MSI H510I PRO WIFIをレビュー!質実剛健なビジネス用Mini-ITXマザーボード
仕事用のミニPCを自作するために、インテルのH510チップセットを搭載した、Mini-ITXのマザーボードのMSI H510I PRO WIFIを購入しました。
主に外観と機能面に絞ってレビューしたいと思います。
Mini-ITXのマザーボードは小型ゆえに拡張性や機能性が劣っていますが、必要最低限のことしかやらないということであれば、正直問題ないと思っています。
MSI H510I PRO WIFIをなぜ購入したのか?
H510のマザーボードはインテル500シリーズの他のチップセットをつんだマザーボードよりも機能が制限されています。例えば、CPU、メモリのOCが出来ないなどです。
さらにH510I PRO WIFIは、Mini-ITXマザーボードなので、拡張性が劣っています。
じゃあ、なんでわざわざこのマザーボードを買ったのかと言うと、端的に言えば、小型の仕事用PCを作るためです。
自分の仕事はそこまで高度なことは必要としないので、それなりのスペックがあれば十分です。さらに無線LANでインターネットにつなぎたいので、WIFI搭載モデルを探していました。
自分の探している条件に合致したので、今回は、H510I PRO WIFIを購入しました。ちなみに組み合わせるCPUとグラボですが、Core i3-10105FとGTX1650を予定しています。
MSI H510I PRO WIFIの仕様
基本スぺック | チップセット | INTEL H510 |
CPUソケット | LGA1200 | |
詳細メモリタイプ | DIMM DDR4 | |
最大メモリー容量 | 64GB | |
メモリスロット数 | 2 | |
ファームファクタ | Mini-ITX | |
幅x奥行き | 170×170 mm | |
インターフェース | PCI-Express 16X | 1本 |
SATA | 4本 | |
Serial ATA | SATA6.0G | |
M.2ソケット数 | 1 | |
M.2サイズ | M key:type 2280 | |
DisplayPort数 | 1 | |
HDMIポート数 | 1 | |
USB | USB3.2 Gen1 Type-Ax2 USB2.0x4 | |
オンボード機能 | オンボードLAN | 10/100/1000/2500 |
オンボードオーディオ | Realtek ALC897 |
MSI H510I PRO WIFIの外観チェック
MSI H510I PRO WIFIの内容物一覧です。「マニュアル」、「ステッカー」、「I/Oパネル」、「SATAケーブル」、「ドライバCD」、「M.2をとりつけるためのネジ」そして、「アンテナ」が同梱されていました。
デザインは黒を基調としており、いかにも質実剛健といった印象です。
PCI-Express 16Xスロットです。MSI独自のPCI-E Steel Armorが採用されています。金属製のカバーで覆われているので、重量級のグラフィックボードを装着しても破損の恐れがありません。
M.2のスロットです。インテル第11世代のCPUのRocket Lakeであれば、PCI Express 4.0で動作しますが、インテル第10世代のCPUだと、PCI Express 3.0で動作します。
自分が使う予定のCPUは、core i3 10105fで、インテル第10世代のComet Lakeなので、 PCI Express 3.0になるので、性能はフルに発揮できません。
WIFIを使う際はアンテナを取り付けます。ちなみに最新規格であるWIFI6に対応しています。
Audio回路は分離されているので、ノイズを抑制し、よりクリアな音を楽しめます。ちなみにオーディオチップは、Realtek ALC897が採用されています。
まとめ
MSI H510I PRO WIFIはデザインも機能も正直地味ですが、ビジネス用途のPCということであれば、むしろこの地味さに好感が持てます。
500シリーズのMini-ITXのマザーボード自体数が少なく選択肢に乏しいですが、ビジネス用途ということであれば、このMSI H510I PRO WIFIを使って、仕事用PCを作ってみるのもいいかもしれません。
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