ノートパソコンを中古で購入する際、当然ながら種類も多く、選ぶのに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが中古のレッツノートです。今回は中古レッツノートをおすすめする理由とおすすめの中古ショップについて解説します。
レッツノートとは
レッツノートとは、パナソニックがビジネスユーザー向け販売しているノートパソコンのシリーズ名です。
法人用のノートパソコンとして、昔から愛用されており、Lenovoのthinkpadと並んで人気を二分しています。
中古レッツノートをおすすめする理由
比較的頑丈
レッツノートはとにかく頑丈さが特徴のノートパソコンです。
ビジネス用の机の標準的な高さは76cmなので、その高さからの落下はもちろん、満員電車でかかる100kgの荷重にも耐えられるように設計されています。
特に天板が特徴的なデザインをしており、これはボンネット構造と呼ばれています。自動車のボンネットのように折り曲げた構造を採用し、軽量化を実現しつつ、強度を増すことに成功しています。
中古市場に流れているレッツノートもこの頑丈さのおかげで、まだまだ現役で使えるものが多いです。つまり、中古ながら、故障のリスクは少ないということになります。
ただし、頑丈ゆえに酷使されやすく、天板の凹みや傷が多い個体も多いです。新品同様にきれいな個体はほとんどないということは、頭に入れておいた方がいいと思います。
持ち運びがしやすい
レッツノートの本体には軽くて丈夫なマグネシウム合金が使われています。おかげで持ち運びしやすいよう軽量化されています。
モデルによって重さは異なりますが、だいたい重さは1kg前後です。これくらいの重さであれば、十分持ち運び可能です。
中古価格が安い
レッツノートはコスト度外視でつくられています。そのため、新品の価格は他のノートパソコンと比べて圧倒的に高価です。例えばパナソニック公式のショッピングサイトで販売されているレッツノート見ると、おおよそ20万円から40万円くらいが相場です。
ただ、中古だと驚くほど安いです。僕が持っている、2016年に販売されたCF-MX5の新品価格は当時20万円~30万円しましたが、中古価格は約30,000円でした。
なぜレッツノートの中古はここまで安くなるのか、はっきりした理由はわかりません。ただ、レッツノートは企業で多く採用しています。
おそらくリースアップして、価値がほとんどなくなった個体を、中古業者が安くしかも大量に仕入れているのではと予想します。
インターフェースが充実
レッツノートは、ディスプレイ出力のアナログRGBや有線LANなど、他社のノートパソコンでは廃止されているインターフェースを比較的最近のモデルにも採用しています。
最近のトレンドとは逆行していますが、やはりインターフェースが豊富だと便利です。
バッテリーの交換が可能
中古ノートパソコンは大抵の場合、バッテリーが劣化しています。もちろん、中古レッツノートも例外ではありません。
ただ、レッツノートは、交換式のバッテリーを採用しています。しかも、本体背面からユーザーが簡単にバッテリー交換できるように設計されています。
レッツノートのバッテリーはAmazonなどで普通に売っています。それを自分で購入しさえすれば、簡単にバッテリー交換ができてしまいます。
キーボードが打ちやすい
レッツノートは、モバイルパソコンでありながら、比較的キーボードが打ちやすいです。キーが幅広くなっているという、いわゆる「リーフ型キーボード」を採用しているからです。角が丸くなっているので、キーの角に指が引っかからず、誤入力を防ぎやすいです。
おすすめのレッツノート中古ショップ4選
中古ノートパソコンを販売しているショップでは大抵、レッツノートを取り扱っています。そのため、購入先が多く、迷いがちです。
ここではレッツノートを購入するおすすめのショップを4つに厳選して紹介します。
Qualit
とにかく状態のいいレッツノートが欲しいのなら、Qualitがおすすめです。Qualitは横河レンタ・リース株式会社が運営する中古ショップです。
運営会社が法人向けにノートパソコンをレンタルしており、レンタルアップしたものを再生して販売しています。外観ランクの審査が厳格で、状態が良いものは本当に外観が綺麗です。自分自身も何回か利用していますが、どれも外観は綺麗でした。
また、中古ノートは基本的にバッテリーが劣化していますが、バッテリーテスト結果80%以上の商品も一部並んでいます。バッテリーの劣化が気になる方は要チェックです。
保証も12か月と長いので安心です。
ただ、レッツノートの在庫はつねに潤沢というわけではなく、人気の高いモデルは割と早く在庫がなくなるケースも多いです。本当に欲しいものがあれば、購入する決断を速めた方がいいかもしれません。
PC WRAP
中古ノートパソコンは当然ながら当たりはずれがあります。購入した中古ノートパソコンが酷使されている、いわゆる外れ個体だった場合、使用するにあたって不安はあります。
やはり、中古ノートパソコンは、保証期間が長ければ長いほど、安心します。そこで紹介したいのがPC WRAPです。
なんと保証期間は3年あり、業界最長です。
さらに、商品到着後、1週間以内なら、どんな理由でも一切の負担なく返品が可能な「わがまま返品サービス」もあります。中古ノートパソコン購入に不安を抱えているのならPC WRAPがおすすめです。
Be Stock
レッツノートの取り扱いがダントツで多いのがBe Stockです。
中古ショップの中にはレッツノートの在庫や取り扱いが乏しいところもあります。一方、Be Stockは2022年7月現在、約200ほどの中古レッツノートの取り扱いがあります。
どうしても欲しい型番のレッツノートがあれば、まずはBe Stockから探してみることをおすすめします。
また、Be Stockは総合ランクのほかに画面ランクも記載しているので、個体の状態がつかみやすいです。また、備考欄にその個体がどんな状態なのか、詳しく記載されています。
保証も1年間と長いので安心です。
Amazon
中古ノートパソコンのおすすめショップなのに、Amazonがあって、戸惑っている方もいるかもしれません。
実はAmazonはAmazon Renewed(Amazon整備済み品)で中古ノートパソコンの取り扱いをおこなっています。Amazon renewedは新品同様に見えるように、Amazon認定出品者により整備された再生品のことです。比較的状態の良い個体も多いそうです。
最低180日の返品保証もつくので安心です。
Amazon整備済み品のレッツノートの取り扱いも多いです。
まとめ
レッツノートは新品で買うと、とんでもなく高価ですが、中古だと驚くほど安いです。状態のいい、いわゆる当たりの中古レッツノートだと、かなりお得感を感じると思います。
もちろん、中古パソコンということで、外れを引く可能性も十分あるので、不安を感じている方もいるかと思います。ただ、最近の中古ショップは保証が手厚いので、ある程度、不安を取り除いてくれます。
新品と比べると、100%安心とまではいいませんが、少なくとも昔よりは抵抗感を感じることなく、中古パソコンを購入しやすくなっていると感じています。
コメント