Geforce NOWを使って、無料でPCゲームをプレーしよう!
ビデオカードの高騰により、ゲーム用の高スペックなパソコンがなかなか組みづらくなっています。そこでおすすめしたいのが、クラウドゲームサービスのGeforce NOWです。
条件つきではありますが、このサービスを利用することで無料でPCゲームが楽しめます。今回はGeforce NOWの魅力についてお伝えしようと思います。
PCゲームをやりたいけど、高スペックなパソコンがないと諦めている方に、ぜひこのGeforce NOWをおすすめしたいです。
ビデオカードの価格高騰でPCゲームの敷居が高くなっている
その結果、PCゲームをプレーするための高スペックなパソコンが組みづらくなり、PCゲームへの敷居が高くなっています。
「PCゲームをしたい。でもそこまでお金をかけられない。」そんな人におすすめしたいのが「Geforce NOW」です。
Geforce NOWとは?
つまり、このGeforce NOWを使うことで、低スペックなパソコンや、スマートフォン、タブレットでも高負荷なゲームをプレーすることができるようになります。
もちろんクラウドなのでゲームデータ、セーブデータ等はこちら側の端末に保存する必要はありません。ゲームデータはかなりの容量ですが、保存領域を圧迫することはないので、気軽に利用できます。
日本国内ではSoftBankが提供する「GeForce NOW Powered by SoftBank」とauが提供する「GeForce NOW Powered by au」の2種類のサービスがあります。
一応この両者、基本的に同じサービスなのですが、細かな差異があるので注意が必要です。
簡単に言うと、Geforce NOWだけを純粋に使いたいのなら、SoftBankの「GeForce NOW Powered by SoftBank」一択になります。
auの「GeForce NOW Powered by au」は、auスマートパスプレミアムの中の1つの特典という扱いになるからです。
そして、SoftBankの「GeForce NOW Powered by SoftBank」には、月額料金無料の「フリープラン」があります。つまりこのフリープランを使えば、無料でPCゲームがプレーできます。
Geforce NOWの注意点
Geforce NOWを使う上で注意する点が下記のように4つあります。
ネット接続が必須
Geforce NOWはクラウドゲームサービスなので、当然ネット接続が必須になります。オフラインには対応していません。また快適にゲームがプレーできるかは、ネット回線の環境に左右されます。ネット回線の状況次第では、ラグが発生する可能性があります。
「有線または5GHzのWi-Fi環境」かつ、「15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps)」のインターネット環境が必要です。
万が一、パケットの使いすぎで帯域制限がかかった場合、これらの通信速度は維持できないので、ゲームのプレーはまず不可能だと思った方がいいです。自分の家の有線または5GHzのWi-Fi環境でGeforce NOWを使うことをおすすめします。
遊べるゲームはGeforce NOW対応タイトルのみ
Geforce NOWをプレーできるゲームタイトルは、Geforce NOWに対応している必要があります。
Geforce NOW対応ゲームは、基本的に、「steam」、「epic」、「Ubisoft Connect」、「origin」、「GOG」の各プラットフォームで購入できるゲーム限定となっています。
つまり、これらの各プラットフォームで購入できるゲームであれば、Geforce NOW対応ゲームの可能性が高まります。
対応タイトルは下記サイトをチェックしてみてください↓。
GeForce NOW Powered by SoftBankのフリープランの制限について
「GeForce NOW Powered by SoftBank」には、「フリープラン」と「プレミアムプラン」の2種類があります。
フリープランは月額料金無料ですが、当然制限はあります。下記の表は、「フリープラン」と「プレミアムプラン」の違いをまとめたものです。
フリープラン | プレミアムプラン | |
月額料金 | 0円 | 1980円 |
混雑時のアクセス | 通常接続 | 優先接続 |
連続プレイ可能時間 | 1時間 | 6時間 |
RTX | 対応しない | 対応 |
「フリープラン」は月額料金無料ですが、以下のようなデメリットがあります。
・フリープランだと、プレミアムプランに比べて混雑時、アクセスしにくい場合がある
・フリープランだと、1回あたりのプレー時間は1時間まで
・RTX(リアルタイムレイトレーシング)には対応しない
これらのデメリットを許容できるのなら、まずはフリープランで問題ないと思います。ちなみに、フリープランからプレミアムプランへの切り替えはいつでも可能です。
まずはフリープランでGeforce NOWを試してみて、何か不満があれば、プレミアムプランへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?
Geforce NOWの対応デバイス、必要スペックについて
Geforce nowの対応デバイスは「WINDOWS PC」、「MAC OS」、「ANDROID」、「ANDROID TV」、「Chrome」、「SAFARI(iPhone / iPad)」の6つです。
「WINDOWS PC」、「MAC OS」、「ANDROID」、「iPhone / iPad」の必要スペックは下記の通りです。
Windows OS
対応端末 | Windows 7以降(64bitのみ) |
対応ブラウザ | Google Chrome 77.x 以降※Chrome使用時 |
ハードウェア要件 | ・2.0GHz以上のデュアルコアX86 CPU 4GBのシステムメモリ ・少なくともDirectX 11をサポートするGPU ・NVIDIA GeForce 600シリーズ以降 ・AMD Radeon HD 3000シリーズ以降 ・Intel HD Graphics 2000シリーズ以降 |
インターネット動作環境 | ・有線または5GHzのWi-Fi環境 ・15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) |
対応コントローラー(動作確認済み) | ・ほぼ全てのキーボード、マウス ・Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続およびBluetooth) ・Logitech Gamepad F310 / F510 / F710 ・Microsoft Xbox 360およびXbox One有線コントローラー(USB有線接続) |
mac OS
対応端末 | macOS 10.10以降 |
対応ブラウザ | Google Chrome 77.x 以降※Chrome使用時 |
動作確認済みMac | ・iMac 20” Late 2009 and newer ・iMac 21.5” Late 2009 and newer ・iMac 27” Late 2012 and newer ・MacBook 2008 and newer ・MacBook Retina Mid 2017 and newer ・MacBook Air 11” Early 2015 and newer ・MacBook Air 13” Late 2008 and newer ・MacBook Pro 13” Early 2015 and newer ・MacBook Pro 15” Late 2008 and newer ・MacBook Pro 17” 2009 and newer ・Mac Pro Late 2013 and newer |
インターネット動作環境 | ・有線または5GHzのWi-Fi環境 ・15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) |
対応コントローラー(動作確認済み) | ・ほぼ全てのキーボード、マウス ・Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続およびBluetooth) ・Logitech Gamepad F310 / F510 / F710 ・Microsoft Xbox 360およびXbox One有線コントローラー(USB有線接続) |
Android
対応端末 | Android 5.0以降、メモリ2GB以上、OpenGL ES3.2以上 |
インターネット動作環境 | 15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) |
対応コントローラー(動作確認済み) | ・Razer Kishi for Android ・Razer Raiju Mobile ・Razer Junglecat ・Steelseries XL ・Steelseries Stratus Duo ・Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続) ・Microsoft Xbox 360コントローラー(有線接続) ・Microsoft Xbox Oneコントローラー(Bluetooth接続) |
iPhone / iPad
対応端末 | iOS 14.2 以降、iPadOS 14 以降 |
インターネット動作環境 | 15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) |
対応コントローラー(動作確認済み) | ・Razer Kishi for iPhone ・Rotor Riot Controller ・SteelSeries Nimbus ・Gamevice ・Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続 もしくは Bluetooth接続) ・Microsoft Xbox One ワイヤレス コントローラー(Bluetooth接続) ・Microsoft Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 |
まとめ
Geforce NOWは高スペックなパソコンを持っていない人でも、PCゲームを楽しむことができる夢のようなサービスです。
基本プレー料金無料のゲーム、そして、「GeForce NOW Powered by SoftBank」のフリープランで完全無料でPCゲームをプレーできます。
フリープランは月額料金無料なので、まずはお気軽に試してみてはいかがでしょうか?
コメント