KAZE FLEX 120 PWMをレビュー!さらなる静音性を実現
PCケースに標準でついているケースファンから静音ケースファンであるKAZE FLEX 120 PWMに交換して、静音性がどれくらい向上するのか調べてみました。
交換するケースファンは、静音PCケースのSilencio S400についているものです。このケースファンも一般的には静かな方だと思いますが、さらなる静音性を追い求めてみました。
購入したのはサイズのKAZE FLEX 120 PWM
静音性の高いPCケースファンの購入を考えたとき、真っ先に候補として考えたのはnoctuaのケースファンです。
noctuaのケースファンは風量の割に静音性が高いと評判だからです。おまけにデザイン性も高いです。
ただ値段が他社のケースファンに比べて倍くらい高いのでその点は微妙でした。
しかもデザイン性が高いといっても自分が使っているPCケースのSilencio S400だとサイドが透明ではないので、ケースファンが隠れてしまいます。それではあまり意味がありません。
noctuaをあきらめ、他の製品を探しているときに見つけたのがサイズのKAZE FLEX 120 PWMでした。
静音性を謳っているケースファンで、何より価格がnoctuaのケースファンの2分の1でした。ちなみにKAZE FLEXはCPUクーラーの虎徹 Mark IIのCPUファンにも採用されています。
KAZE FLEX 120 PWMの仕様
サイズ | 120 x 120 x 厚さ27mm |
接続 | 4ピン接続 |
ベアリング | Sealed Precision FDB(高精度密閉型FDB) |
寿命 | MTTF 12万時間 |
回転数 | 300 ~ 1200 ±10% rpm |
ノイズ・風量 | 4.0 ~ 24.9 dBA / 16.6 ~ 51.17 CFM |
定格電圧 | DC12V |
ケーブル長さ | 約50cm |
リブ | なし |
本体重量 | 約135g |
付属品 | 変換ケーブル(ファン用3ピン→ペリフェラル4ピン)、取付ネジ |
保証期間 | 1年間 |
KAZE FLEX 120 PWMの開封、外観チェック
KAZE FLEXには何種類かありますが、今回自分が購入したのは120mmのKAZE FLEX 120 PWMです。今回は前面ファン、背面ファンを交換予定なので2つ購入しました。
Silencio S400についているケースファン(写真左側)と並べて比較してみました。
KAZE FLEX 120 PWMはSilencio S400のケースファンに比べて、フィンの枚数が多く、また、防振ゴムのサイズも大きいです。
静音性チェック
次にKAZE FLEX 120 PWMの静音性の検証です。ファンの回転数は一番低く設定できる300回転まで落としました。
アイドル時の騒音は39前後を行ったり来たりでした。ケースファン交換後、実際に自分の耳で聞くと明らかに騒音が減ったと実感できます。
もしゲームなどでPCに高い負荷をかけたときにファンの回転数が低いと、冷却不足になる可能性があります。高い負荷をかけるときは一時的にファンの回転数を上げた方がいいかもしれません。
まとめ
やはりPCの騒音はファンの音をどれだけ抑えられるかが鍵になると実感しました。
あとは、静音性の高い電源への買い替え、CPUクーラーの交換(現在はリテールクーラーを使用)でさらに静音性が高められそうです。
ただ、もし静音性を追い求めるのなら、まずはケースファンの交換から始めてみることをおススメします。
導入コストも安いですし、効果がもっとも実感できると思います。
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