「OMEN Transcend 14」は、HPのヘビーゲーマーをターゲットとしたハイエンドクラス向けの14型のゲーミングノートPCです。
エントリー向けのVictusと異なり、手に届きやすい価格ではないですが、その分、ディスプレイやキーボードなど作りは豪華です。
特にディスプレイはゲーミングノートPCとしては珍しくOELD(有機EL)ディスプレイを採用しています。
一般的なディスプレイより色域も広く、黒の表現が優れているため、ゲームだけでなく、画像を扱うクリエイティブ用途にも向いています。
「OMEN Transcend 14」には様々な種類がありますが、今回、CPUに「Core Ultra 9 185H」、GPUに「RTX 4070 Laptop」を搭載する、「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」をお借りすることができたので、詳しくレビューします。
「OMEN Transcend 14」の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
機材貸出:株式会社日本HP※貸出品ということで、汚れや使用感があります。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)のスペック
CPU | インテル Core Ultra 9 185H |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop |
メモリ | 32GB (16GBx2)【LPDDR5x-7467】 |
ストレージ | 2TB(PCIe Gen4x4 NVMe M.2) |
ディスプレイ | 14インチ・2.8K・OLEDディスプレイ (120Hz / 2,880×1,880 / 400nit) |
OS | Windows 11 Pro |
ネットワーク | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E)、 Bluetooth5.3 |
本体サイズ | 幅(W):約313mm x 厚さ(H):約17.99mm x 奥行(D):約233.5mm |
重量 | 約1.63kg |
標準保証 | 1年間 |
実売価格 | 37万円台~ |
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)の特徴
カラーはブラックです。高強度アルミニウム合金を採用していることもあり、質感の良さを感じます。
CPUには16コア22スレッド(Pコア6+Eコア8+Lコア2)の「インテル Core Ultra 9 185H」、GPUには「NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop」を搭載しています。
Max TDPは、「インテル Core Ultra 9 185H」はPL1が80W、PL2が115W、「NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop」は65Wに設定されています。
14型のノートPCということでサイズ感は小さく、持ち運びに向いています。サイズは幅約313mm、奥行約233.5mm、厚さ約17.9mmです。
液晶は120Hz対応の2.8K OLED液晶(2,880×1,880ドット)を採用。
メインメモリはLPDDR5x-7467の32GB (16GBx2) のデュアルチャネル構成です。32GBという大容量なので、メモリ不足の心配なくゲームを楽しめます。
ストレージはPCIe Gen4x4 NVMe M.2の「SK hynix PC801」を搭載。容量は2TBなので、複数のゲームをインストールしても余裕があります。
無線ネットワークはWi-Fi 6Eに対応。高速通信が可能になるので無線でありながらオンラインゲームも快適にプレーできます。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)の付属品をチェック
パッケージです。HyperX Cloud IIIワイヤレスゲーミングヘッドセットも同梱するので、かなり巨大です。
付属品一覧です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- HyperX Cloud IIIワイヤレスゲーミングヘッドセット
- セットアップ手順
- 保証書
- HP Service & Support
- サービスおよびサポートを受けるには
電源アダプタのサイズ感は小ぶりです。
電源アダプタの容量は140Wです。
電源アダプタの重量はケーブル込みで482gでした。ゲーミングノートPCの電源アダプタとしては、軽い部類に入ります。
HyperX Cloud IIIワイヤレスゲーミングヘッドセットが同梱します。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)の外観をチェック
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」のボディカラーはブラックを採用しています。
本体底面です。本体の上半分が通気孔になっており、2つの巨大なファンが透けて見えます。
フロントにはインターフェースや通気孔など、一切ありません。
背面にはHDMI 2.1 出力端子 × 1、USB電源コネクタおよびポート×1のインターフェースがあります。また、通気孔があります。
左側面には、USB-C電源コネクタおよびThunderboltポート×1、オーディオ出力(ヘッドフォン)、オーディオ入力(マイク)コンボコネクタ×1のインターフェースがあります。
Thunderboltポートでは、最大40Gbpsでのデータのやりとりだけでなく、外部への映像出力も可能です。
右側面には、USB Type-A×2のインターフェースがあります。
ノートパソコンの天板は130度くらいまで開くことが可能です。
ノートパソコン単体の重量は1,652gでした。ゲーミングノートPCとしては、軽い部類に入ります。バッテリーと合わせても約2kgなので、持ち運びしやすいです。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)のディスプレイをチェック
液晶ディスプレイは14インチ・2.8K・OLEDディスプレイ (120Hz / 2880×1880 / 400nit)を採用しています。
OLEDディスプレイは、いわゆる有機ELディスプレイのことです。バックライト不要で自己発光タイプの仕組みを持つので、とにかくコントラストが高いのが特徴です。
また応答速度も早いという特徴を有しており、動きの早いシーンでもブラーが発生しにくいため、例えば、FPSなどのゲームとの相性も抜群です。
特に黒を表現する際、画素自体の光を消せるので真っ黒な表現が可能になります。
暗い場面では深い黒、明るい場面では色鮮やかに表現できるため、画像を取り扱うクリエイティブな作業にも向いています。
視野角は広いです。
光沢液晶なので映り込みが生じます。
リフレッシュレートは120Hzに対応しているので、滑らかな動作でゲームを楽しめます。
液晶ディスプレイ上部には、WEBカメラ(1080p)が配置されています。IRカメラなので顔認証にも対応しています。
sRGB、Display P3カバー率は100%、AdobeRGBカバー率は94%でした。クリエイティブ用途で重要される、Display P3、AdobeRGBカバー率はほぼ100%ということで、色域は非常に広いです。
「Datacolor SpyderX2 ELITE」を使ってディスプレイをチェックします。詳細は各タブを切り替えてご覧ください。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)のキーボードをチェック
キーボードはテンキーがついていないタイプなので、配置に違和感がなく、スッキリした印象です。
キーボードにはバックライトを搭載しているので、様々な色に光らせることができます。4つのゾーンに分かれており、それぞれ違う色に光らせることが可能です。
個人的にゲームでよく使うWASDキーのみに色を設定できるのはなかなか面白いと思いました。
キーピッチは約1.8cmです。
キーストロークは約1.7mmです。
タッチパッドのサイズは横が約12.5mm、縦が約7.9mmです。かなり広いので扱いやすい反面、ゲームでは誤動作しやすいです。ゲームプレー中はタッチパッドを無効化することをおすすめします。
OMEN Gaming Hub
無料のソフトウェア「OMEN Gaming Hub」で様々な設定が可能です。ここでは代表的な機能に絞って紹介します。
「システムモニター」では、CPU使用率やGPU使用率をリアルタイムで確認できます。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)のパフォーマンスをチェック
設定について
ここから実際に「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」を実際に動作させ、パフォーマンスを検証したいと思います。
性能をフルに発揮させるため、パフォーマンスモードでは、「パフォーマンス」に、グラフィックススイッチャーは「ハイブリッド」に設定しています。もちろん、電源アダプタに接続しています。
CPU性能
CGレンダリングを行い、CPUの処理性能を計測するベンチマークの「CINEBENCH R23」です。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」に搭載されている「Core Ultra 9 185H」は、末尾にHという型番が付いている通り、性能を重視したモバイルノートPC向けのCPUです。
それでもマルチスコアは17,513と非常に優秀なスコアを残しています。
シングルスコアは1,781でした。スコアはRyzen 7 7840 HSとほぼ横並びでした。
Ryzen 7 7840 HSは「Zen 4」世代のCPUで非常に優秀なCPUです。そのCPUとシングル性能は互角なので、「Core Ultra 9 185H」のポテンシャルは高いです。
「Core Ultra 9 185H」の性能は、デスクトップ版CPUに例えると、Core i5-14500に近いです。
GPU性能
ゲーミングパフォーマンスを計測する3DMarkのDirectX 12ベースの「Time Spy」です。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」に搭載されている「NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop」は、Laptopとあるように、モバイルノートPC向けの省電力モデルです。
スコアは残念ながらVictus 16のRTX 4060を下回りました。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」に搭載されているRTX 4070は、65Wに制限されているため、パフォーマンスが伸びませんでした。
とはいえ、RTX 3050 TiやGTX 1650と比較して一線を画す性能を持っており、さらに、RTX40シリーズということで、フレーム生成のDLSS FGに対応しています。
65Wに制限されたNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptopの性能は、デスクトップ版GPUに例えると、RTX 3060に近いです。
ストレージ性能
ストレージは、SK hynixの「PC801」を搭載。PCI-Express4.0×4接続に対応し、容量は2TBあります。
Crystal Disk Markを実行したところ、読み込み速度は約7,000Mb/s、書き込み速度は約6,000Mb/sと、PCI-Express4.0×4の限界近くの性能を発揮しています。
クリエイティブ性能
PC MARK 10
システム全体のパフォーマンスを計測する、総合ベンチマークの「PC Mark 10」を実行してクリエイティブ性能をチェックします。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」の総合スコアは7,134ポイントをマーク。
PCの基本性能を測る「Essentials(推奨スコアは4100以上)」のスコアは9,648。
オフィスアプリ系の処理性能を測る「Productivity(推奨スコアは4,500以上)」は9,296。
写真・動画編集に関する性能を計測する「Digital Content Creation(推奨スコアは3,450以上)」は10,948です。
それぞれ推奨スコアの倍以上のスコアをマークしています。クリエイティブ性能は十分高いです。
総合スコアで他のノートPCと比較しました。やはり、ここでもRTX 4070の65W制限が響いて、総合スコアでは「Victus 16」に劣る結果となりました。
動画エンコード
動画エンコード性能を測定する「x264 FHD Benchmark」です。fpsが高いほど、エンコードの性能が高いことを意味します。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」のfpsは74でした。
「x264 FHD Benchmark」はCPU性能が重要なので、「Victus 16」より優秀な結果を残しました。
Blender
3DCGソフトウェアでおなじみのBlenderのベンチマークソフトです。ベンチマークの処理はCPUかGPUのどちらかを選べますが、今回はGPUを選択しました。
monster、junkshop、classroomの3種類のテストから構成されますが、今回はそれら3つのテストの合計値を採用します。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」のスコアは2,919でした。処理をGPUにしているため、RTX 4070の65W制限が影響し、「Victus 16」より劣る結果となりました。
GPUよりCPUに比重を置いているクリエイティブ系のベンチマークでは良好な結果を残しています。
ゲーム性能
グラフィックの品質はそれぞれのゲームの最高に設定し、解像度は1,920×1,080ドット、2,880×1,880ドットの2パターンで平均fps、最低fps(1%LOW)を計測します。
ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー
・画質:最高
・アップスケーリング:DLSS
・フレーレートしきい値:常に適用
※ベンチマークソフトで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは119fps、2,880×1,880ドットでは86fpsに達しました。
アサシンクリードミラージュ
・画質:最高
・アップスケーリング:DLSS
・アップサンプルクオリティ:バランス
・適応品質:オフ
※ベンチマークモードで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは95fps、2,880×1,880ドットでは70fpsに達しました。
Forza Horizon 5
・画質:エクストリーム
・アップスケーリング:DLSS
・アップサンプルクオリティ:バランス
・フレーム生成:DLSS FG
※ベンチマークモードで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは95fps、2,880×1,880ドットでは61fpsに達しました。
Overwatch 2
・画質:エピック
・アップスケーリング:DLSS
・アップサンプルクオリティ:バランス
※BOT戦を1分間観戦して計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは174fps、2,880×1,880ドットでは109fpsに達しました。
Cyberpunk 2077
・画質:ウルトラ
・アップスケーリング:DLSS
・アップサンプルクオリティ:バランス
・フレーム生成:DLSS FG
※ベンチマークモードで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは117fps、2,880×1,880ドットでは51fpsに達しました。
Watch Dogs: Legion
・画質:最大
・アップスケーリング:DLSS
・アップサンプルクオリティ:バランス
※ベンチマークモードで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは86fps、2,880×1,880ドットでは61fpsに達しました。
アーマードコア6
・画質:最高
・解像度:フルHD(1,920×1,080ドット)
※ミッションの「武装採掘艦護衛」を1分間プレーして計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは74fps、2,880×1,880ドットでは45fpsに達しました。
ゴーストオブツシマ
・画質:非常に高い
・アップスケーリング:DLSS
・アップサンプルクオリティ:バランス
・フレーム生成:DLSS FG
※貴市の集落から豆酘平原に至る道を馬で1分間駆け抜けてるときのフレームレートを計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは101fps、2,880×1,880ドットでは75fpsに達しました。
Call of Duty: Modern Warfare III
・画質:極限
・アップスケーリング:DLSS
・アップスケーリングクオリティ:バランス
・フレーム生成:DLSS FG
※ベンチマークモードで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは140fps、2,880×1,880ドットでは76fpsに達しました。
Far Cry 6
・画質:最高
※ベンチマークモードで計測
平均fpsでは、1,920×1,080ドットでは97fps、2,880×1,880ドットでは53fpsに達しました。
65Wに制限されても、ラップトップ版のRTX 4070は思ったよりパワフルです。解像度1,920×1,080ドットであれば、基本的にどのゲームも平均60fpsを超えています。 解像度2,880×1,880ではさすがに負荷は重いですが、アップスケーリングを活用することで平均60fpsでプレーは十分可能です。
配信時のゲーム性能
「twitch studio」を使用して、配信時のパフォーマンスをチェックします。
「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」のベンチマーク配信時のフレームレートを計測します。「twitch studio」の設定は下記の通りです。
- 解像度:1920×1080
- FPS:60
- ビットレート:4500kbps
- エンコード:NVIDIA NVENC(ハードウェア)
ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーの設定は下記の通りです。
・画質:最高
・アップスケーリング:なし
※ベンチマークソフトで計測
平均フレームレートの下落率はわずか2%でした。これくらいのパフォーマンスの低下であれば、配信をしながらゲームをプレーすることは十分可能です。
RTX 4070に搭載されているハードウェアエンコードの「NVIDIA NVENC」だけでなく、Eコアのある「Core Ultra 9 185H」のおかげで、配信中のパフォーマンスの低下は最小限に抑えられます。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)のCPUとGPUの温度をチェック
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」のCPUとGPUの温度、キーボードの表面温度をチェックします。
CPUのストレステストには、「Cinebench R23」を使用します。Minimum Test Durationを10分に設定し、「Cinebench R23」を10分間テストを繰り返すハードなテストとなっています。
GPUのストレステストには、「3DMark Speed Way Stress Test」を使用します。こちらも「3DMark Time Spy」を20回繰り返すハードなテストとなっています。
なお、計測には「HWiNFO64」を使用します。
CPU温度はおおむね100℃、Pコアのクロックは3,800MHz、Eコアのクロックは3,000MHzでほぼフラットに推移しています。残念ながらCPU温度は100℃に到達しています。
キーボードの表面温度をサーマルカメラで計測します。
アイドル時はキーのどの場所でも30℃台と安定しています。高負荷時は中央上部分のキーが40℃台後半と少し熱くなっています。
とはいえ、ゲームでよく使うWASDキー、パームレストは高負荷時も30℃台に収まっているのでそこまで発熱は激しい印象はありません。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)の騒音と消費電力をチェック
騒音をチェック
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)の騒音をチェックします。
テストには、アイドル時と高付加時(ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレのベンチマーク実行)の2つのパターンで計測します。騒音計はサンワサプライの「CHE-SD1」を使用します。
アイドル時は33dBA前後、高負荷時は50dBA前後でした。
アイドル時の騒音は気になりませんが、高付加時の騒音はそれなりに耳障りです。ヘッドフォンをしていないとゲームに集中できないレベルの騒音といえます。
消費電力をチェック
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)の消費電力をチェックします。
テストには、アイドル時と高付加時(ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレのベンチマーク実行)の2つのパターンで計測します。ワットチェッカーは「TP-Link Tapo」を使用します。
アイドル時は20W前後、高負荷時は110W前後を推移していました。ゲーミングノートPCとしては、消費電力が低い部類に入ります。
OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
OLED(有機EL)ディスプレイを採用しているので、色域が広い 1,980×1,080ドットの解像度で快適なゲームプレーが可能 アップスケーリングを活用すれば、2,880×1,880ドットの解像度でゲームプレーも十分可能 クリエイティブ性能は優秀 リフレッシュレートは最大120Hzに対応 高負荷時でもキーボードの発熱が抑えられている 無線LAN(Wi-Fi 6E)、Bluetoothに対応 キーボードが打ちやすい 4つのゾーンに分かれたキーボードのLEDライティングは美しい 本体の重量は1.6kgなので持ち運びしやすい 折り畳んだ状態の厚みは薄いので鞄に入れても邪魔になりにくい ストレージは2TB 読み込み速度、書き込み速度はPCI-Express4.0×4の限界近くの性能を発揮 HyperX Cloud IIIワイヤレスゲーミングヘッドセットが同梱 USB PD充電器で充電が可能 | RTX 4070は65Wに制限されているので性能が落とされている 光沢液晶なので映り込みが激しい 高負荷時の騒音はそれなりにうるさい |
まとめ
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」はゲーミングノートPCでありながら、重量が1.6kgという軽さが魅力的です。
サイズも14型ということで、邪魔になりにくく、持ち運びしやすいゲーミングノートPCです。
低消費電力なCPUの「Core Ultra 9 185H」、65Wに制限された「RTX 4070」という組み合わせなので、消費電力が低いです。
USB PD充電器で充電も可能なので、付属の電源アダプタを持ち出す必要がないのも魅力的です。
また、ディスプレイもOLEDを採用し色域が広いので、ゲームだけでなく、クリエイティブ用途としても十分活躍させることができます。
ただし、搭載している「RTX 4070」は65Wに制限されているので、ゲームパフォーマンスは思った以上に伸びないデメリットがあるのも事実です。
「OMEN Transcend 14(14-fb0041TX)」は、頻繁に外に持ち出す機会が多い方であれば、これほどピッタリなゲーミングノートPCはないと思いました。
コメント