Razer Basilisk X HyperSpeedをレビュー!価格改定でコスパ最強に
2021年4月13日、ワイヤレスゲーミングマウスのRazer Basilisk X HyperSpeedが価格改定で安くなりました。
昔から購入を考えていたのですが、今回の価格改定がちょうど良いタイミングだと思い、Razer Basilisk X HyperSpeedを購入したのでレビューしたいと思います。
今回の価格改定により、ライバル機種のロジクールのワイヤレスゲーミングマウス、G603の値段とほぼ同等になりました。
Razer Basilisk X HyperSpeedとは
2019年11月、上位モデルの「Razer Basilisk Ultimate」、今回レビューする下位モデルの「Razer Basilisk X HyperSpeed」の2機種が同時に販売開始されました。※後に有線モデルの「Razer Basilisk V2」も販売されました。
Razer Basilisk X HyperSpeedの特徴は下記の通りです。
RAZER™ 5G 高性能オプティカルセンサー
他のワイヤレス技術に比べ 25% 速度向上を実現し、高速通信、低レイテンシーのクリック、ノイズやデータが過剰な環境でのシームレスな周波数の切り替えによりワイヤレスマウスを使用している感覚すらなくなることでしょう。また、デュアルモード設計のメリットとして、Bluetooth 接続に切り替えてバッテリーを節約することもできます。
https://www2.razer.com/jp-jp/basilisk-family
LIGHTSPEEDワイヤレステクノロジーとは
99.4% の追跡精度、最大 16,000 DPI の設計によるこのワイヤレスマウスのセンサーは、上位にランクインするために必要な精度と速度を実現しています。
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長時間のバッテリー駆動
Bluetooth モードの有効時、Razer Basilisk X HyperSpeed は最大 450 時間使用できます。ゲームの場合、Razer™ HyperSpeed ワイヤレス技術を使用して、超高速パフォーマンスで最大 285 時間のプレイを楽しむことができます。
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RAZER™ メカニカルマウススイッチ
高速・高精度のマウスクリックを可能にする設計のこれらのスイッチは、耐クリック回数 5,000 万回の耐久性を誇り、長くゲームを楽しむことができます。
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プログラム可能な 6 個のボタン
Razer Synapse 3ですべて構成可能な 6 つのプログラマブルボタンにより、マクロ機能と二次機能にアクセスして、さまざまな拡張アクションを簡単に実行できます。
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内蔵 DPI ストレージ
Razer Synapse 3 で最大 5 つのカスタム DPI ステージを事前設定し、その設定をどこでも呼び出せるため、どのような場所でも勝利に向けて完璧な体制を整えることができます。
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Razer Basilisk X HyperSpeedの仕様
サイズ | 130mm(長さ) x 60mm(グリップ幅) x 42mm(高さ) |
重量 | 83 g / 2.9 oz (電池を除く) |
センサー | ・True 16,000 DPI を実現した Razer 5G 高性能オプティカルセンサー ・最大毎秒 450 インチ / 40 G の加速度 ・クイック感度調節機能 (デフォルトのステージ:800/1800/3200/7200/16000) |
接続 | ・デュアルモードワイヤレス (2.4GHz および Bluetooth Low Energy) ・HyperSpeed Wireless 技術 (2.4GHz ドングルを使用) |
バッテリー持続時間 | 最大 285 時間 (2.4GHz) 最大 450 時間 (Bluetooth Low Energy) ※単三電池 |
ボタン | 個別プログラムが可能な6個のボタン |
スイッチ | 耐クリック回数 5,000 万回の Razer™ メカニカルマウススイッチ |
スクロールホイール | ゲーミンググレードのタクタイルスクロールホイール |
オンボードメモリ | オンボードメモリ プロファイル |
RGB ライティング | 非対応 |
Razer Basilisk X HyperSpeedの外観
Razer Basilisk X HyperSpeedの同梱物です。左からマニュアル、ステッカー、単三電池×1、本体です。
左サイドです。親指を置けるように出っ張っていて、かなり特徴的な構造をしています。滑り止めのラバーも配置されています。またサイドボタンが2つあります。
スイッチを左にスライドさせると2.4Ghz接続、右にスライドさせると、Bluetooth接続になり、真ん中にスライドさせると電源OFFになります。
カバーを外せるようになっており、そこに単三電池を入れます。またその横にはUSBアダプタを装着できるスペースがあります。
ホイール、ホイールスイッチは硬すぎず、軟らか過ぎずで、ちょうどいいです。チルトはありません。
Razer Basilisk X HyperSpeedを握ってみた
左クリックと右クリックの指を置く場所、つまり人差し指と中指の置き場所の傾斜がキツイので、かぶせ持ちは少しやりづらかったです。
逆に掴み持ちとの相性は抜群に良いです。親指、薬指、小指、手の平がガッチリとマウスを固定できるので、人刺し指、中指が動かしやすく、左クリック、右クリックがやりやすいです。
若干マウス自体が重いのもあって、つまみ持ちはちょっとキツイかもしれません。
Razer Synapse
またリフトオブディスタンスの距離を1mmか2mm、どちらかを選択できます。
パワーでは、スリープモードへの移行までの時間を設定できます。
Razer Basilisk X HyperSpeedの良かったところ
価格改定され安くなった
Razer Basilisk X HyperSpeedの価格改定前は約7000円でしたが、価格改定後は5500円前後まで値段が安くなり、買いやすくなりました。
ライバル機種であるG603の現在の価格が約5000円なので、ほとんど差がなくなりました。
必要十分な性能
重心にズレがない
単三電池がちょうど真ん中に装着されるので、重心によるズレが発生しません。マウスを左右に振ってもあまり違和感を感じることはないです。
Razer Synapseから自分好みのカスタマイズが可能
Razer SynapseでDPIの設定を調整したり、キーのカスタマイズなど、自分好みに設定できます。
滑り止めのラバーが標準でつけられており、しっかりマウスを握れる
細かな凹凸がついた滑り止めのラバーがつけられているので、滑ることなく、しっかりマウスを握ることが可能です。
Razer Basilisk X HyperSpeedの悪かったところ
上位機種に比べるとデザインが地味
上位機種になるとRazerロゴが緑色だったり、ホイールやサイドボタンが光ったりするのですが、Razer Basilisk X HyperSpeedの方は光ったりすることはなく、Razerロゴも輪郭のみなので、デザインは地味です。
まとめ
Razer Basilisk X HyperSpeedは価格改定され、以前と比べてかなり買いやすくなりました。5000円近辺のワイヤレスゲーミングマウスとしては、G603と並んでおススメできます。
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