66gの驚異的な軽さを実現したワイヤレスゲーミングマウス「AIRLIGHT」を徹底レビュー!
サンワダイレクトの「AIRLIGHT」は、PixArt社製高精度センサー「PAW3395」搭載し、重量は66gという超軽量なワイヤレスゲーミングマウスです。
人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインなので、長時間のゲームープレーでも疲れにくいのも魅力です。
専用ソフトウェアでボタン割り当てやDPI設定などを自由にカスタマイズできるほか、ライティング設定で自分好みの光り方を演出することも可能。
このレビュー記事では、AIRLIGHTのデザイン・外観、性能、機能、使い心地、ソフトウェア、気になる点について詳しく解説していきます。
「AIRLIGHT」の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
本記事はサンワダイレクトより商品を提供していただき、記事を作成しています。
AIRLIGHTの仕様
型番 | 400-MAG200シリーズ |
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製品カラー | ブラック、ホワイト |
製品サイズ | 約W66.5×D123×H40mm |
製品重量 | 約66g(内蔵バッテリー含む) |
センサー | PixArt社 PAW3395センサー |
分解能(DPI) | 400・800・1600・3000・4800DPI ※ドライバソフトで100~26000DPI間(50DPI刻み)で変更可能 |
最大トラッキング加速度 | 50G |
最大トラッキング速度 | 650ips |
ポーリングレート | 125・250・500・1000Hz |
読み取り方式 | 光学センサー方式(IR LED) |
接続方式 | 有線・Bluetooth・2.4GHz(USB Aレシーバー) |
ボタン | 左・右クリックボタン、ホイール(スクロール)ボタン、戻る・進むボタン、カウント切替えボタン×2 |
付属品 | USB-C to A 変換アダプタ、充電/有線接続用ケーブル、交換用マウスソール |
付属ケーブル長 | 約1.8m |
電源タイプ | 500mAh内蔵バッテリー(充電式) |
電池性能 | 連続作動時間/約75時間 |
保証期間 | 購入日より2年 |
AIRLIGHTの付属品
「AIRLIGHT」のパッケージです。白、黒、黄の三色が目立つパッケージとなっています。
「AIRLIGHT」の付属品は以下の通りです。
- マウス本体
- USB-C to A 変換アダプタ
- 充電/有線接続用ケーブル
- 交換用マウスソール
マニュアルは日本語対応しています。図解入りなので非常に分かりやすいです。
AIRLIGHTの外観
「AIRLIGHT」のボディ形状は右手用の左右非対称タイプとなっています。ロゴは一切なく、シンプルなデザインとなっています。サイズは幅が66.5mm、奥行が123mm、高さが40mmです。
左側面に窪みがあり、右側面が膨らんだ、「Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0」形状のエルゴノミクスマウスです。
左右のメインボタンはそれぞれ独立したセパレートタイプとなっています。メインボタンのクリック感はどちらかというとクリッキーな感じで、適度な押し返しがあります。
メインボタンは指を置きやすいように窪んでいる形状をしています。
左右のメインボタンの間には、幅8mmのスクロールホイールがあります。ラバー素材で滑り止め加工が施され、しっかり操作できます。
スクロールホイールは固すぎる、柔らかすぎず、ちょうどいい塩梅です。スクロールホイールのクリックの感触も極端に固すぎないので、操作しやすいです。
スクロールホイールの真下には、DPIカウント切り替えボタンがあります。
上側のボタンを押すと、400→800→1600→3200→4800カウントに、下側のボタンを押すと、4800→3200→1600→800→400カウントに切り替えできます。
左側面には2つのサイドボタンが配置されています。サイドボタンのサイズは若干小さめですが、尖った形状をしているため、指で感触を確かめやすく、操作性は良好です。
左側面にのみ「AIR LIGHT」のロゴが装飾されています。
マウスソールは上1枚、下2枚の合計3枚貼られています。
交換用マウスソールが付属しているので、マウスソールが摩耗しても交換が容易です。
ポーリングレート切替ボタンです。125Hz、250Hz、500Hz、1000Hzに切り替えができます。
電源スイッチ・接続切り替えスイッチです。電源のON・OFF、Bluetooth・2.4GHzワイヤレスの切り替えができます。
光学センサーはPixArt社のPAW3395センサーを採用しています。
マウスの先端には充電用のUSB Type-Cポートが配置されています。このUSB Type-Cポートに、付属の充電ケーブルを差し込んで充電します。ちなみに、このケーブルは有線接続用としても使うことができます。
重量は実測で66gでした。肉抜き加工もないのに、この軽さを実現しているのは驚異的です。
AIRLIGHTの握り心地
今回は定番の「かぶせ持ち」、「つまみ持ち」、「つかみ持ち」の3つのパターンで、AIRLIGHTの握り心地をチェックします。
かぶせ持ちです。自分の手が大きいこともあり、若干窮屈な印象はありますが、一般的な手のサイズであれば、違和感なく操作が可能です。
つまみ持ちです。指だけでマウスを支える持ち方ですが、マウス自体の重量が軽いこともあり、操作しやすいです。
つかみ持ちです。側面の窪みに指を置きやすく、違和感なく操作可能です。
表面はマットな仕上げとなっており、ツルツル滑る感触は皆無でした。個人的にグリップテープは不必要だと感じました。
AIRLIGHTのセンサー性能
「AIRLIGHT」には、PixArt社のPAW3395センサーが搭載されています。
DPIは100~26000、最大トラッキング速度650IPS(40cmを0.02秒で移動しても読み取れる)、最大加速度50Gというスペックです。
今回はその性能を確認するために、「MouseTester」を用いてテストします。
テスト方法は「AIRLIGHT」を一定の速度で左右に振り、DPIを400、800、1600に切り替えて精度を確認します。
DPIを変更したことによる悪影響はほとんど見られず、どのDPIも波形は安定しています。
次にリストオフディスタンスが機能しているかを確認します。
「SANWA SUPPLY Application」でLODを1mmに設定し、実際に設置面からセンサーが1mm程度離してみると、マウスが反応しなくなりました。リストオフディスタンスはきちんと機能しています。
AIRLIGHTの付属ソフト
付属のソフトの「SANWA SUPPLY Application」で、「AIRLIGHT」の性能を最大限引き出すことができます。
主な設定項目は以下の4つです。
- キー設定
- DPI・ポーリング設定
- マクロ設定
- LED(RGB)設定
キー設定
7つのボタンに機能の割り当てが可能です。プロファイルは4つまで保存できます。また、デバウンスタイム(0ms~30ms)も設定可能です。
DPI・ポーリング設定
DPI、ポーリングレート、LOD、Windowsシステムの設定が可能です。
DPIは最大5段階設定できます。各DPI設定時のスクロールホールのLEDの色(例えば400DPIのときは赤色)も変更できます。LEDの色で今設定しているDPIが分かるので便利な機能です。
ポーリングレートは、125Hz、250Hz、500Hz、1000Hzから選択できます。LODは1mm、2mmから選択可能です。
Windowsシステムからは、マウスの精度、スクロールの速さ、ダブルクリックの速さが設定できます。
マクロ設定
マクロの設定が可能です。
マウスやキーボードの入力を記録し、任意のタイミングで実行できます。
LED(RGB)設定
マウスの光り方を設定できます。
スクロールホイールの発光パターンを細かく設定できます。
AIRLIGHTの強みと弱み
強み | 弱み |
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重量66gの超軽量ボディ 手に馴染むエルゴノミクス形状 PixArt社製高精度センサー「PAW3395」搭載 ロゴなどの装飾がほとんどないシンプルなデザイン DPIは100~26000まで設定可能 最大速度650IPS ポーリングレートは最大1000Hz 有線接続、Bluetooth、2.4GHzの接続方法に対応 専用ソフトウェアでボタン割り当てやDPIなど自由にカスタマイズ 現在設定しているDPIをスクロールホイールのLEDライトで判別可能 つかみ持ち、つまみ持ちがやりやすい 交換用マウスソールが付属 | 手のサイズが大きいと、かぶせ持ちは少し窮屈 |
まとめ
重量66gという驚異的な軽さ、高精度センサー、豊富な機能、使いやすさ、シンプルなデザインを兼ね備えたゲーミングマウス「AIRLIGHT」。
プロゲーマーからカジュアルゲーマーまで、万人におすすめできるゲーミングマウスと言えるでしょう。