業であれば、快適にこなせる性能があります。

Blender Benchmark

Blender Benchmark

3DCGソフトの「Blender」ベースのレンダリングベンチマーク「Blender Benchmark」です。処理をCPUかGPUのどちらかを選べますが、今回はGPUを選択します。

Blender Benchmark(他のGPUと比較)

RTX 4080 SUPERのスコアは、RX 9070 XTやRTX 5070 Tiといった、最新のGPUを上回ります。

HandBrake

handbrake

動画エンコードソフトのHandBrakeを使って、処理にかかったfpsを計測します。プリセットはH.265 NVENC 2160Pに設定しています。動画ソースは2160Pの10分の動画です。

fpsは134.4でした。

handbrake(他のGPUと比較)

RTX50シリーズは、エンコーダーの世代も新しくなっているので、RTX 4080 SUPERは流石に分が悪いです。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルのストレージ性能を検証

Cyrstal Disk Mark

ストレージの性能を計測するベンチマークのCyrstal Disk Markを実行したところ、読み込み速度は6366MB/s、書き込み速度は5833MB/sでした。

PCIe 4.0×4に対応しているので、PCIe 3.0×4のSSDの性能を遥かに上回っています。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの温度を検証

CPU温度

CPU温度

「CINEBENCH R23:Minimum Test Duration:10 minutes」を実行して、CPU温度の推移をチェックします。CPU温度は一瞬80℃後半まで上がりますが、その後は60℃前後で推移します。

CPUクーラーは240mm簡易水冷なだけであって、Core Ultra 7 265Kを完全に冷やしきれています。

ポンプヘッド周りの温度

サーモグラフィーカメラで確認したところ、ポンプヘッド周りの発熱は最高でも30℃代に収まっています。

GPU温度

GPU温度

Steel Nomad Stress testを実行してGPUの温度をチェックします。GPU温度は70℃まで上がりますが、その後はその温度で推移します。ビデオカードはトリプルファン仕様なこともあって、冷却性能は高めです。

ビデオカードの温度

サーモグラフィーカメラで確認したところ、ビデオカードの外装の発熱は最高でも40℃代に収まっています。

SSD温度

SSD温度

「Crystal Disk Mark」を実行して、SSD温度の推移をチェックします。SSDの温度は最高でも50℃代まで上がります。

備え付けられているヒートシンクで、SSDを完全に冷やしきれています。

負荷をかけても各パーツの異常な発熱は確認できません。長時間負荷をかけても問題なく運用可能です。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの消費電力を検証

システム全体の消費電力

グラボ単体ではなく、システム全体の消費電力を見ていきます。アイドルは最小消費電力を、各ゲームは最大消費電力を取得しています。

ワットチェッカーはラトックシステムの「RS-BTWATCH2」を使用します。

OMEN 35L(インテル)のシステム全体の消費電力は、負荷の高いCyberpunk2077実行時で467Wです。1000W ATX電源を搭載しているため、電源容量不足の心配はありません。

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルの騒音を検証

騒音

「サンワサプライ CHE-SD1」を使用して、CINEBENCH R23、FF14ベンチマーク、アイドル時の3つの用途で騒音を計測しました。ちなみに「OMEN 35L」から約5cmほど離れた場所に騒音計を設置しています。

「サンワサプライ CHE-SD1」は30dBA以下の騒音は計測できないので、アイドル時の騒音は測定できませんでした。逆に言うと、騒音はほぼ無音と言っていいと思います。

FF14ベンチマーク中も騒音は低く、耳を澄ますと若干風切り音が聞こえる程度です。CINEBENCH R23実行中はさすがに騒音は若干気になりますが、不快に感じるレベルではなかったです。

CPUもGPUもクーラーの冷却性能が十分高いこともあって、ファンがそこまで高回転していないようです。また、ケース内のエアフローが優れているのも冷却性能に寄与しているかもしれません。

今まで何台かゲーミングPCをレビューしてきましたが、ここまで静音性が高いと感じたゲーミングPCは本機が初めてです。

騒音の目安
50dBA以上掃除機並みにうるさく、ヘッドホンがないと耐えられない
40dBA~50dBAPC本体から離れてても、騒音が気になり始める
30~40dBA耳をPC本体に近づけると、騒音が若干聞こえる
30dBA以下ほぼ無音

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルのメリット・デメリット

メリットデメリット
各パーツのLEDライティングが美しい
サイドパネルがガラス
4Kゲームが快適にプレー可能
騒音が静か
高負荷の状況でも各パーツはきちんと冷却できている
Wi-Fi 7、 Bluetooth 5.4に対応
ポンプヘッドに液晶ディスプレイが搭載
M.2 SSDや3.5インチHDDなどストレージの増設が可能
フロントパネルが簡単に外せるのでメンテナンスが楽
前面のインターフェースにUSB Type-C(10Gbps)が配置
サポートが充実(カフェ・ド・オーメン)
GPUが40シリーズなのでMFGに非対応

まとめ

OMEN 35L(インテル)ハイパフォーマンスエクストラモデルはCore Ultra 7 265K、RTX 4080 SUPERというハイスペックのビデオカード、CPUを搭載しているゲーミングPCです。

性能が優れているだけでなく、LEDファンが多く、さらポンプヘッドに液晶ディスプレイ搭載と、見た目にも美しいのも大きな魅力となっています。

さらにゲーミングPCとしては驚異的なレベルの静音性があるので、騒音に惑わされることなく、ゲームに集中できます。

なお、今回はCore Ultra 7 265K×RTX 4080 SUPERの組み合わせのモデルをレビューしましたが、OMEN35Lには、下記のようなモデルも展開されているので、興味があれば、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

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・Ryzen 7 8700F×RTX 4070 SUPERモデル:432,300249,800
・Ryzen 7 8700F×RTX 4070 Ti SUPERモデル:498,300289,801
・Core i7-14700F×RTX 4070 Ti SUPERモデル:465,300円299,800円
・Core Ultra 7 265K×RTX 4080 SUPERモデル:597,300円379,800円
・Ryzen 7 8700F×RTX 5070 Tiモデル:531,300349,800円
・Core Ultra 7 265K×RTX 5070 Tiモデル:619,300円→359,800

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ゲーミングPCおすすめモデル一覧

更新:4月19日(土)

スクロールできます
価格GPUCPUメモリストレージBTOメーカー
89,800円RTX 3050 Ryzen 5 550016GB512GBHP
109,800円RTX 4060Ryzen 5 550016GB512GBMDL.make
124,800円RTX 4060Core i5-12400F16GB512GBパソコン工房
129,800円RX 7600Core i5-12400F16GB500GBパソコン工房
144,800円RTX 4060 TiRyzen 7 5700X16GB500GBMDL.make
154,980円Arc B580Core i5-14400F16GB500GBドスパラ
155,760円RTX 4060Core i7-14700F16GB1TBレノボ
161,980円RTX 4060 TiRyzen 7 770016GB500GBドスパラ
174,000円RTX 5070Core i5-1240016GB500GBMDL.make
196,980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ
236,980円RX 9070 XTRyzen 7 5700X16GB500GBドスパラ
246,980円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ
271,980円RX 9070 XTRyzen 7 770032GB1TBドスパラ
309,800円RX 9070 XTRyzen 7 7800X3D32GB2TBFRONTIER
319,800円RTX 5070 TiRyzen 7 770032GB1TBパソコン工房
349,800円RTX 5070 TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBFRONTIER

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10万円~15万円RTX 4060 Ti
10万円以下RTX 4060
-RX 7600
-RTX 3050

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