A620マザーとB650マザーで性能に違いは生まれるのか?Ryzen 7 7800X3Dで比較してみた!

A620とB650で性能は変わる?

AM5に対応するチップセットである、「A620」と「B650」を搭載するマザーボードはともに価格が抑えられており、総じてコスパが高いです。

「A620」と「B650」、どちらのチップセット搭載のマザーボードを使用すべきか、迷っている方は意外と多いかもしれません。

そこで今回は、Ryzen 7 7800X3Dを使用して、「A620」と「B650」、それぞれのチップセット搭載マザーボードでCPU性能に違いは生まれるのか、検証してみました。

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質感の高いFractale designのケースを採用
メモリはデュアルチャネル構成
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ゲーム性能目安

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質感の高いFractale designのケースを採用
メモリはデュアルチャネル構成
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Core i5-14600KとRX 9070 XTの組み合わせのゲーミングPCです。メモリは32GB、ストレージは1TBと標準的な容量です。メモリは2枚刺しのデュアルチャネル構成です。マザーボードは、B760チップセットのGIGABYTE B760 GAMING X DDR4 GEN5を搭載。M.2 スロットは3基あり、2基増設可能です。PCケースはFractal DesignのPop Silent White TG Clear Tintですが、同じFractal DesignのPCケースを差額料金なしで選ぶことができます。

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メリットデメリット
ガラスケース
M.2 SSDの増設が可能
メモリ32GB搭載
メモリが2枚刺し
2.5GLAN搭載
WiFi 6E、Bluetooth対応
特になし
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Ryzen 7 9700XとRTX 5070 Tiの組み合わせのゲーミングPCです。ストレージは1TBと標準的です。メモリは32GBと大容量です。メモリは2枚構成のデュアルチャネル構成です。マザーボードのB650チップセット搭載の「MSI B650 GAMING PLUSWIFI」を搭載。2基のM.2スロットがあるので拡張性は優秀です。WiFi 6E、2.5GLAN搭載とネットワーク周りは充実しています。PCケースの左サイドは強化ガラスとなっており、パソコン内部のパーツとライティングを楽しめます。4基の光るケースファンによってエアフローも良好です。

ゲーム性能目安

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目次

「A620」と「B650」の違いについて

A620B650
PCI-E 5.0×16
(CPU側グラフィックス用)
×(PCI-E 4.0)×(PCI-E 4.0)
PCI-E 5.0×4
(CPU側NVMe SSD用)
×マザーボードによる
倍率アンロックCPUのオーバークロック×
メモリのオーバークロック
CPU側PCI Express4.0(24レーン)5.0/4.0(24レーン)
CPU側PCI Expressの分割×
CPU-チップセット間リンクPCI-E 4.0×4(64GT/s)PCI-E 4.0×4(64GT/s)
チップセット側PCI Express3.0(最大4レーン)4.0(最大8レーン)
3.0(最大8レーン)
Serial ATA 3.0最大4最大4
RAID0/1/100/1/10
USB 20Gbps0最大1
USB 10Gbps最大2最大6
USB 5Gbps最大2×

上記の表はA620マザーとB650マザーの仕様表です。

このようにA620マザーはB650マザーと比べて、CPUのオーバークロックもできないし、拡張性も最小限です。ただ、その分、価格は抑えられており、B650マザーよりも安価です。

ただ、スペック表には書かれていませんが、A620マザーボードはCPU周辺の電源回路がB650マザーに比べて貧弱な傾向があります。

例えば、TDP120WのRyzen 7 7800X3DのようにTDP高めのCPUと組み合わせた場合、A620マザーでは性能を発揮できないと不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

使用するマザーボードについて

使用するマザーボードについて
左が「ASUS PRIME A620M-K-CSM」、右が「ROG STRIX B650-A GAMING WIFI 」

今回検証で使用するマザーボードは、A620マザーボードの「ASUS PRIME A620M-K-CSM」と、B650マザーボードの「ROG STRIX B650-A GAMING WIFI 」です。

「ASUS PRIME A620M-K-CSM」は、電源周りのVRMヒートシンクが省略されており、お世辞にもCPU周辺の電源回路は強力には見えません。

一方、「ROG STRIX B650-A GAMING WIFI 」は、巨大なVRMヒートシンクに加えて、12+2+1 基のパワーステージと、そこそこ強力な電源回路を搭載しています。

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ちなみに価格は2024年11月時点で、「ASUS PRIME A620M-K-CSM」が9,000円前後、「ROG STRIX B650-A GAMING WIFI 」が25,000円前後となっています。

Ryzen 7 78000X3D

使用するCPUはTDP120Wの「Ryzen 7 78000X3D」です。3D-Vキャッシュを搭載したゲーム特化のCPUです。

クリエイティブ性能を比較

Cinebench R23

Cinebench R23

シングルはB650がA620に対してわずかに上回っていますが、マルチではA620がB650を上回っています。

正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

Blender Benchmark

Blender Benchmark

スコアはA620がB650に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

ゲーム性能を比較

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー

平均fpsはB650がA620に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

Assassin’s Creed Mirage

Assassin's Creed Mirage

平均fpsはA620がB650に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

FarCry 6

FarCry 6

平均fpsはB650がA620に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

Watch Dogs Legion

Watch Dogs Legion

平均fpsはB650とA620、全くの互角です。

Tom Clancy’s Rainbow Six Siege

Tom Clancy's Rainbow Six Siege

平均fpsはA620がB650に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

Cyber Punk 2077

Cyber Punk 2077

平均fpsはA620がB650に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

Forza Horizon 5

Forza Horizon 5

平均fpsはA620がB650に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

Fortnite

Fortnite

平均fpsはB650がA620に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

消費電力とクロックを比較

Cinebench R23 10min

最大消費電力最大クロック
A620+Ryzen 7 7800X3D80W4831.9MHz
B650+Ryzen 7 7800X3D81W4847.5MHz

Cinebench R23 10minを実行し、最大消費電力、最大クロックを計測しました。

最大消費電力、最大クロックともに、B650がA620に対してわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー

最大消費電力最大クロック
A620+Ryzen 7 7800X3D80W4831.9MHz
B650+Ryzen 7 7800X3D79W4975.4MHz

ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーベンチマークを実行し、最大消費電力、最大クロックを計測しました。

最大消費電力はA620、最大クロックはB650がわずかに上回っていますが、正直、この程度の差は誤差の範囲内と言えます。

まとめ

今回、Ryzen 7 7800 X3Dを用いて、A620マザー、B650マザーで違いは生まれるのか、検証してみました。

検証結果をまとめると以下の通りです。

  • クリエイティブ性能に差はほとんどない
  • ゲーム性能に差はほとんどない
  • 最大消費電力、最大クロックに差はほどんどない

A620マザー、B650マザーどちらを選んでも、Ryzen 7 7800 X3Dの性能は引き出せます。

ただ、A620マザーは、Ryzen 9 9950XやRyzen 9 7950Xなど、TDPが170W近いCPUを用いた場合、性能低下するとの検証結果もあります↓。

A620マザーを使いたい場合、TDP120WのRyzen 7 7800 X3Dあたりが限界だと思っていいかもしれません。

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